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(ファーブラ・フィクタイズム3)【ウルティムス・ヴィクートリア】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編028/【努追 卯月サイト0】/友達妖精ゲット2

 【卯月】と【道化族】の【女道化師/ピエレッタ風妖精】/【ピエレッタのエレッタ】の会話は続いている。

 【エレッタ】の【道化族止めた方が良いのか・・・って・・・】と言う言葉に対して【卯月】は、

「え?

 【道化族】って止められるの?」

 と聞いた。

 【エレッタ】は、

『うん・・・

 止めて他の【一族】になろうと思ったら、なりたい一族を司る【クラスチェンジツリー】の実を食べてその【クラスチェンジツリー】の【枝】に3日3晩なれば、その【枝】から生まれ直す事が出来るよ。

 でも、【生涯7回】しか出来ないから慎重に選ばないと・・・

 私、【道化族】に向いてないって言われているから、【クラスチェンジ】・・・考えていて・・・

 でも怖いし・・・

 私、初めてだから・・・

 怖い・・・

 怖い、怖い、怖い・・・

 不安で押しつぶされそう。

 怖い・・・

 涙が出る・・・

 貴女もやっぱり、私が、【クラスチェンジ】した方が良いと思う?』

 と言った。

 【卯月】は、

「ううん、全く思わない。

 貴女は【クラスチェンジ】を考えているのかも知れないけど、【卯月】は、貴女の事、【道化族】の女の子だと思って声を掛けたの。

 だから、【道化族】を止めるって言われても【卯月】は正直、賛成出来ないよ。

 【道化族】の【エレッタちゃん】として出逢ったのに、それを止めるなんてあり得ないよ。

 【卯月】は、【道化族のエレッタちゃん】を知りたいと思って声を掛けたの。

 それは、【道化族】のままでも貴女はとってもチャーミングで魅力的だって事だと思うよ。

 何で止めたいのかわからないけど、まだ、決断するのは早いと思う。

 もちろん、【クラスチェンジ】を決めたとしても、【卯月】は【エレッタちゃん】とお友達になりたいと思う。

 【道化族】とか関係なく、貴女に好意を持っているから。

 でも、怖い思いをしてまで【クラスチェンジ】をしようとしている女の子にした方が良いとは言えないよ。

 【クラスチェンジ】を選ぶにしてももうちょっと待って貰えないかな?

 【卯月】で相談に乗れる事は乗るからさ。

 そもそも、【道化族】らしいってなんだろうね?

 【卯月】はさ、【パフォリス】って言う【表現者】を目指しているんだけど、【パフォリス】を作った【おばさま】の【姪らしく】って思っていたんだけど、【おばさま】に

 『らしくある必要はない。

 あんたはあんたでいろ』

 って言われたんだよね。

 つまり、【道化族】らしくないとしても【道化族】を止めなきゃならない理由にはならないと【卯月】は思うんだ。

 【道化族】らしくないなら、逆に個性があって良いと思う。

 だって、他の子には無い魅力があるって事でしょ、それって。

 ・・・【卯月】はそう思うなぁ~。

 ね、もうちょっと話してみない?」

 と言った。

『私・・・

 【道化族】・・・止めなくて良いの?』

「それを決めるのは【エレッタちゃん】だけど、【卯月】は全然良いと思うよ。

 ねぇねぇ、【道化族】ってどういう【妖精さん】なの?

 それ、聞きたいなぁ~」

『でも、私・・・

 【道化族】らしくないし・・・』

「じゃあ、【エレッタちゃん】はどういう【妖精さん】なの?

 それを教えて欲しいな」

『私・・・で良いの?

 普通の【道化族】と違うんだよ?』

「うん、良いよ。

 そっちの方がどっちかというと聞きたいな。

 一般的な【道化族】と違うっていうなら、【道化族】の事、聞いても仕方ないし、【エレッタちゃん】の事の方が知りたいよ」

『ふぇ・・・

 ありがと・・・

 ホントにありがと。

 私を認めてくれて』

「認めるとか認めないとかないよ。

 【卯月】は、【エレッタちゃん】とお友達になりたいの。

 【道化族】のままで居るのに【卯月】の許可なんかいらないよ。

 それに、初めから認めているけどね。

 だから、声を掛けたんだし。

 ねぇねぇ、もっといっぱい話そうよ。

 もっと仲良くなりたい」

『うん・・・

 そうだね・・・

 そうなんだね・・・』

 と言う話になった。

 【卯月】は、【エレッタ】に何かして欲しいと頼むのを止めた。

 友達だったら、頼まなくても自然に助け合うものだ。

 彼女はそう思ったのだった。

 だが、これで、【友達妖精】、1人、ゲットとなったのだった。

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