プロローグ編028/【努追 卯月サイト0】/友達妖精ゲット2
【卯月】と【道化族】の【女道化師/ピエレッタ風妖精】/【ピエレッタのエレッタ】の会話は続いている。
【エレッタ】の【道化族止めた方が良いのか・・・って・・・】と言う言葉に対して【卯月】は、
「え?
【道化族】って止められるの?」
と聞いた。
【エレッタ】は、
『うん・・・
止めて他の【一族】になろうと思ったら、なりたい一族を司る【クラスチェンジツリー】の実を食べてその【クラスチェンジツリー】の【枝】に3日3晩なれば、その【枝】から生まれ直す事が出来るよ。
でも、【生涯7回】しか出来ないから慎重に選ばないと・・・
私、【道化族】に向いてないって言われているから、【クラスチェンジ】・・・考えていて・・・
でも怖いし・・・
私、初めてだから・・・
怖い・・・
怖い、怖い、怖い・・・
不安で押しつぶされそう。
怖い・・・
涙が出る・・・
貴女もやっぱり、私が、【クラスチェンジ】した方が良いと思う?』
と言った。
【卯月】は、
「ううん、全く思わない。
貴女は【クラスチェンジ】を考えているのかも知れないけど、【卯月】は、貴女の事、【道化族】の女の子だと思って声を掛けたの。
だから、【道化族】を止めるって言われても【卯月】は正直、賛成出来ないよ。
【道化族】の【エレッタちゃん】として出逢ったのに、それを止めるなんてあり得ないよ。
【卯月】は、【道化族のエレッタちゃん】を知りたいと思って声を掛けたの。
それは、【道化族】のままでも貴女はとってもチャーミングで魅力的だって事だと思うよ。
何で止めたいのかわからないけど、まだ、決断するのは早いと思う。
もちろん、【クラスチェンジ】を決めたとしても、【卯月】は【エレッタちゃん】とお友達になりたいと思う。
【道化族】とか関係なく、貴女に好意を持っているから。
でも、怖い思いをしてまで【クラスチェンジ】をしようとしている女の子にした方が良いとは言えないよ。
【クラスチェンジ】を選ぶにしてももうちょっと待って貰えないかな?
【卯月】で相談に乗れる事は乗るからさ。
そもそも、【道化族】らしいってなんだろうね?
【卯月】はさ、【パフォリス】って言う【表現者】を目指しているんだけど、【パフォリス】を作った【おばさま】の【姪らしく】って思っていたんだけど、【おばさま】に
『らしくある必要はない。
あんたはあんたでいろ』
って言われたんだよね。
つまり、【道化族】らしくないとしても【道化族】を止めなきゃならない理由にはならないと【卯月】は思うんだ。
【道化族】らしくないなら、逆に個性があって良いと思う。
だって、他の子には無い魅力があるって事でしょ、それって。
・・・【卯月】はそう思うなぁ~。
ね、もうちょっと話してみない?」
と言った。
『私・・・
【道化族】・・・止めなくて良いの?』
「それを決めるのは【エレッタちゃん】だけど、【卯月】は全然良いと思うよ。
ねぇねぇ、【道化族】ってどういう【妖精さん】なの?
それ、聞きたいなぁ~」
『でも、私・・・
【道化族】らしくないし・・・』
「じゃあ、【エレッタちゃん】はどういう【妖精さん】なの?
それを教えて欲しいな」
『私・・・で良いの?
普通の【道化族】と違うんだよ?』
「うん、良いよ。
そっちの方がどっちかというと聞きたいな。
一般的な【道化族】と違うっていうなら、【道化族】の事、聞いても仕方ないし、【エレッタちゃん】の事の方が知りたいよ」
『ふぇ・・・
ありがと・・・
ホントにありがと。
私を認めてくれて』
「認めるとか認めないとかないよ。
【卯月】は、【エレッタちゃん】とお友達になりたいの。
【道化族】のままで居るのに【卯月】の許可なんかいらないよ。
それに、初めから認めているけどね。
だから、声を掛けたんだし。
ねぇねぇ、もっといっぱい話そうよ。
もっと仲良くなりたい」
『うん・・・
そうだね・・・
そうなんだね・・・』
と言う話になった。
【卯月】は、【エレッタ】に何かして欲しいと頼むのを止めた。
友達だったら、頼まなくても自然に助け合うものだ。
彼女はそう思ったのだった。
だが、これで、【友達妖精】、1人、ゲットとなったのだった。




