プロローグ編026/【努追 卯月サイト0】/【ん~ざぶろう】のお薦めは?2
【卯月】は、
「その種族はどういった特徴を持つんですか?」
と尋ねた。
【ん~ざぶろう】は、
『そうだべなぁ・・・
【お店】を持っている【商人族】は、余っている商品を時々くれたりするからお得感があるだべなぁ。
【不思議】な力を持つ動物【珍物族】は、とにかく可愛いっぺよ。
見たり触ったりすると癒されるっぺよ。
【不思議】な力を持つ道化【道化族】は、色々おかしな事をしたりして笑わしてくれるっぺよ。
【芸術】に特化した【芸能族】は、あんたのやろうとしている事のアドバイスをくれたりするんじゃないっぺか?
神仏や聖なる存在を司る【神聖族】は、神様や仏様の化身だっぺよ。
だから、認めて貰えたら【加護】とか与えてくれたりするっぺよ。
奇跡や運勢を司る【運命族】はあんたの運勢を見てくれたり、奇跡をたまに起こしてくれるっぺよ。
だからお薦めだっぺよ』
と答えた。
【卯月】が、
「なるほど・・・
【お店】を持っている【商人族】、
【不思議】な力を持つ動物【珍物族】、
【不思議】な力を持つ道化【道化族】、
【芸術】に特化した【芸能族】、
神仏や聖なる存在を司る【神聖族】、
奇跡や運勢を司る【運命族】、
ですね?
ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
じゃあ、失礼しま・・・」
【・・・す】と言い終える前に、【ん~ざぶろう】は、
『・・・待つっぺよ』
と言った。
「え?
な、なんでしょう?」
『あんた、おらに情報聞いておいて、それで終わりにするっぺか?』
「え?
それはどういう?」
『して貰ったら何かするのは当然だっぺ。
おらから情報聞いたんだから、おらのために働くだっぺよ』
「え~?」
『ギブアンドテイクって言葉を知らないっぺか?』
「え?あ・・・
そ、そう言えば、書いてた・・・
ご、ごめんなさい。
【卯月】、てっきりただで教えてくれると・・・」
『情報は財産だっぺよ。
ただで教える訳ないっぺよ。
さぁ、わかったなら、まずはおらの肩でも揉むっぺよ』
「か、肩・・・ですか?」
『そうだっぺ。
最近凝って仕方ないっぺよ。
あ、そこそこ・・・
そこをもっとぎゅっとするっぺよ』
「こ、こうですか?
お父さん以外にしたことなくって・・・」
『いい線行ってるっぺよ。
【物知り族】は肩こりが多いっぺ。
知っておくといいっぺよ』
「あ、はい」
『これでまた貸しが1つ増えたっぺな。
たっぷりこき使ってやるから覚悟するっぺよ』
「ひぃぃ~。
そんなぁ・・・
今のは貴方が勝手に・・・」
『【物知り族】は教えたがりだっぺよ』
「知識の押し売りじゃないですかぁ~」
『うるさいっぺよ。
じゃないとまた、情報を増やすっぺよ』
「か、勘弁してくださいよぉ~
(また、変なのに捕まっちゃったみたいだなぁ・・・)」
と言う話になった。
結局、30分以上、【ん~ざぶろう】に捕まっていた【卯月】だった。




