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4話 リセット


4話 リセット


…。


時間が経った様だ。


俺は作業の続きをしていた。


途切れた後、作業する事が

当たり前という感覚に陥った。


なんと言えばいいか…、

そう、思考をリセットされたかの様だった。


ただ、思考を取り戻すのに

時間はかからなかった。

道具だ、道具を見ていると、あのときの衝撃と

ともに断片的にチラつく。


恐怖、不安、焦りといった感情だ。


俺は気をつけながらその場を離れる。

…今度は誰にも見つからない様に。



見た事はないが理解できる廊下、部屋。

それらを通り過ぎた。

繰り返した生活圏の外に初めて出たのである。



とはいえ、分かれ道などなく、長い廊下の先にドアが

あっただけである。


ドアを開けると、

そこは暗い部屋であった。


入ると平衡感覚が狂いそうになる程の闇。


突然、電飾掲示板でもあるかの様に文字の羅列が浮かぶ。

いや…文字ではない、…数字だ。

数字が並んでいる、延々と。


ただ俺には何故か文字としても読み取れた。


…恐怖心と不安が蘇る。

足がすくんだわけではない、

しかし、動けなかった。


…。

…。

背後に衝撃が走る。

プッ…。


最後に視界に入ったのは、あの人物であった。











最後までご覧いただきありがとうございます。


noteにも同作を挿絵付で投稿しております。

note: https://note.com/tomi3515

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