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私の僕のはるか

小さい頃の僕は、一人ぼっちだった。


その時の僕はまだママだけが唯一の理解者だった


「きょうね100点とったんだー」


「まーえらいわね!じゃあ今日ははるかの好きなハンバーグにしようか」


「うん、やったー」


頑張っても頑張らなくてもほめてくれるママ、なんでも優しく受け止めてくれる


だから勉強も頑張った


はるか「はいっ」


先生「はい、はるかさん」


はるか「わたしは答えは56だと思います」


先生「はい、せいかーい!みんなもみならってー」


僕はいろんな人に褒めてもらえるのがうれしかったんだ、だからなんでも一生懸命した


けれど


はるか「みんなで集まって勉強会しよ!」


「おまえ、勉強するひつようねーじゃん」「はるかちゃんとするといつもわかんないこといってくる」「せんせいのごきげんとり」「大人とすればいーじゃん」


小学校の勉強で分からない様な授業は無かった、多くの先生たちは僕のおじいちゃんが有名な研究者だったからか僕を特別扱いした、それに反して同級生たちは僕を異端扱いした、よくある子供達の悪意無き残酷な光景、そのころから僕は変わっていった


「僕と遊ぼうよ」


「わたしと遊んでくれるの」


「じゃあ、僕と探検しよう」


「分かった!!」


友達の様な会話、自分自身だけの会話だ、私は僕の中にもう一人の僕を作り上げた、自分を守るために


人と対話するときはもう一人の僕が相手をするようになった


「はるかちゃんすごーい」


「そうだろ、僕はすごいんだ!」


「はははは、はるかちゃん変わったね、おもしろい」


「はるかちゃん、わたしとも遊んでよ」


「何言ってんだよ、はるかは俺たちと遊ぶんだ、なッはるか!!」


一躍人気者の仲間入りを果たした



一人の時のわたしはもう一人の僕と対話した


「あんなに避けられていたのにすごい」


「そうさ、あんなガキどもなんて僕にかかれば簡単さ」


「私の代わりに話してくれてありがとう、私はいらない」


「そんなことないさ僕にとって本当の友はきみさ」


そのころからか僕の中の本当の私はほとんど表に出てこなくなった


僕はただの代わりなのに本物がいなくってしまうなんて、ママが知ったらかなしむだろう


今度は僕が私を演じなければならなくなった。


僕は・私は 

誰だ?




























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