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憎しみの連鎖

【夜の学校男子トイレ前の廊下】


カツンカツンカツン(歩く音)


ピッ(監視カメラを止めるボタンを押す音)


カツンカツンカツン(歩く音)


カチャカチャ(鍵を開ける音)


ギィーーーーー(ドアが開く音)


「はるか・・・なぜ・・気が付いてしまったの・」


階段を下りていく


【コンピュータが壁一面に配置されているコントロールルーム】


モニターにまなみの映像が映る


「ついに見つけた」


電話を掛ける女


「ついに発見しました、データが偽装されていたと考えられます」


データを確認しながら話す


「しかし、上手くいきすぎているような気がします、まるで誘導されているような気が」


電話を切る


「どうすればいいの?・・・・・お母さん」


回想

私は早くにはるかを産んだ


私の父と母は医者だった、父は早くに亡くなった、母は特殊施設の医師だった。 


父が早くに亡くなっていて二人きりだったけれど、寂しくはなかった。


なぜなら母がいつもそばにいてくれた。


「ただいまー」


「おかえりなさい」


「お母さん!お母さん!今日はねこんな事があったんだよ」


「落ち着いてしゃべりなさい」


「それでね、こんどはね」


いつもこんな調子で私が帰るときにはいつも家にいて迎えてくれた


母が仕事で遅くなる時もあった


そんなときは、いつもおやつ代わりにパンを焼いてくれていた


ふわふわで甘くて優しいパン


「おおきくなったらお母さんのこのパンを作れるようになってお店をするんだ」


「そんなに好きならうんと作ってあげないとね」


女で一つで育てるのは大変だったと思う


でも楽しい時間ばかりだった、そしてついに


わたしは学校を卒業するとパン屋を開いた


そして結婚して子供が出来た


いろいろな事が順調だった、あの日


「いらっしゃいませ」


男女が来店する


「おいしそう」


二人でたくさんのパンを選んでいく


たこ焼きパン、レーズンシュガーパン、ごぼうパン、目玉焼きトースト


トレイにたくさん載せていく


お母さんが考案したパンをみんなに食べてもらえることはすごくうれしい


その男女は会計を済ませて外に出ていった


かえったらお母さんにいっぱい買ってもらった事を話そう


次の日


いつまでたってもお母さんがかえってこない


そして電話が鳴る


「おかあさんが??まさか???」


遺体安置所につくと、お母さんが目をとじて横になっていた


声がでない、涙もでない・・理解できない・・・・・・死んでる????なんで???


私の横でしらないおじさんがなんか言ってる


「残念ですが・・・事故で・・・実験中の・・・・本当に・・・と言っていいか・・」


うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい


なんだ実験って?




















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