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関係

翌日の部室

「わが部もこれで3人になった、大変よろこばしい」


テーブルに腰掛ける二人、二人の向かい側には黒板と部長


「えっ部長だけだったんですか?」


「去年までは3年が4人いたんだけど卒業して、廃部になるかもとひやひやしていたんだけど君たちが来てくれたおかげで存続できたんだ、そうさ選ばれしものたちよ」

両手を空にかざす


「選ばれたというより、誰でもよかったんじゃ?」


「話は変わるけれど、我が部は簡単に言うとなんでも屋だ、依頼を生徒や教師、地元のおじちゃんなどから受けて、それをコンピュータを使用して解決する部、それが正式名称『コンピューターをつかって生徒やみんなを幸せに導く研究をする部』、略して『コンピ研』さ」


「さっていわれても」


「早速だが、今日の議題はこれだ」


部長は黒板にチョークで何かを書きだした


「資金…不足に・・よ・・りお金を・・かせぐ・・・ほうほう・・・」


「資金不足によりお金を稼ぐ方法?」


「そうだ、わが部は今資金難にある、それを解決すべく諸君達と熱い議論を交わしたい」


「資金難?だって研究維持費用は学校の経費で賄われているって聞いたけど」


「研究をするためには維持だけではダメなんだ、昨日言ったマラソン大会、あれを使用するだけでも測定器具、判定装置、GPS機器、レーダー使用料金ざっと3万円はする、それだけじゃない社外人件費、燃料費、お菓子代金、ジュース代、欲しかったアイドルの映像コンテンツ、旅行費などがかかる総額7万円」


「最後の方、私利私欲まみれじゃない?」


「良い研究にはリスクがつきものなのさ」


「旅行行きたーい、ゆずきもいきたいでしょ?」


「ほら見ろ、ゆずき、まなみも行きたがっているだろ」


「それで、どうするんですか?」


「わからない!!だからみんなで会議をするんじゃないか!」


「今までの先輩方は何をしていたんですか?」


「そうだなー、イベントごとに例えば体育祭でアイス屋、文化祭ではおでん屋などをだして経費を稼いでいた」


「じゃあ、それらを今年もするんですね」


「いったじゃないか、資金難だって」

部長の後ろの棚に並ぶフィギアやアイドル映像コンテンツが見える


「それらにお金を使用していないですよね」


「ふんふんふんーーん」

とぼける部長


「だって限定だよ、今であった時が運命なんだ」


「わかるぅー」


「まなみはだまってて、これらは売りますから」


涙目になる部長


「ぼっぼくは部長だぞ」


「だからなんですか?」


態度を変える部長


「許してくれよ、冗談じゃないか、僕の命なんだ、かぞくなんだぁ」


泣きながら、しがみついてくる部長にしぶしぶ


「分かりました、じゃあ本気でかんがえてくださいよ」







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