入部
部の活動について話し出す
「そうだなーたとえば、マラソン大会が12月にあるんだ」
「へーマラソン大会があるんですか?大変ですね」
「何言ってるのよ、まなみ私たちも全員強制参加よ42.195Kmを走るのよ」
「えー」
「この学校の伝統だよ、何にも負けない忍耐を作るとかで僕も去年走ったよ」
「すみません、話の途中で」
「ああっそうだった、それでね走ると喉が渇くだろ?だけど誰がどこでどのくらいってわかるかい?」
「あっ分かった、その喉が渇いたときに塩分量や水分量をその人に合わせてつくるんじゃないですか?」
「それもしているよドリンクはA,B,Cがあってね、さらにそれぞれ量と濃度が違うものが3種類」
「そうですね、通常のマラソンでもドリンクの持ち込みや、距離が決まっていたりするみたいですね」
「へーそうなんだー、ゆずきは色々しってるね」
「でも、実際には想定に従って給水をしているんだ、選手のその時の判断、体の温度を下げるためなどにね」
「ただ飲んでるだけじゃないんだ」
「それをそれぞれ独立してすべての選手に対してリアルタイムで体温や塩分量、疲労度などの計測を行い給水所などで予測して、最適な行動を促したり、最適な食品や飲料を渡すことにより最善を導いていくんだ、そうすると水分と栄養とあれやこれやとしなくても良くなるんだ、でもこれをしているのは一部の生徒だけだけど」
「なんか難しそう」
「それに加え、メンタルコントロールもしているんだこれは日常においても一部の生徒は1か月前からしている、今日は何キロメートル走って、何を食べる、この本を読んで、このテレビを見てとか、これくらいの時間に眠るとか、あらゆる事を管理される」
「ストレスがたまりそう」
「それが、そうでもないみたいなんだ自分は何も考えずに支持された事をするだけだし、自分が好きな事ばかり結果的にすることになる、そのため管理されたほうが精神的に楽らしい」
「なんだか、機械の言いなりになってる様な、しかもそれって・・・自分である必要があるのかな?」
「難しい問題だね、管理されているという点においては柵の中の動物のようだけど、自分の目標の為だともいえる、それを追求した結果が管理されるという事、自分で望んで行動を管理されるんだ自分の意思そのものだともいえるよね」
「楽して出来るんなら、それでいいよね」
「まなみ・・・」
「だって、自分だけじゃできない何て事いっぱいだし、なーんにも考えないでいいなら幸せなんじゃない」
「ストレスを感じたとしても自分の好きな事以外の事も出来るようにならないと、出来なかったとしても、その経験で人間は成長すると私は思う・・」
「ごめん、ごめん、難しい事を言ったつもりはないんだ、そこまで本気で考えてくれてありがとう、でももっと簡単でいいと僕は思っている」
「誰よりも早く走りたい」「誰よりも頭が良くなりたい」「誰よりももてたい」「誰よりも将棋がつよくなりたい」
「いろんな事を楽しく、みんなで考えて一つの手段としてこの手段もあるくらいでいいんじゃないかな、でもたのしそうだろ」
ふたりはうなずく
「入部届書いといたから」
笑いながらも目が本気の部長




