表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/277

第82話□王女達の悪魔捜索

まだまだ暑い日が続きますね。よろしくお願いします。

アレキムリア聖王国西


「ゲオーガ様大丈夫ですか?」


「体は大丈夫だ。もう治った。しかし変身ができないし毒が吐けない!これは聖女の仕業だな!おのれ〜」


ガルコーンの奴は腕を消されたようだ。こいつの力だと元に戻るにはしばらく時間がかかるだろうな。


それにしても聖女が襲ってくるとは思わなかった。油断ならぬ奴だな。この国を乗っ取ろうと思ったが無理なようだ。もう少し西へ行ってみるか。


「これからどうしますか?」


「うむ。まずは何処か拠点になる場所を探すことからだな」


「分かりました」


アレキムリア聖王国王宮


「聖女様この度は悪魔王の撃退誠にありがとうございました。我々は全く気がついておりませんでしたのでありがたい限りです」


「いえ2人を送ってきたついでに攻撃しただけですので··········取り逃がしてしまい申し訳ないです。ですが少なくとも毒は吐けなくなってると思います」


「そうですか。弱体化させたのであれば本当にありがたいです。私たちは西側のパトロールを強化して悪魔王を発見するつもりです」


「私も協力いたします」


この方がこの国の王女様か。なかなか聡明そうな方だな。私を見下したりするような態度は全く見えない。 むしろ好感が持てるわ。


「そうだ!聖王女様にはとてもいい贈り物をもらいましたのでよかったら、お返しに私のゴーレムをお分けします」


「ありがとうございます!悪魔王撃退の助けになります」


その後王宮の外に出てゴーレムを渡す事になった。ワイバーンゴーレム2体と地竜ゴーレム2体とフェンリルゴーレム2体とレッドドラゴンゴーレムを1体渡した。


「こ、これはなんと大きいゴーレムでしょう!本当に魔力なしでも動くのですか?」


「はい。魔鉱石を使ってありますので命令さえすれば動きます。聖王女様の魔力を流してくれればさらに万全になります」


私はこの聖王女ゼエルさんが気に入ったのでこれからも友好を結ぶべくゴーレムを7体あげた。


このゴーレムを使って悪魔王に対抗してもらえれば良いと思っている。


確かこの西にももう一つ国があったはずだ。モルダスター魔導王国だったかな?魔法が発展している国と言ってよいだろう。


「聖王女様。西のモルダスター魔導王国には連絡をされたのですか?」


「聖女様。もう私の事はゼエルとお呼びください」


「そうですか。それでは私の事もセイと呼んでください」


「モルダスター魔導王国の第一王女は私の友人です。すでに連絡はしてありますわ」


「それならひとまずは安心ですね。私は病院がありますので一度失礼しますね。何か進展がありましたら冒険者ギルド通信でお知らせください」


「分かりましたわ」


悪魔王は取り逃がしてしまったが ジャッジメントで毒は吐けなくなってるはずなのでまずまずの成果と言えるだろう。


部下がいるとは思わなかったけどあの調子なら他にもいると思われるので要注意だわ。私は転移でリンドブルム平原に戻って来た。


次の日アレキムリア聖王国西国境付近


私はモルダスター魔導王国第1王女ジャスティン·モルダスター。16歳で魔道具研究をしている。


うちの国は魔法関係が発達しているが私はその中でも魔道具の開発に力を入れている。私の作る魔道具は性能がいいのでかなり役に立ってると言っていいだろう。


今日は悪魔王がこちらに逃げたから合同で調査しようとゼエルから申し込まれた。あの娘が合同でなんて珍しいわね。いつも自分の騎士達を使うのに?


「久しぶりねジャスティン」


「え?」


ゼエルは馬車ではなくフェンリルに乗っていた。よく見るとこれはゴーレムなのかな?凄い!全長5メートルほどあるがこれほど力強いゴーレムを見たことがない!


周りを見るとワイバーンに乗っている者が2人、あれは地竜かしら?それに乗っている者も2人いる。これはどうなっているのかしら!うーん。欲しいわ!何としても欲しいー!


「そのゴーレムはどうしたの?アレクムリア聖王国で開発したの?」


「違うわよ。これはオスタルコル帝国に住んでいる聖女様にもらったのよ!」


聖女!それは魔王軍四天王を2人倒していると言う聖女ね。確かに 聖女はゴーレムを使うと聞いたことがあるわ。それがこれだったなんて!す、素晴らしいわ!


「むふふーん。羨ましい?」


「う〜ん!欲しい!欲しいわー!」


ゼエルがマジックバッグから出した巨大ドラゴンゴーレムを見て私はその場に座り込んでしまった。こんな巨大な物を作れるなんてなんて素晴らしいの!このドラゴンゴーレムには継ぎ目が見当たらないわ!一気に作ったってことなのかしら!


「でもこれは聖女様にいえセイに心配していただいてもらったものだからあなたにあげることはできないわ。悪魔王が現れたらこちらに手を貸してくれることになっているわ」


「セイ?名前で呼び合うなんてずいぶん 親しくなったのね?」


つまり聖女様と親しくならなければもらえなかったということね。是非ともお会いしてこのゴーレムの作り方を教えていただきたいわ。


「ゼエル様!国境南の山荘で怪しい生物を多数発見しました!」


「悪魔王の配下かもしれないわ!確認しに行きます!」


国境の南なので私も一緒に確認しに行くことにした。悪魔についてはゼエルの方が詳しいから当てになるわ。


南に向かうのにフェンリルゴーレムに同乗させてもらった。このゴーレムは生きているような感覚を覚えるわ。だけど硬くて力強いわね。


30分後国境付近


山荘の近くまで行ったら黒っぽい人型の生き物が多数うごめいているのが見えた。あれは何かしら?頭に2本触覚のようなものが生えてるわ。黒い羽と黒い槍を持っている。気持ち悪いわね!


「ねえゼエル。あれは何かしら?」


「あれは下位の悪魔ね。聖典に出ている悪魔の下僕にそっくりだわ!間違いない!ここに悪魔王がいるわね!早速聖女様に連絡を取りましょう」


おーこれで私も聖女様に会えるわ。このゴーレムの作り方を教えてもらえるかもしれないわ。

いつも読んで頂きありがとうございます。面白いなと思ったらいいねやブックマークや評価をお願い致します。もらえると励みになりますので よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 贈り物の宝石すごく喜んでそう!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ