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【選手インタビュー】 麗艶編

 私は格闘技ライターの松本豪。

 今回は、現RFCストロー級王者、麗艶選手へのインタビューだ。


 彼女は格闘技以外の仕事もたくさん抱えている。

 多忙ななか、しかもアスカ選手とのタイトルマッチを控えているなか、快くインタビューに答えてくださった。


「麗艶さんはこれまで二〇戦無敗という輝かしい成績を残してこられましたね」

「そうね。しかも一八の一本勝ち。こんな選手滅多にいないわよ」


「さすがです。秘訣というのはあるでしょうか」

「練習を闇雲にするだけじゃなくて、自分なりに考えて創意工夫をすることかしら。あとは適度に息抜きをすることね。ずっと気を張っているといつか息切れしちゃうから」


「麗艶さんは、現在ジムの経営とモデル業もされていますが、練習に支障はないのでしょうか」

「スケジュールはぎしぎしだから、決して楽ではないけれど、その分練習の密度を濃くしてやりくりしているわ」


「チャンピオンになった後のモチベーションの維持は大変ではないでしょうか」

「そうでもないわ。私がチャンピオンになることは天によって決められていたから。約束されていたのよ。だからチャンピオンになるというのは私にとってゴールじゃないわ」


「では麗艶さんにとってのゴールとは何でしょうか?」

「たとえばボクシングのロッキー・マルシアノのような、レジェンドになること。無敗のまま引退というのが理想ね。総合格闘技の歴史に名を残したいわ」


「挑戦者のアスカ選手への印象をお願いします」

「良い選手だと思うわ。アマチュアでは一敗しているけど、プロでは私と同じ無敗だし、打撃、組み、寝技、どれも高いレベルにあるわ。ただ、経験年数が私とでは違いすぎる。その違いが私に有利に働くわ」

「アスカ選手は最終目標をアルティメットフォースとしていますが、その件についてはどう思われますか?」

「好きにすればいいと思うわ。私に負けたとしても、いずれは彼女なら行けるでしょうよ。ただ、遠くばかり見て、目の前の障害をおそろかにしてたら痛い目を見るとだけ伝えたいわ」


「最後に、麗艶選手にとって格闘技とはどういったものでしょうか?」

「セックス以上の快感」


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