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【選手インタビュー】 九条セイラ編

私は松本豪。格闘技ライターだ。

本日お届けするのは、現ストロー級王者である麗艶選手の秘蔵っ子、九条セイラ選手へのインタビューだ。

ちなみにセイラ選手が、山本ヒナ選手との試合を終えて一週間が経った頃のものだ。

早速、ヒナ選手との試合を振り返ってもらった。


「私は映像で拝見したのですが、あの試合はどちらが勝つか最後まで分からず、名勝負でした」

「センキュ。悔しいですが、すがすがしい気持もありまーす」

 嘘ではないだろう。セイラ選手は笑顔で応えてくれた。


「失礼ですが、以前のインタビューではもっとこちら側を突き放すようなといいますが、ギラついたといいますが、そのような感じがあったのですが、いい意味で柔らかくなった印象を受けます」

「褒められているのかわからなーいですが、まあ麗艶さんのときと同じでーす。自信満々の鼻をへし折られまーした」


「たしか最初にチームアナコンダの門を叩いたとき、麗艶さんにガチスパーを挑んだとお聞きしています」

「イエス。私、総合始める前、ボクシングやっていてアマチュアですが、四戦全勝。その自信を持ったまま挑んで、見事にぼこぼこに圧倒されました。あのときと今回とで、自信は大事だけど、相手を下に見たり、自分を過信しすぎるのはよくない学びました」


「山本ヒナ選手の印象をいかがでしたか?」

「強いハート。タフネス。慢心ではないですが、トータルの技術としては私のほうが優れてた思います。でもそれを上回る打たれ強さ、何より心の強さを彼女から感じました。負けた悔しいですが、あの闘い方は私にはできないので、すごい思います」


「今後、ファイトスタイルを変える予定はありますか?」

「ノー。私、打たせずに打つ闘い徹底します。総合、タックルあるからすべての攻撃をかわすの難しい。そのなかでも攻撃受ける数を減らし、ダメージを最小限にしたい思います。ファイトスタイルこのままで、強くなります」


「お父様の影響でしょうか?」

「イエス。父を反面教師としてます。でも父に対する憎しみは減ってきています。今思えば、なりたくてパンチドランカーになったわけじゃないのに、なってしまい、最後は一人死んでしまった。私と母への暴力許しませんが、可哀そうな人だった思います。今度、母と一緒に父の墓参りしに、アメリカ行く予定です。父の故郷です。恨みつづけるの、あまりいい気持ちじゃないです。もういないけど、天国の父と仲直りできたら思います」


「最後に、あなたにとって格闘技とは?」

「アート。自分の体で行う最上級のアートです」

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