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元アラフォーが皇女に転生?!元暗殺者の少年を拾ったので育てます!  作者: 桜月ふたば


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EP8.  助けた少年に殺されかけた話

今日の授業は、社交ダンスと午後は授業なし。

お茶会の準備をメイド達とお菓子とか飲み物とか決める時間になった。


運動神経が皆無な私にはこの社交ダンスは乗り切れなかった。

通知表いつも1か2だったもんな…靴擦れが痛いよ。


午後は朝言っていたリストと補足に目を通していた。

この子は商家でこの子は… 家柄と好きなものが書いてあった。

この国ですらまだ分からない事だらけだったから本当に助かった。


私はこのリストから2人気になる子がいた。

家柄じゃなく、好きなものに日本を感じる単語が書いてあったからだ


私は、ワクワクしながらそのリストにある2人に大きく〇を書いたのだった。



窓から射す光がオレンジ色になり あっという間に夜になった

夕飯をガツガツ食べ 夜食を貰い お風呂に入り

バタバタと流れていく時間。


そして警備が入れ替わる時間になった。



「今日も影武者ちゃんよろしくね~。」


「はぁい。今日も寝るだけでいいんでしょ?」

だるそうな影武者

「うん、ありがとう。」


「このベッドふかふかで良いんだよねぇ~じゃあおやすみ~」

ニカッと笑うとそのままベッドへ潜っていった



「ふぅ~変身しますかっ 少年どうなってるかな…大丈夫かな」


平民の女の人に姿を変えタブレットでワープする


家は全部の明かりがついていた。


ガチャッ


「こんばんは~」


・・・ 静まり返った空間


―あれ?寝ているかな?-


少年がいた部屋の扉を静かに開けた


「来るな!!」


そこには両手に刃物をもった少年が震えながら立っていた


「お前…!誰なんだ!!近づいたらころす!」


「ぶっそうなもんはしまいなさいな。手紙見てなかった?私がとある平民だよ。」


「なぜ俺を助けた…お前にメリットなんてないだろう。」


「考えるより動いちまっただけさ、ボロボロだったからね。」


テーブルに目を向けると食べ物に手を付けていない。


「何があったか知らないけど、食べ物も食べてないようだし 今から料理作るから食べな」


「誰がお前の作ったものなんて食べるか!毒でも盛るんじゃないだろうな!」


「じゃあ毒入れてないか横でみていいから、あとその刃物無効化したから」


「…は?」


刃物が一輪の花になっていた。



「お前、魔女なのか?」


「いや、ただの平民だって言ってるじゃないか。それに私にも一応名前はあるんだ

私は サーシャ。あんたの名前は?」


「言いたくない。」


「坊やっていうからいいか」


「は?なんか見下される感があって腹立つ!!」


「名前いうまで坊やにするわーじゃあ料理するけど見るの?見ないの?」


ぐぅ~~~~っ 少年のお腹の音が大きく部屋に響いた


「…見てやる。変なもん入れんなよ?」

「はいはい…」


やれやれ、反抗期MAXの思春期ボーイですかい


でもまぁ昨日のように命の危機に直面した小さい子だし 仕方ないよね。



私はタブレットを取り出し ネットスーパーから最低限の調理器具と食材を注文した


注文するとキッチンのテーブルにすぐ出現した。


納品書の備考欄にローマ字で食材の梱包は破棄と言いながら振れれば消滅すると書いてあった

ビニールとかこの世界にはないし、焼却も不安になるから助かる



レトルトのプレーンおかゆにコンソメとネギ・卵・鮭フレークを入れ再度 鍋で加熱する

その間にリンゴをウサギ形に切って軽く塩漬けした。


明日はこのパン達と牛乳でいいか



「おい、そんな食材みたことねぇぞ」

「異国の食材だから仕方ないさ とりあえず毒入ってないから」

私は鍋から小皿にすくったものを目の前で食べて見せた


「・・・」

少年は悩んでいた 眉間にしわを寄せていたが またお腹の音が大きく鳴ると

「食べる…」と小さくつぶやいて横に立っていた状態から静かに椅子に座った


「おかわりできるから、ゆっくり食べな」


ケホッケホッ!!

「ほら、水のみな」


ゴクゴグ


「お前…俺を殺さないのか?」


― こんな小さい子は今までどんな境遇で生きてきたのだろうか ―


「殺すつもりなら、最初から助けないさ。平民の気まぐれってことでそんな深く考えなさんな。今は元気になる事だけ考えな」


顎を両肘に乗せながら私は話した


「…悪かった。その…助けてくれたのに警戒して態度悪くて」


「いいのさ、人は簡単に信用しちゃいけないから 坊やが正しい」

「んなっ!また坊やかよっ!!」

スプーンを握りしめ、頬にご飯粒つけながらプンスカしている少年。


「ふふっ」


「手紙で数時間しか居られないって書いてあったけど時間は大丈夫なのか?」


タブレットの時間を見るともう深夜3時を過ぎていた

「あ…!やばっ!帰らなくちゃ! これ!テーブルのパンと牛乳明日食べて!」


「また明日来るから!またね!やすみ 坊や」


「うるせぇ!」


急いで家を出て城へワープした


― 疲れた… ご飯食べてくれてよかった ―

影武者はぐっすり眠っていた とても個性的な寝相で…


影武者を収納し 私も眠りについた。



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