第9話 爺さんとの一日
......その後も楽しくなってきて、少しレベルが上がるまで倒してしまった。
「これでレベル3。...やっぱこの剣強いよね?レベル差あるのにワンパンだし」
もっと倒せるけどきりもいいしもう帰るか。
「.........爺さん。帰ったぞ~」
テレポートで直で帰ってこれるから行きより時間はかからなかった。
「おう兄ちゃん!もう帰ってきたのか!それで鉱山はどうだった?」
そのあと爺さんにケーブスパイダーのこと、魔鉱石のことを話した。結構詳しく話したからか少し驚いていた。
「なるほど、ケーブスパイダーか。さらに数を増やされると厄介じゃな。早速ギルドに報告に行ってくるわ!兄ちゃんはちょっと待っておれ!」
......それからしばらくして疲れた顔の爺さんが帰ってきた。
「いったいどうした爺さん?今にも死にそうな顔しているが」
「何を言っておる!まだまだ現役じゃ!......いやなに、情報の出どころやそれの信ぴょう性とかをいろいろ聞かれてのぅ、ちょいとばかし疲れたのじゃ」
なるほど。たしかにそれは疲れるな。報酬の件はまた今度だな。
「......それじゃあ爺さん。今日は疲れただろうし、また明日いろいろと話そうや。」
「そうじゃな。武器の話もしたいしのぅ。......兄ちゃんは泊まる場所はあるのかい?」
...確かに、この街に滞在するための拠点を決めてなかったな......もうめんどくさいし、ここに居ようかな。
「決めるのめんどくさいし、ここにいてもいいか?」
「がはは!いいじゃろう!ただし商品には触るでないぞ」
「ありがとな爺さん!」
......爺さんは戻ったか?残念ながら好奇心には誰にも逆らえないのよ。
「...おお!!かっけえ!この剣、竜が彫ってある!しかもあの杖、フ〇ーレンでありそうなやつだ!やべぇ!杖も欲しいな!」
ここに居たら閉じ込めていた厨二心がうずいてくるな。
あの幕の奥に行けばもっといい武器があるかもな、よし行こう!
邪魔しま~す.........あっ
「おい兄ちゃん!こっちに来るんじゃない!早く寝ろ!」
……爺さんに叱られたから渋々寝ることにするか。
......次の日、爺さんと武器についていろいろと相談をした。なんでも爺さんは剣を作る腕は一級品だが、
杖づくりはもっと上の人がいるらしい。...ここは我慢して、見た目を俺好みに注文した。
完成まで数日かかるらしいから、街を改めて回ってみようと思う。
「......あっ!そういえば爺さんの名前聞くの忘れてた!!」
次回は日曜日の21時に出す予定です




