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【詩】そしたら、今日もイヤフォンをそっと耳に当てよう。

        「もう大っっっっ嫌い!!」





ああ………    ほんとだよ。


醜い自分が、嫌になる。


あの言葉を向けたかったのは君じゃないんだ、だってそれは僕への気持ち。


なのに、「ごめんね」の一言も言えなかったよ。


なのに、君の背中を追うこともできなかったよ。


自分を嫌うのは、何より苦しい。


もう何度も突き刺して血が溢れかえっている傷口に、


それでも何度もこの手が刃を突き立てるように


止められない。


憎しみをぶつけたいのは自分なのに、


”ごめん”の代わりに溢れる嫌な言葉


全部全部、僕へのぶつけてやりたい憎しみなのに


抱え込むのが苦しくて、優しい君に投げつけてしまう


だから、いつも怒ってるのに涙が出る


「とまれとまれ…!」って、それでも抑えられなくて。


散々暴言吐いて、息を切らした後に気付くのは虚しさだけ、なんて。




そしたら、今日もイヤフォンをそっと耳に当てよう。


許しを請うように、あなたの唄に耳を寄せるとね


とげとげしたこの思いごと包み込んでくれるようで………


僕の悪いとこちゃんと分かるよ 見えない涙を拭いてもらえたから


明日はちゃんと「ごめんね」っていうね


いつも救われているんだよ


………貴方は、きっと知らないだろうけど。

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