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【詩】泣き虫

君は言うんだ


「こんな泣き虫な僕やだよ………強くなりたいのに……」


君は言うんだ


「いつも……いじめられるんだ………僕が泣き虫だから………」



そういって君は目を伏せるけど


僕は言えるよ


「素直に泣けるってすごい強いことだと思うんだ。


みんな泣かないのは強いとかよく言うけど……


泣けるのは弱い自分と向き合えてるってことだ。


誰もがみんな自分の心なんか押し殺して生きてる中で、


自分を守ってやれるのはすごいはずさ。


弱い自分なんか認めたくないから……


向き合ってしまったら壊れてしまいそうだから…


……僕らは逃げてしまうけど…」


固く結んだ唇が痛い。


涙は落ちる。


もう、何十年ぶりの。


どれほど押し殺してきたんだろう……。




隠そうとするのは


ほんとは弱い自分をさらすのが怖い  本当の臆病だからで…



強がろうとするのは


ほんとは脆い心を自分の弱さから  守ろうとするからで……





笑顔なんて仮面を取り去ったら……




「ほらな………僕………全然笑えないじゃん……」



――…本当に弱かったのは、僕の方だったよ……

――今までずっと 閉じ込めててごめんな………?

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