<4-4> 「年季奴隷と魔人国領事館 (前編)」
最新の本文修正日は2015年1月15日です。
起き掛けの身体測定が終わった後に何故だか魔人族の領事館に向う事になった俺ですが、神様は何でも有りらしい。
車中で話されたジョルジョネ大尉の話では、会いに行った人物の心の中を覗いてその心の中で思った姿でその人物を迎えてくれるという話であった。
実際、俺がゴルムディアの街中の食堂で見たその王女の姿は年齢が定まらない姿であったし、夢の中でも色々な年齢で入り込んできたような気がする。
気がするのははっきりと思い出せない特殊な事情のせいであって俺が忘れっぽい訳じゃないですよ?
いざ、魔人族の領事館に来るとなんとも不思議な建物で外観は至って普通の洋館のようであるが中身は全然違っていた。永遠に続くかと思われた廊下を歩かされて途中変な視線に気が付き、その視線の先を覗くように焦点を合わせると突然人が現れるのであった。
お驚いた俺は尻餅をついてしまい、見上げると受付やドアマンと同じような容姿の少女が俺を見下げて居るではないか。俺は尻餅ついた尻を撫でながら立ち上がると彼女はニコッと俺に微笑む。
「ふむ、鍛えた通りに現実でもやりおるとは中々見所がある。まあ、気付くのが少し遅いようだが、それでもあ奴よりは見込みはあるのかも知れんな~‥‥‥」
一体何の事を言っているのか分からないがまた俺は試されたのか?
ため息が出てきてしまって口を開こうとすると、突然景色が変わっている事にまたもや驚いてしまう。
20帖はある部屋の中に大きな長方形のテーブルがあり何故だかもう既にジョルジョネ大尉を筆頭にミリクナ医務長やマイネンスさん、それにペルジャーネ先生やボフボーニャさんまで席に着いている。そして、何故だか俺とプイホンさんは壁際に立たされていているではないか。
俺一人、突然奇声を上げて驚いたようで若干顔が赤くなる。まだ部屋の中には魔人族の方々は来ていない様で皆静かに座っていたようだ。
「あの~、俺。いや、私ってずっとここに居ましたか?」
「何を言っているのだ? 君を含む俺らは入り口から入って直ぐにこの部屋に通されたのだぞ?
それにどうしたんだ、突然奇声を上げて? 何か驚くような事でもあったのか?
‥‥‥。あっ、またか。よほど君の事が気に入っているのかも知れんな。それはそれで喜ばしい事なんだが、度が過ぎると君の精神に支障が来すかも知れんな」
『だから言ったじゃないか! あいつと関ると、ろくな事が無いって!
もう帰ってもいいか?』
「駄目ですよ~、悪い師匠!
国王陛下からの親書を渡す役目は筆頭宮廷魔素術使いである師匠の役目なんですからね!!」
先程までは物静かであった部屋の中が急に話し声が響き渡る。まるで皆が目を覚ましたように話し出しだす。
不思議な事にミリクナ医務長はいたって普通で目を瞑って腕を組んでいるが、対照的にマイネンスさんはオロオロして何か落ち着きが無い。森人の血が少し入っているので、もしかしたら魔人が近くに居て落ち着かないのかもしれない。
それに、皆の記憶では終始俺は皆の後について、直ぐこの部屋に入って壁際に立たされた状態になっていたようだ。じゃあ、あの長い廊下は一体なんであったのであろうか?
まるで狐や狸に化かされたようでひょっとこれも魔素術の一種なのか?
それとも俺だけ別の空間に招聘されてあのような幻というか体験をさせられていたか、この部屋に居た人達は時間を止められて止まっていたような感じに思える。
さすが神様、時間と空間を捻じ曲げたのか? もう何がなんだか分からない状態の中、部屋の扉がノックされて部屋に誰かが入ってきたようだ。
壁際に立たされていたのに俺は自分の横のドアには気が付かなかった。突然横の壁が開いたと思ったからだ。
中に入ってきた人物はワゴンを押してきた執事? メイド?
その何れかのようで黒服を纏った感じの人物であったが、容姿はあの受付の係員と同じ魔人の一人であった。
その人物は配膳台から食器を出してティーポットのような大きな急須からそれらの食器、ティーカップのような物に注ぎ出す。それを皆のテーブルの上に配って行く。
立たされた俺とプイホンさんには出してくれないようで、どうやら俺らは荷物持ちの年季奴隷なのでこのような待遇なのかと何となく納得してしまう。
今はあちらに座っているアラレスティ王国を代表してやって来ている人達がメインである。そんな事を考えると、何故俺が立たされているのか納得してしまう。
俺って誘拐もされたり一見重要人物のようだけど、その実はただの年季奴隷なんだよね~。それにしても何時まで待たせるのかな?
すると、座っている全員にお茶のような物を出し終わった人物が一言言ってこの部屋から出て行ってしまう
「もう少々お待ちください。今、身支度を整えてこの部屋においでになります」
皆はそれほど待たされた感じではないのは気のせいであろうか?
俺の体内時間というか間隔から言うと入り口の玄関から入って一時間以上経っている様に感じてしまい、また更に待たされるのかという気持ちになってしまう。そんなそわそわとした俺に向って大尉が文句を言ってくる。
「少しは落ち着きなさい! ここに来てからまだ一刻も経っていないというのに、今からそれだとこれから体が持たないぞ?! 少し落ち着きたまえ!」
「はあ、‥‥‥。へっ? まだ一刻も経っていないのですか? あっ、‥‥‥。そうですか分かりました」
なんと言う事だまだ30分も経っていないだと? やはり俺だけ時間が進んだようだ。一体あれはなんであったのであろうか? 俺だけ時間軸がずれたのか? 結構長い廊下だったのだけどな~‥‥‥。ますます頭の中が混乱してきてしまう。
横を見て緊張したプイホンさんの顔を眺めて心を落ち着かせようと彼を見ると、拍子抜けに彼は欠伸をしている所であった。全然緊張どころか通常運転である。俺も思わず貰い欠伸をしてしまう。
すると、先程まで考えていた事が馬鹿らしくなってしまう。嗚呼、あれは夢か幻だったんだと脳内処理して現実ではなかったと自分に言い聞かせる。
そんなほっとした所に突然また部屋のドアをノックする音がしてやっと目的の人物がやって来たようだ。
一応は王女様なんだからお辞儀はしないといけないよね? 絶対王政なんかでは下々の民草が王女殿下になんかご尊顔を拝謁してしまっては不敬に当たるよね?
そう思った為に中に入ってきた人物の顔を見ないまま、俺の前を通り過ぎて行く二人ほどの足元を見ながら俺は頭を上げる事はしなかった。
それに部屋に入ってくる前にも大尉らは起立していたし失礼な事があっては一大事だよね? そんな事を思って早く通り過ぎていかないかなと、考えていると突然俺の前を通った人物の足が俺の前で止まってしまう。
あれ? 俺に何か落ち度でもあったのか?
‥‥‥。あっ! ひょっとして年季奴隷なんかは土下座しなければいけなかったのか? そう思って頭を下げながら横を見ると、プイホンさんは突っ立ったままで、俺のようにお辞儀をする訳でもなく黙って突っ立っているではないか。ますます分からない。
早く俺の前を通り過ぎてくださいよ~と、心の中で呟くと何故だか立止まった足がまた進み通り過ぎて行く。ほっとした所に突然少し離れた所からまた戻って来て俺の前に立ち、俺の顎に手を添えたかと思うとグイッと無理やり上を向かされる。
その上を向いた瞬間に一体何が起きたのか理解出来なくなる。気が付くと俺のファーストキスが奪われたからであった。行き成り何をするのか解らないが体が硬直して思うように自分の手足が動かない。
ファーストキスで舌まで入れてくるのは反則だよね。それも行き成りであり、周りに人が居るのにそんな事はお構い無しの所業である。一瞬卒倒しそうになってしまうではないか!
結構長い時間、彼女にディープキスをされて、彼女は両腕なんかを首に回していてまるで深い仲の恋人のようだ。
ようやく解放してくれるようで俺の首に回していた腕を外すと、まだキスし足りないような表情をして舌なめずりをしたキスの相手はやはりあの魔人の容姿であった。
気が付くと皆は目を丸くして口をパクパクしていて俺が驚いたように皆も一様に驚いていた。そうだよね、当の本人が一番驚いたのだけどね。
「あっ、あ、あの。行き成り何をするのですか?!」
「ん? だってキスをする習慣があるのであろう? 妾はその習慣を真似ただけだじゃぞ? 何か不手際があったかえ?」
「いや、そのの習慣は本人がまだ未体験の習慣ですよ? それに口の中にまで‥‥‥」
最後まで話そうかと思ったのだけど、暇そうに欠伸をしながら彼女の右手の人差し指でくるくる回していた物を見て目を丸くしてしまう。
あれは確か初めてジョルジョネ大尉等に会った時に木箱から出してきた首輪に似てるよね‥‥‥。慌てて自分の首筋を触りまくって確かめる。
先程まで、そのキスをするまでには確かに在った首輪であったが今はもう既にそこに存在していない。それなのに俺はこの国の言葉が理解出来たのは何故?
すると、慌てた感じのジョルジョネ大尉がまくし立てるように話し出す。
「なっ、な、なんで? なんで、その首輪を外したのにリョウジの話す言葉が分かるんだ?
おいおい、それにそれは一度発動すると滅多な事では取れないのに!!
あ~~~、上司のどう報告するのだ?! あ~~~困ったぞ~~!!」
先程までキスされていた事に驚いていたのかと思ったがどうやら違ったようだ。彼らからは王女様が俺に近付いてただ単に首輪をはずしたように見えていただけなのかもしれないという事に気付いてしまう。
それに囁き声だった為にもしかしたら先程の王女の言葉は皆に聞えなかったのかな? 人差し指で回していた首輪をぽいっとジョルジョネ大尉に放り投げると王女様は俺の前を通り過ぎる。
『あ~いいな~。俺も今度やってくれよな、リョウジ?!』
突然、そんな言葉を発したのはデウシー先生であった。やはり皆にディープキッスは確実に見られていたようです。いやいや、そうじゃなくて、今とんでもない事を聞いたような気がする。
「そんなにほいほい出来る物では無いですよ?!」
「馬鹿いうな~!!
だってまだ師匠に口付けして貰っていないのにお前なんかが千年早い~~~!!」
等という事など、皆の話し声が難なく首輪無しでも聞えて理解してしまう。一体なんなのか分からないのだが、ディープキスをしたから言葉が理解出来るようになったのか?
呆けた俺はそんな事を考えていると、目の前を通り過ぎて行く王女様は俺にウインクをする。まるでその通りだよというようであった。
「さて、やはり初物はいいものだねジョネ!!
では余興はここまで、一応はそなた達の国王陛下からの親書を預かっておろう?! 早速で悪いが読まして頂こう!!」
今、最初に何か言ったようだが‥‥‥。大尉も覚えがあるのか、一瞬顔がムッとする。嗚呼、大尉も犠牲になったのか?
そんな公務をするような顔付きになった王女様は、呆けた俺の前から去って行くと上座、テーブルの一番奥に行きどかっと椅子に座る。
すると、嫌々ながらもペルジャーネ先生に変わった彼女が恭しく丸めた和紙の様な白い物をその王女殿下の所に持って行く。それを受け取ると縛ってあった紐を解いて紙を広げて読み始める。暫く読んでからそれを丸めて後ろに控えていた先程お茶を入れていた人物に渡してしまう。
「やっと許可を出してくれたようじゃな。まあ、但し書きでお忍びでお願いしますと書いてあったが。まあ、良かろう。どうせ影武者は言われた通り置いて行くし、それが影武者かなのかは人族には見分けなんかつかないがな‥‥‥。
あ~、何年ぶりの旅であろうか? 今から楽しみじゃな~」
なんだか楽しそうな感じの王女様であるが旅が楽しみのようだよね?
そんな浮き浮きした彼女の邪魔をするようにミリクナ医務長が口を開く。
「あっ、あ、あの~、王女殿下? 奴隷組合からも書状がありまして、どうぞこれをお読みください」
「あっ、私の方からもあります王女殿下!!」
ミリクナ医務長の言葉尻を追うようにジョルジョネ大尉も同じように彼女に親書を持って行く。ため息をした王女殿下は仕方がないといった感じに、その二通の書状を受け取ると順番に読み始める。
途中「え~」とか「やだな~」とか呟いたかと思うと「あい分かった」と一言言い放ち、その親書をまたもや後ろに控えていた人物に渡してしまう。あの人は秘書? 執事の仕事もしたように思えるので身の回りの世話をする専属の人なのかな?
そんな事で公務の一部始終を見ていたのだが、いたって普通のやり取りであった。もうなんだか普通すぎて、意地悪に「嫌じゃ~」とか「そなた達の要求は呑めない!!」と、いった我侭なというか理不尽な事は起こる事は無かった。
話の分かる王女殿下なのか? それにしても彼女達のやり取りをただ黙って見ているだけで俺とプイホンさんがここに同席する意味が分からない。
案の定、プイホンさんは終始普通の感じだし、王女殿下が現れていてもぽかんとしていて今がどんなに重大な局面であるのか理解していないようであった‥‥‥。だって、猫だもの。彼に直接危害が加えられなければ問題ないのかもしれない。
王女殿下の「あい分かった」と、いう言葉が発せられるとそれぞれ親書や書状を携えた人物達は何処かほっとしてため息を吐いてしまったようだ。
ペルジャーネ先生もデウシー先生と同じようにそわそわして直ぐにでもここから立ち退きたい表情をしているではないか。ボフボーニャさんは国王陛下のお使いが出来てほっとしたのか皆と同じように顔が緩んでいる。
そんな和やかな雰囲気の中、この部屋から王女殿下は退出して行くようだ。王女殿下が席を立つと一同も席を立つ。王女殿下が部屋を出ると一同またため息を漏らして着席してしまう。
嗚呼、俺らは先程というかここに着てからずっと立ちっぱなしなんだけどね。まあ、年季奴隷だから仕様がないけどね。それにしても皆様、日本語が上手だよね‥‥‥。
俺は普通に日本語で会話しているように耳からも聞えてしまい、今迄首輪越しに聞えていた感じとはまた違った感動を覚えてしまう。
どういう仕組みか分からないが俺にはそう感じてしまうのだから仕方がない。まあ、神様のやる事だから理解しようとするのが間違いなのかもしれない。
それにやっと正式に会えたのだから彼女も満足して先程言っていた自分の旅を満喫するのだよね? これで俺はお役ごめんになって、また普段の生活に戻って奴隷旅団所属中隊でこの大陸を仕事しながら旅するのかな? 一仕事終わった感じになって俺まで皆と同じようにため息をしてしまう。
「よし、公務は終わりだ、これから軍務に付くか。
ミリクナ医務長?! プイホン君を連れて屋敷に戻ってくれるか? 俺らはこれから一仕事あるからな。
ハルーツン閣下には後で俺からも報告するが、一応先生の方からも報告してください。今の所、上手く行くようですと!」
「分かったわ! じゃあお仕事頑張ってね。‥‥‥。リョウジも頑張ってね!!」
「はあ?」と、だけしか俺は彼女に答えることが出来なかった。俺が鳩が豆鉄砲を食らった感じになっている目の前をミリクナ医務長やマイネンスさんが通り過ぎて行き、ペルジャーネ先生やボフボーニャさんまで去って行く。
プイホンさんもやっと帰れるのかという感じでスキップしながら部屋から出て行く。嗚呼、大尉が心配した感じは無いようですね?
ん? あっ。なんでプイホンさんが普段王女殿下に会うから試しに会わせたと言っていたんだ?
ようやく指揮車の中で話していたジョルジョネ大尉の言葉の意味が解ってしまう。そうである。王女殿下が言っていた旅とは俺ら奴隷旅団所属中隊と一緒にアラレスティ大陸を旅するという事なのだ。
何故だか知らないが、結果的に俺も同じ中隊に居るので四六時中彼女と旅を共にするらしい。
「あっ、あ、あの。ジョルジョネ大尉? もしかして、もしかですか? ひょっとしてあの王女殿下も大尉の中隊に同行するというのですか?」
「何を今更言っているのだね? やっと気が付いたようだな。そのまさかだよ君!! この旅で起こる厄災は君を中心に起こるようなのでこの際、監理しやすいように纏めてしまえという事だよ!! 俺もとんだ貧乏くじを引いたもんだ。
昨日までは俺が聞いていた命令はリョウジを同行させて王女殿下に会いに行けというものであったのだが。今朝、臨時司令部に顔を出してみればあのハルーツン閣下がなニコニコしながら俺に新たな命令書を渡してきやがった。それが君と共にあの王女殿下を同行して旅を続けろという」
「そんな事言われても俺も迷惑なんだけど」とは彼に面と向っていえる俺ではない。黙って彼の愚痴や小言を聞くしかない。
「まあ、王女殿下についてはどうにも出来ないので文句は無いのだが、あの方は暇人だ。暇人は自分の暇を消化する為に一体どれだけの人に迷惑をかけているのか理解できていない。その証拠に君は先程半分気が触れそうな顔をしていたではないかね? きっと俺が想像出来ない事をされたと思うのだが‥‥‥。
精神的にもう駄目という時は早めに言ってくれよな? おかしくなってからでは遅いからな? まあ、そうなったら困るのは君以外にもいるという事だけは覚えていてくれたまえ!」
今サラッと、とんでもない事を言い放ったように感じるのは気のせいであろうか? まあ、今更驚く事なんか無いですよと言いたいが、俺は彼に頷く事しか出来なかった。そんな会話の途中にドアが突然開いて驚いてしまう。
「おう! おう!! 随分ひどい言いようだなジョネ!!
妾はそなたの始めての相手じゃぞ? そなたに酷い事なんかしていないと思うのだが?!」
「いやいや、初めてというのは接吻の話で誤解を生むような物言いはやめてください! それに最初にお会いした時に私の妹の姿になって驚かしたじゃないですか?!
あの時は心臓が止まりそうだったのですからね。あの後、給料を丸々その時の夕食代として私が払ったのですよ? あの時は自分の妹が無銭飲食したかと思って大変だったのですよ?!」
「ごちゃごちゃ五月蝿いの~。その後ちゃんとお金は返したじゃないか?! 色をつけてな。何時までも細かい事を覚えているものだな~‥‥‥。
どうやら息災のようじゃな。そなたはまだ独り身のようじゃな。まだあの誓いを守っているのかえ? 人というものは老い先短い。妾のように時が止まったままならそれもよかろうが、そなたの息子かその孫では駄目なのかえ?」
なんだか久しぶりに会った知り合いというか友人のような二人の世界になって行く。俺は二人の時間を邪魔しないように静かに彼らの昔話をただ聞いている事だけしか出来ない。
彼らは過去に会った事の有る友人なのかもしれない。いやそれ以上なのか?
そんな感じであった。
今はただその二人の会話に入る事が出来なくて困惑というか聞き入る事だけしか出来ない俺であった。
次話へつづく
次話は3/23日曜日の昼頃に投稿する予定です。




