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奴隷から始まる異世界旅行記  作者: 三之山勝
《 第2章 年季奴隷が前進すると地雷踏む 》
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<2-8>  「見物する? される? 年季奴隷」

最新の本文修正日は2014年11月13日です。

 拉致から助けられた後の変な夢が妙にリアルで困惑した俺ですが、今日はその埋め合わせなのか、もう一日休みを貰う事が出来たようです。


 昨日の馬車町見物は俺の拉致問題で未完成に終わってしまい非常に残念な一日となってしまう。


 俺の上司はその拉致から次の日に再び町見物を許してくれる懐の深いっていうか、いい加減っていうかそんな人物である。


 俺にはなぜ再び町見物を許してくれたのかは、まったく理由が分らない。まあ、貰える物は休みでもお金でも拒まずありがたく頂戴する俺であった。






 意気揚々と出かけた町ですが回りをキョロキョロしていた為、人にぶつかってしまう。ぶつかってしまった人物は結構ガッシリした人で、俺はその人物に跳ね返されてしまい尻餅を付いてしまう。


 尻餅付いて尻を撫ぜながら立ち上がり、相手の顔を見てふと思う。しかし、先ずは謝らないといけない。


 「すいません。余所見をしてぶつかりまして、お怪我はありませんか?」




 「君こそ大事はないかね? 年季奴隷のようだけど、ご主人のお使いか何かかね?」




 「いえ、大丈夫です‥‥‥。いえ、今日は休みを貰いましたので、この町を見物に来まして。連れが居ますのでこれで失礼します」


 そういってお辞儀をしてその中年と思われる人物と分かれる。しかし、何処かで会った事があるような気がして振り返り、その人が去る後姿を眺めてしまう。あれ? 何処かで会った事があるんだけど思い出せない。



 プイホンさんが俺を呼ぶ。仕方なく彼の後を追いかけ、本屋が何処か尋ねる。彼が話すには本屋なんかは日当たりが良い場所にあるという事だ。


 そういう事で、大通りに面した本屋が数件集まった場所にでると、先ずは魔素術に関する本を何処にあるかプイホンさんに尋ねる。すると、彼は思い当たるのかその場所に連れて行ってくれる。


 お目当ての本が見つかる。「魔素術初級書」それを手に取るが、今まで聞いた事がある事ばかり書いてあって参考にならないので店主に尋ねてみる。


 「あのー、すいません。具体的に木の属性と、後は水と土だったかな。それに関する魔素術の本ってありますか?」




 「はいはい、いらっしゃいませ。具体的な本ですか? 魔素術の本はお高いですよ? 本を読むより、師匠の下に就いて練習した方がよろしいかと思います。それでもよろしければ、ここにある本はどれも銀貨30枚はしますがよろしいでしょうか?」




 がーん、そうだよね。紙が高価なものだから当然本もお高いよね。俺は店員さんに謝り、その場を後にする。今度は研究に関する本を探す。


 隣の本屋に入り聞いてみたが料理本や生活雑貨に関する本屋であった。そこの店員に紙の製造に関する本は何処にあるか聞いてみたが、一般に出回っているのは怪しい本ばかりでお勧めできないといわれてしまう。


 仕様がないので馬車の中で読める手ごろな本はないかと尋ねると、そこに置いてある本の中で銀5枚で200ページもある料理百貨を進められたが、俺は困惑してしまう。


 結局、本はどれも高くて当分は手が出そうにも無い。図書館のようなものがあるか聞いてみたが、王都か学院都市に行かないとそんな物は無いと言われてしまう。



 仕方がなく、次に文房具で通じず。筆や墨、手紙なんかを商っている店をプイホンさんに探して貰う。そこは南北の大通りに面していて、北西側の通りに面しているという事だったので向う事にした。俺が気になったのはジョルジョネ大尉がくれた日記帳が幾らしているかであった。


 その店の場所に着いて驚いてしまう。一階は文房具屋で、二階が算盤教室のようなものになっていたからであった。


 二階から算盤を弾く音や読みやあげ算の声が響いてくる。ああ、何か懐かしくなって覗いてみたくなる。しかし、プイホンさんがそろそろお腹が空いたと言い出したので、急いで店に入る。


 店に入って奥に居た店主にジョルジョネ大尉がくれたものと同じ大きさの日記帳が幾らするか聞いてみる。


 「すいません。これぐらいで中身がワ紙の日記帳は幾らぐらいしますか?」




 「いらっしゃませ! はあ、少々お待ちを‥‥‥。それでしたら金貨一枚はしますが? 魔素陣の付いたやつですよね? ああ、そうですか、やはり金貨1枚はしますよ。あれは主に王国軍で使われていまして、私どもの方には中々回ってきません。今は大体それぐらいが相場かと」




 「えっ!!、そんなにするのですか‥‥‥。じゃあ、これぐらいの羊皮紙製の手帳はありますか?」




 「はあ、少々お待ちを‥‥‥。それでしたら銀貨一枚で2冊はお譲り出来ますよ。二冊でしかお譲り出来ないので銀貨一枚です」




 ぐぐ、それなら俺の最終兵器の出番だ!! と、プイホンさんに値下げの交渉をして貰う。4冊で銀貨一枚と銅貨50枚で手に入れたら一冊プイホンさんあげると耳打ちする。さんざん交渉した挙句銀貨2枚で5冊手に入れることが出来た。


 これで俺専用の手帳が手に入る。代金を支払い1冊はプイホンさんに渡す。後で筆記用具のエンピッツもあげるよと、言うと彼は大いに喜ぶ。



 ああ中々高い買い物だったけど、プイホンさんの値切り交渉を見物出来たので良しとしよう。昼飯を奢ると約束したのでオープンカフェ的な所を探してもらう。来た場所はオープン居酒屋的な場所であった。


 昼からお酒を飲むのはあれなので普通の飲み物が無いかと聞くと、またここで俺は間抜けな事に気付く。名前を言われてもそれが何か分らないのである。


 プイホンさんに適当に頼んでくれと頼み、暖かい飲み物は無いかと尋ねて出されたのは例のホット麦茶であった。



 料理が運ばれてくると肉、肉、肉であった。プイホンさんの好みに合わせた俺が愚かであった。まあ、美味しそうにその焼肉や蒸し肉、煮込み肉を食べていたので俺は満足であったけどね。


 そんな彼の食事風景を眺めていると、なにやら揉め事の声がする。ふと、横を見ると、やはり何か揉めているようだ。


 プイホンさんは昼飯に真剣であった為、俺は気になってそちらの方に見に行ってしまう。そこにはみすぼらしい老人が店主と揉めているようであった。


 話を聞くと持ち合わせが足りなかったようで銅貨一枚が足りないそうで、店主は守備隊に駆け込むとかそんな話をしている。



 普段ならば俺は気にも留めないのだが。何故かその時は気になってしまい、口を挟んでしまう。


 「あのー、お困りでしたら。俺が立て替えても良いですよ。幾らですか?」




 「ふん、若造に恵んで貰う謂れは無いは!!」




 「いや、恵むなんておこがましい事は言ってません。お困りようなので、ここはお貸ししましょうかと言っているのですが」




 「おお、そうか、すまぬな。なにせ持ち合わせが足りなくてな。後で必ず返す!」




 そういって彼の手に銅貨を20枚ほど握らせて、俺は自分の席に戻り、プイホンさんが頼んだものを一緒に食べる。老人は無事にお金を払い終わったようで俺に会釈して消えてしまう。


 あっ、名前を聞くの忘れてた。まあ2000円あげたと思えばいいか。結構困っていたようだし、実は大富豪で君に遺産を渡そうとか言ってきたりして。そんなあほな事を思いながら料理を片付けていく。



 ホット麦茶を飲みながら外の風景を眺めていると、屋根の上に人影を見つけてしまう。俺が視線を向けるとふと消えてしまう。ああ、誰かが監視っていうか俺を見張っているようだ。


 あっ。と、いう事は‥‥‥。今日の散策は俺が囮で昨日の事件は未解決で真犯人を捕まえる為か? 


 そんなドラマ的な思考が浮かんできたが、そもそもこんな俺が囮になるのか疑問に思ってしまいそんな考えは捨て置いてしまう。



 それより。何かこの町って、獣人(けものびと)が少ないのだよねー。店番も昨日行った店だけ猫種の店番だけだったし、今日行った店は全て人族の店番であった。


 今、周りを歩いているのも殆ど人族で、偶に犬のような出で立ちの獣人は通るが他の獣人は通らない。期待はずれも良いところだ。


 あと、気になったのが道端で浮浪者のような人っていうか、それらしい人が見当たらない。先程の老人はみすぼらしい格好ではあったが、金を返す当てがあるのか恵んで貰うのは断ると言っていたし、良く分からない。



 プイホンさんはお腹一杯肉を食べて満足したのか、目がとろんとしていて眠そうだ。俺は大したものを食っていなかったので、店員に軽い食べ物が無いか尋ねる。そうすると、この前食べたサンドイッチのようなパンにハムを挟んだものを持ってきてくれる。


 ついでにホット麦茶を追加してもらい、料金の精算を頼んで驚いてしまう。全部で銅貨4枚だというではないか。400円だよ~。なんていうか物価安。ホット麦茶はサービスという事だ。


 今はランチタイムでメイン料理を頼めば4種類まで料理を頼めるそうだ。さすがプイホンさん、そこら辺は抜かりがない様でお財布にやさしい料理屋さんを見つけてくれました。



 サンドイッチを食べ終わり、少し休憩しているとプイホンさんは眠っていたようで欠伸をして、次に何処へ行くのか尋ねてくる。しかし、先程の事が気になった俺は逆にプイホンさんに聞き返してしまう。


 「ねえねえ、プイホンさん? この町っていうか他の町もそうだと思うけど、お腹をすかした子供っていうか大人も町中で徘徊していないようだね?」




 「何言ってんだ? お腹がすいたら年季奴隷になれば良いし、十歳にならないと年季奴隷になれないけど、それまでは奴隷組合の孤児院でお腹一杯ご飯食べれるよ。それに文字も教えてくれるんだよ」




 「へぇ~、そうなのか。でも病気して働けない人はどうしているの?」




 「そんなの心配ないよ。そういう人が一杯居る療養所は領主様がいる所には必ず一箇所はあるから心配ないよ。病気が治ってから働いてお金を払えばいいし、そんなに高くはないよ」




 「なるほどね。俺の居た所と全然違うな‥‥‥。プイホンさんのご両親は農家だったの?」




 「うん、父ちゃんと兄ちゃんは畑でゴダ芋なんかを作ってた。母ちゃんはおいらの兄弟の面倒を見ながら繕い物の仕事してたよ。二番目の兄ちゃんは村の倉庫番してた。姉ちゃんは遠くに嫁に行った。ああ、あとおいらの下に妹がいるんだ」




 「へぇー、土猫族って兄弟多いの?」




 「うん、隣の家族は十人居たよ」




 なるほど子沢山のようだ。彼の妹はさぞ可愛いだろう‥‥‥。猫としてです!!




 「じゃあプイホンさんは兄弟がいるから外の世界を見たくなったんだね」




 「うん、おいら商売して村に店を出すのが夢なんだ」




 「じゃあ、一杯勉強しないといけないね。宿泊所に行ったらその手帳に書くのにエンピッツをあげるよ。それで一杯文字を書く練習をするのも良いし、大陸に何があるか書き留めるのも良いかもね!」




 「うん、おいら折角これ貰ったから一杯書き留めるよ」




 「さて、ここら辺を歩きながら宿泊所に戻ろうか?」




 そういって、俺達は立ち上がり店員に礼を言って席を離れる。その、歩いて行くのだが、やはり俺の期待する猫種の獣人は通りを歩いていない。


 もしかしたら仲通の方に居るのかもと思い、細い路地に入る。大抵は薄汚く暗くて不潔な道だと思っていたが、道は綺麗で通りを俺と同じジンベを着た人が掃除をしている。


 怪しげな店や、それらしい店などは何処にもなかった。小さい子供が数人、鬼ごっこのような遊びをしていて楽しいそうだ。細い路地を歩けど歩けどそんな道ばかりで俺が想像していたものは見れなかった。


 大抵はこういう路地は貧民街で俺のような間抜けは直ぐ身ぐるみ剥がされ、最悪は殺されたりするのが一般的なように感じたがそのような事は一切無かった。っていうか住人がニコニコして「こんにちわ」と、挨拶してきて、俺のほうが不審者に見える。



 そうやって歩いていると、いつの間にか昨日の事件の場所に出てきてしまう。周りは綱が引かれていて立ち入り禁止になっている。


 守備兵なのか武装や防具を身に着けた人達も立っていて、中には入れそうにも無い。ここでお終いにして宿泊所に帰る事にする。


 ふと、思い出す。昼前にぶつかった人物の事を‥‥‥。あれは夢に出てきた人物でジョルジョネ大尉と話していた人物だ。


 偉そうなカイゼル髭で、頭髪は茶色に白髪が混じった感じの中年のおっさんである。ジョルジョネ大尉がなんか頭をぺこぺこしていたから多分上官だろう。


 何であんな所で会ったんだろう? ああ、俺に分るはずも無かった。



 宿泊施設に着くと皆さんも何かの作業が終わったらしく、食堂で集まって宴会が始まっていた。俺は水を飲み、風呂の支度をする為に部屋に向う。


 プイホンさんも付いて来たので風呂に入るのかと期待したがいつの間にか消えたしまう。そして、廊下で誰かの叫び声がする。どうやらゴナベル奴隷長に掴まったようだ。俺は期待を膨らませ着替えを持って浴室に向う。



 久々のプイホンさんの「アワアワタイム」は格別でした。風呂につかりながら彼の様子をじっくり観察できて最高のお風呂タイムでした。風呂から上がり、支度をして食堂に向う。


 お酒の引換券を持っていたので交換してもらうと今日はワインのような酒でこの前とは違った味がして晩飯と中々の相性が良かった。そして、何時もの薬を最後に飲むのであった。



 プイホンさんは何時ものようにニコニコして晩飯を平らげてよく見るとゴナベル奴隷長から酒を少し貰って飲んでいるではないか。その二口か三口飲んでぶっ倒れてしまう。あんまりお酒は強くないのかもしれない。最後には何時ものようにゴナベル奴隷長に抱かれて部屋に行ってしまう。



 俺も、重い腰を上げて部屋に向かいベットに上がり荷物を避けて毛布に包まり寝てしまう。ああ、最後は何もなく良い一日だった。


 そう思っていたが、少し寝た所で起こされる。眠い目を擦るとゴナベル奴隷長であった。




 「リョウジ起きろ! お前に面会人だ。食堂に待っている人が居るから起きて食堂に行け!」




 そういわれ慌てて起きあがり食堂に向うと、昼間の爺さんがニコニコしてテーブルに着いているではないか。どうやって俺を探したのだ? 俺は不振に思って思わず怪訝な顔をしてしまう。




 「おお、若いの! 昼間は世話になった。これは礼の金じゃ、昼間は本当に助かった」




 「はあ、別に返さなくても良かったのですが‥‥‥。良く私の居場所が分りましたね?」




 「ああ、散々聞きまくったからのぅ。それより()()()()殿()、これはお礼だ。受け取ってくれ」




 そういって革袋を机にドンと置く。そんな重そうな音に俺は首を傾げてしまう。そんな革袋がドンというほどお金を貸していないような。袋の中身をみて驚いてしまう。銀貨が20枚も入っているではないか。


 「いやいや、こんなには貰えませんよ。私は銅貨二十枚程しか渡していませんよ? こんなに受け取れません」


 

 そういって袋を付き返す。そうするともう一度爺さんは革袋を付き返してくる。


 「困ったな‥‥‥。じゃあ、こうしましょう。私はこの中の銀貨一枚だけ受け取りましょう。そうすれば五倍のお礼になり、貴方の顔も立つ。これでいかがでしょうか?」


 そういって中から銀貨一枚を取り出して爺さんに残りを返す。




 「そうか、おぬしは欲が無い奴じゃの。折角出したがおぬしがそれでよければワシはそれでも構わない。寝ていたところ起こしてすまんかったの」




 「では、私はこれで寝させて貰いますので失礼します」




 そういって席を離れ部屋に入りベットに寝転ぶ。


 あれ、そういえば名前を聞くのを忘れてた。それ以前に俺の名前どうやって調べたのだ?


 そんな事を考えながらいつの間にか眠ってしまう俺であった。






☆  ☆  ☆






 リョウジが部屋に戻ってすぐ後にミリクナが食堂にやって来る。彼女はリョウジを尋ねた老人に向って口を開く。




 「どうでしたか彼は?」




 「ふむ、馬鹿正直でもないし、仁義は持っているようだな。ワシの銀貨19枚返してきたわい。それに最初に銅貨一枚しか足りないと言っていたのに二十枚も渡してきてのぅ。優しいって言うか人が良いって言うか、変わった奴じゃのぅ」




 「まあ、あんな感じです。前の二人よりは幾分ましですわ。そういえば学院に居た召喚者が消えたそうですね。やはり私が行けばよかったのでしょうか?」




 「ミリクナ、お前が居てもそやつは消えたと思うぞ。その証拠に痕跡が一つも残っていない。いったいどうやって消えたのかさえ分らん。足取り一つも掴めないのだ。こんな事は初めてじゃ。まるで以前住んでいた事があるようじゃわい」




 「そうなのですか? 聞いた話では私より年下の少女で黒髪、ヒノモトから来た感じでリョウジと似た感じの顔つきだと聞いていましたが。そんな少女が他人に見つからずに外を歩き回れるのですか? そんな事は聞いた事ありません」




 「まあ、こうなったら。リョウジだけでも確保して置かないと、とんでもない事が起こるかもしれん。十分注意を怠るなよ。先ずはゴルムディアまでじゃ、そこまでしっかり頼むぞミリクナ!!」




 「はい、分りました




 「それじゃ、ワシは王都に戻る。年寄りには馬車旅は堪えるわい」




 そういって親方様と呼ばれた老人は外に待たしてある馬車に乗ってしまう。当然、中にはザルツベ大佐が乗っており、お互いリョウジの第一印象を話しながら馬車は進み、暗闇に消えてしまう。



 ミリクナはため息をして、彼らを見送っていた。同じように横にはジョルジョネ大尉がため息をしていた。二人は顔を見合わせてまたため息をする。そして、お互いの部屋に消えて行くのであった。






☆  ☆  ☆






 そんな見送りのことは知らない俺は深い眠りについていた。当然、彼等がこの俺を直接見に来たとは思ってもいなかった。


 そんな何も知らない何時もの俺であった。




 次話へつづく

次話は11/26の夜に投稿します。

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