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奴隷から始まる異世界旅行記  作者: 三之山勝
《 第2章 年季奴隷が前進すると地雷踏む 》
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<2-5>  「年季奴隷が馬車町見物  (前編)」

最新の本文修正日は2014年11月12日です。

 城壁の補修と聞いて魔獣が出たと思っていた俺ですが、今回の被害は岩人形ではなく城壁であったそうです。


 アミュネス少尉のストレスのはけ口の犠牲者が出たようです。っていうか伯爵様って偉くないのか? それに魔素術で直せないのか? そんな疑問が次々に湧き出て来る。


 その城壁の補修作業を眺め、プイホンさんの仕事風景に和みながら明日の休暇が楽しみで仕方がない俺であった。






 作業が終わり皆と一緒に歩いて宿泊施設に戻る。道の途中で箱型馬車と馬に乗った集団とすれ違ったが、俺達を発見して目線を急いで反らしたのは見逃さなかった。


 ああ、彼らがアミュネス少尉の被害者なのであろう。今日の夕方に出かけたのは一緒に泊まると、ろくな事がないと学習したからか? もっと早く出かければよかったのにね。



 通りを歩いていると、どうやら先程の城壁は南側だったらしい広い大通りに右手に宿泊所が見え、手前に役所らしい建物が見える。周りは石造りなのに、役所はみすぼらしい木造の建物であった。


 「あのー、ゴナベル奴隷長? 何で役所が木造でみすぼらしいのでしょうね?」




 「ああ、あれは立派な木の家だぁ、金持ちは木の家に住む。木材が結構良い値段するからなぁ。大抵の庶民は石造りの家だぁ。お前も知ってぇるだろ? 森人族の事を。彼らが森を管理してぇるから安易に木の家は建てられねぇ」




 ああ、普通逆ですよね? ここでは一般庶民は石造りで、金持ちや官舎は木造だという事だ。意味が分からない。


 「そうなんですか。じゃあ宿泊施設が木造って言う事は高級な所って認識すれば良いのですか?」




 「当たり前だろ。快適に過ごせてぇるだろ?」




 ああ、ギャップがありすぎて何かおかしい。木造は火事になれば燃えやすいし、地震だってそうだと思うのだが‥‥‥。ああ、また便利な道具で護っているに違いない。



 夕方のせいか結構人通りが多く、中には通りに面して何件かの屋台が準備を始めているようだ。良い匂いがしてきたり、路地には晩飯を食べる人だかりのような列も出来ていた。


 商店は店じまいのようで、木戸を閉めたり道路に並べた商品を仕舞っている。大通りは15m位はある結構広い。地図では10mぐらいと思っていたが、思っていたより広かった。道路が広く感じたのはそのせいばかりではなかった。その道路は石畳が綺麗に敷いてあり、例の溝は彫っていなかった。街中だと不便なのかもしれない。


 馬車と人が通る道が分けてあり、驚く事に歩道が両側に完備してある。歩道は幅3mもあり、俺達年季奴隷が列を作って歩いても誰の邪魔にもならなかった。そのお陰でより広く見えていたのかもしれない。


 荷馬車も通っていたが奴隷旅団所属中隊と同じような荷馬車ではなく一回り以上小さいもので、引いている馬も少し小さく感じる。近隣の移送用かもしれない。奴隷組合に運んだり、中から物資を買い付け住民に小売などをするとかそういう事だろうか?



 周囲をキョロキョロしていたが、残念な事に獣人けものびとらしい人は見かけなかった。明日はもっと色々見てみたい。


 すると、宿泊所と奴隷組合の間に人だかりが出来ているではないか。何かと思って覗くと、良く時代劇で見かける瓦版屋みたいな感じで羊皮紙に文字を書いたものに最近起きた事が書いてあるようで、売り子が必死に何かを話している。




 「さあ、さあ~、見ておくれ! 三日に一度の事件見聞録だぁ! 今朝起きた事から王都で起きた事件など色々載ってるよー。文字の読めない方は銅貨三枚で夕食付きでそこの食堂で朗読するおまけ付だよー。これを読める人は銅貨二枚で買っておくれー」




 そう言い終わると、何人かの旅人風の人や商人が買っている様だ。年季奴隷の中にも買っている連中がいる。まあ、移動の途中は暇だからね。そうすると年季奴隷が支払っているのは奴隷銅貨ではないか? あれ、普通に使えるの?


 「あのー、奴隷銅貨も使えるのですか?」




 「おお、内は奴隷組合公認の見聞屋だぁ。奴隷銅貨でも支払いは可能だよ!! 奴隷銅貨だと一枚で良いからな。どうだい兄ちゃんも買っていくか?」




 今朝貰った奴隷銅貨を道具袋に仕舞っていた俺は興味が沸いてつい買ってしまう。まあ、週刊誌か新聞みたいな物だろうと思っていたからだ。


 実際手にしてみると宿泊所の購買所の壁に貼っていた羊皮紙と変わらない羊皮紙で文字や絵は印刷ってよりは焼き鏝に近い。それに新聞紙位の大きさで3枚程あり裏表に文字や絵の様なものが書いてある。


 俺はそれを持って宿泊所に向かい食堂に入る。そして、配膳して貰った物を食べながら読み始める。途中、回りを見ると何人かの年季奴隷達も俺と同じように食べながらそれらを読んでいる。



 普通の新聞のように下の15cm位はたぶん広告欄だと思う。それがびっしり、文字と絵付で描いてある。


 今日の一面は馬車町オードメ分駐所記事と書いてあり、でかでかと「東の辺境伯、奴隷旅団所属中隊に喧嘩を売って返り討ちに!!」と、書いてあり名前は伏せてあったけど女性尉官一人で三十一人を足蹴にとか武勇伝らしいものが書いてある。


 俺は思わず食べていた物を噴出しそうになり、慌てて口を押さえる。その他に、何処かの貴族の宿泊所に盗賊が入っただの小麦が値上がりして市民生活がどうのこうのと、何処でも同じような事が起こるのかと感心してしまう内容であった。



 夕食が終わり、それを持って部屋に行く。そして、風呂に行く為、着替えの事を思い出す。慌てて、食堂に戻りゴナベル奴隷長を探しが見つからない。そういえば飯の前に風呂を行く事を思い出し周りの同僚である年季奴隷さん達に勇気を出して馬車が何処に有るか聞いてみる。


 着替えを取りに自分の馬車に向うと、馬車は宿舎の並びの小屋の中に置いてあった。すると、何人かの年季奴隷達もいて何かやっている。様子を窺うといたずら書きを消しているようだ。


 「あのー、どうしたのですか?」




 「ああ、リョウジか。いや、なに。俺達がここに居なかったもので、誰かが忍び込んで俺らの馬車に落書きしていった奴がいたようだ。最初は壊そうとしたようだが、こっちは頑丈だからな。収納の為に結界を切った俺らも油断してた」




 そういって一生懸命雑巾と束子みたいな物で消している。良く見ると「貴様らに死を!! この仮は返す!!」と、そんな内容であった。っていうか、その他にも罵詈雑言がたくさん書いてある。


 あーあ、大人気ない。きっとあの伯爵さんだよね? 武力で敵わなくてこんな嫌がらせをしたようだ。そんな暇あるならさっさといなくなればよかったのに‥‥‥。これがせめてもの仕返しなんだろう。それにしてもいつ書いたんだ?



 書いた文字は墨であったようなので問題なく落ちそうだが布の部分はどうするんだろ? ジョルジョネ大尉のことだから工事の代金に上積みして請求すると思う。そんなことを思いながら洗濯袋と着替えを入れた袋を二つ持って荷台から降りる。



 他の馬車も描かれているかと思ったので「手伝います」と、言ったが最後のこの一台で終わるので手伝いは要らないと断られてしまう。



 俺もこういう事はやった事が有る。確か現場の仮設の仮囲いにスプレーでいたずらされた時だ。こういうのは描かれて直ぐ消さないとなかなか消えない。それを放置すると何故か増えていくのだ。



 そんな少し昔を思い出しながら着替えと洗濯袋を持って浴室に向う。ああ、また肝心なことを忘れていたよ。俺は「アワアワタイム」をまた見逃してしまう。


 俺は焦り少し早足で浴室に向うが時既に遅し、風呂上りのプイホンさんとすれ違ってしまう。俺はガッカリした足取りで浴室に向う。そして、風呂を済ました俺は食堂に向う。


 ああ、またしても昨日と同じシチュエーション。プイホンさんはゴナベル奴隷長に抱っこされながら部屋に向う。その姿を見送る事しかできない俺であった。



 ああ、まあこんな日もあるさと思い直し、食堂で始めてのお酒を飲む事にする。一度、部屋に戻って洗濯袋と奴隷銅貨が入った革袋を持って食堂に向う。


 配膳する場所に行き、奴隷銅貨を出してお酒を頼むとジョッキ一杯が四分の一という、また訳の分らない事を告げられる。とりあえず1杯頼むと木の札を3枚渡されジョッキ一杯の酒らしいものを渡される。多分冷えていたら最高だと思う。


 それを持ってテーブルに着き飲み始めると、なんていうかすっぱいビールのような感じで余り飲めた物じゃない。ああ、確かこういうのなんていったかな? あっ、エールと言ったかな?


 これならワインのほうがましな感じだが頼んでしまった物は仕様がない。しかし、飲み始めるとこれが結構効いて来る。ああ、これだからプイホンさんはぶっ倒れるのかもしれない。そう考えて酒を飲み干す。


 酒を飲み干した後、ジョッキを返す時に名前を聞いたはずだが部屋に戻る時に忘れてしまう。木の札には酒引換え木札としか描いていなかった。


 そういえばヒノモトから来た勇者さんも日本酒は伝えなかったのかと、首を傾げながら部屋に戻りベットに横になる。


 ああ、日本酒って江戸中期だったかな、確か清酒の製造方法が出来る前はどぶろくで酒の色が白かったと、何かの漫画で呼んだ記憶が甦る。そういうことで日本酒は無いのだと一人納得してベットに上がり毛布に包まり寝てしまう。




 次の日の早朝にプイホンさんに体をゆすられて目が覚める。昨日の酒は翌日に残らないようでスッキリした気分で目が覚めた。


 「やあ、プイホンさんおはよー。俺今日も寝坊しちゃったかな?」




 「今日はゴナベル奴隷長が『リョウジを町に案内しろ』って、言われておいら起こしにきたよ。訓練は無いから朝ごはん食べたら町に行こう」




 「ああ、そうだね。朝食を食べてから、今の時間なら朝市見れるかな?」




 「うんうん、朝市は何処の町でもにぎわうよ」




 そういった話をしながら朝飯をプイホンさんと食べる。薬は相変わらず飲まされるが、今日の夜はどうすんだろ。そんな事を考えながらトイレや朝の支度をすまして、洗濯物を出すのを忘れていたので慌てて部屋に取りに行く。


 やっと、初めて洗濯物を出す事ができた。洗濯が終わり次第、部屋の中に入れてくれるそうだ。受付の人は男性でホテルのフロントにいるような感じの人であった。



 いよいよ、町の見物に出かける為にプイホンさんの後を付いていくと、多分北東の地区だと思う。その東の大通りを跨いで反対側の歩道に渡る。その道を渡る時、結構小型の馬車が走っていて渡るのに苦労してしまう。


 一応交差点には軍人みたいな人が交通整理をしていて笛で合図しているのだが、朝は何処も戦争のような喧騒で警笛があれば皆鳴らしていたと思う。馬車も進む方向が決っているようでなんと左側通行で進んでいた。その合間を縫って反対側の商業地区に向う。



 市場は広い通りから東に入る仲通一杯に広がっていた。近隣の農家から運び込んだ野菜や果物の様なものが入り口近くに並んでいる。


 値札を見ると直径30cm程のかごに山盛りのきゅうりのような野菜やキャベツのような葉物、この前食べたブロッコリーのような野菜も置いてある。それが、一山銅貨三枚とか高くても五枚でどれも値段が安いように感じる。


 皆の歩く速度に合わせて歩いて行くと、今度は鮮魚と乾物屋のようだ。鮮魚っていっても品数は少なく川魚のような物やなまずの様な物、多くは干物の魚で塩漬けしたものと日干しした物であった。そして、驚く事に干し昆布が売っていた。これも1キラ((kg))銅貨5枚と低価格のように感じる。


 プイホンさんに聞いてみると、ここは割りと物価は安いねと教えてくれる。俺はプイホンさんが物価を知っている事のほうが驚きの対象になってしまう。


 まだ、市場は続く。乾物の次に薬草や漢方薬のようなもの。最後に肉屋がある。肉は血抜きした物が天井から吊るしてあり、回りを見ていると何処の部分が欲しいとか、例の1キラ((kg))と二分の一といった会話が飛び交う。


 俺は市場と聞いたので一般のではなく、業者の市場とばかり思っていたがどうやら違ったようだ。一般の人は入れないとプイホンさんは教えてくれる。



 もう一本東側の通りに行くと雑貨関係の店が多く、色々と目移りがしてしまう。なんていうかイタリアンチックな雑貨の中に東洋的な雑貨があったり、和洋折衷で見ていて飽きない。


 「プイホンさん、この通りにくしが売っている所は無いでしょうか?」




 「櫛? えーとね」




 そういってプイホンさんは回りをキョロキョロしだして雑貨屋を探してくれている。見つかったようで足を進めていくので見失わないように彼の後を付いて行く。


 しかし、その場所に着いたところで首を傾げてしまう。そこは調理器具のフライパンやスプーンなどが看板に書いてある所であった。ああ、どうやら彼は「串」と勘違いしているのだと思ったが、店の中に入って行くので後を付いて行く。



 中に入ると所狭しと調理器具が置いてあり、窓が無いのに結構明るい。ランプが灯っていて、棚の鉄製や銅製の鍋や釜が置いてあるのが見える。奥のほうに何故か刷けや櫛のような物が置いてあった。


 なんで調理器具屋に刷毛や櫛が置いてあるんだ? 理由が分らないが、店番はプイホンさんと同じ様な猫種の獣人けものびとが出てくる。


 体はプイホンさんと同じかちょっと大きいぐらいで130cm前後、短毛種のようで毛は短い。そして、白に黒のぶちた毛並みで愛想よく接客をしてくれる。




 「いらっしゃいませ~。何をお求めで? 内は主に調理器具から身の回りの物まで色々取り揃えています。気兼ねなくお尋ねください」




 「あの? 猫種用の櫛っていうか刷毛なんか有るでしょうか? あっ、それと紙を漉くような道具なんかありますか? そんな大きな物はいらないので。そうですね、これぐらいの大きさで、その漉く道具が入る桶のような入れ物もあれば良いのですが」




 「はい、獣人用で猫種用ですね? それと紙を漉く道具ですか。少々お待ちください」




 そういって彼は店の奥に引っ込んでしまう。


 「プイホンさん、店の店主って誰でもなれるの?」




 「ん? ああ、あの人は店番の年季奴隷だよ。おいらもやったこと有るし。分らないと旦那さんに聞けば良いからおいらにも出来るよ」




 「へー、そうなんだ」


 良く見ると商品には値札が付いてるし、奥で店主が値段を計算して教えているのかもしれない。暫くすると、奥の方から店番の猫さんが戻ってくる。手にはお盆を持って櫛と、ブラシのような物を乗せてくる。




 「お待たせしました。今、こちらにあるのがお勧めと皆が使って評判のよい物です。五種類ございまして、右から銀貨一枚、銅貨八十枚、銅貨五十枚、銅貨三十枚、銅貨十枚となっていまして、長持ちするのは五十枚以上の物がお勧めです」




 なかなかな商売人である。一番高い物と一番安価な物を持って来て、最後に真ん中の奴を勧める。俺はプイホンさんに各々のブラシを試してみる。さすが銀貨一枚の物は心地が良いようで、プイホンさんも気持ちがよさそうだ。その仕草に俺の気持ちが揺らいでしまう。色々試したが一番の反応の良い物は1万円のブラシで、一番高い物であった。


 俺はついでに歯ブラシのような物が無いか尋ねてみると、貴族用に置いてあるが高いのでお客様にはお勧めできないと教えてくれる。因みに値段を聞くと10本セットで銀貨1枚で直ぐ毛が抜けるので、ばら売りしていないと教えてくれる。


 そういう物なのかと納得するが一応見せてもらった物は、俺が想像していた物とはかけ離れていた。歯ブラシっていうか、束子であった。針金をねじって毛が挟んであり、コップを洗う束子に見える。結構迷ったが暫くは木の枝でいいやとなり買うのを諦める。



 紙を漉く道具だが結構値が張るものらしく、っていうか使う人が居なくて受注生産という事であった。諦めてブラシだけをプイホンさんに値段交渉をお願いしたが、一個だけでは交渉が難しいといわれてしまう。仕方なく回りを見渡し物色するが中々よい物が見つからない。


 諦めてブラシだけを買おうとすると、思い出す。マッチかライターは無理だとしても火をつける道具、火打石のような物か魔素道具の焜炉こんろのような物が無いか聞いてみる。



 焜炉を奥から出してきた猫さんはこれがお勧めと説明してくれる。しかし、大きすぎて持ち運びに不便なので旅で使える小型の物が無いか聞いてみる。そうすると多少値段が張るが旅用で組立式の焜炉を持って来るが銀貨2枚だという。


 先程の大きいのは銀貨1枚だけどそれでも魔素道具がこんなに安くて良いのだろうか? 組立式の焜炉の説明を聞くと火力は三段階で空焚きすると、熱を感知して独りでに止まるというではないか。これさえあれば何時でも紙の材料を煮込んで紙を漉く事が出来る。それに大きさは20cm四方で厚さが10cmぐらいである。



 喜んでこれに決めて値段交渉をプイホンさんにお願いすると、普段は見せない商売の駆け引きを見ることが出来る。結構粘って銅貨一枚単位で粘ったり、雑貨を持ってきてこれをおまけしてくれとか。


 結局値段は負けられないが鍋をおまけに付けてくれる事になる。寸胴の鍋でガルボルテ工作長から貰った鍋と同じ物であった。


 まあ、材料を煮込む時に有った方が便利だし、値段が銅貨30枚という値段だったのでブラシと焜炉まとめて銀貨3枚で買うことにする。サービスで品物は宿舎の俺宛に届けてくれるといってので、物を持って歩くのもなんだし、お願いして店を出る。




 店を出た所で、誰かに声を掛けられて振り向くと、その背後から何者かに袋のような物をかぶせられて、鳩尾に強い衝撃とプイホンさんの「なんだ?」の声を最後に気を失ってしまう俺であった。





 中篇へつづく

次話は11/21の夜に投稿します。

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