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110/146

星を渡る

第110話 星を渡る

模擬戦を終えてから、しばらくして。

僕たちは訓練場の一角に集まっていた。

僕。

カイル。

ベラ。

ガレス。

レオンハルト。

そして、グレン。

さっきまで周囲にいた冒険者や騎士たちは、それぞれの訓練へ戻っている。

ただ。

僕たちの空気だけは。

少し重い。

原因は。

分かっている。

「さて」

ベラが腕を組む。

「まずは反省会じゃ」

「……はい」

僕は素直に返事をした。

隣。

カイルも。

「はい」

「まずソル」

「僕から?」

「当然じゃ」

ベラの目が怖い。

「お主は何故、初めて使う星装で、初めて実戦で使う《無拍》を最大出力で放った?」

「……」

「答えよ」

「いけるかなって」

「その考えを反省せい!」

「はい!」

怒られた。

隣から。

小さな笑い声。

「……っ」

カイル。

笑ってる。

「カイル」

グレンの声。

「はい」

一瞬。

真顔。

「お前もだ」

「俺も?」

「模擬戦で《天穿》を放つ必要がどこにあった」

「いや」

カイルが僕を見る。

「ソルが凄い構えしてたから」

「だから?」

「負けたくないなって」

「反省しろ」

「はい」

今度は。

僕が笑いそうになった。

「ソル」

「はい」

怒られる。

ガレスが大きく息を吐いた。

「お前ら似てるぞ」

「どこが?」

「どこが?」

声。

重なった。

「そこだよ」

ガレス。

呆れてる。

レオンハルトは少し笑っていた。

ベラが咳払いする。

「まあよい」

表情。

変わる。

「ここからは真面目な話じゃ」

僕を見る。

「ソル」

「うん」

「先ほどの星装」

僕は。

自分の両手を見る。

「僕も」

一拍。

「よく分かってない」

「じゃろうな」

「でも」

思い出す。

通常の《星装》。

右腕。

左腕。

右脚。

左脚。

胴体。

頭部。

六つの星。

それだけじゃなく。

さらに。

大量の星を。

身体へ纏った。

「前から」

僕は言う。

「ちょっと思ってたんだ」

「何をじゃ」

「《明星》には」

腰の剣へ触れる。

「もっとたくさん星を集められる」

「うむ」

「《星装付与》なら」

一拍。

「僕以外の人にも星を纏わせられる」

「そうじゃな」

「《星域》なら」

一拍。

「もっとたくさんの星を広い範囲に出せる」

ベラ。

黙って聞いている。

「なのに」

自分の身体を見る。

「僕自身には」

一拍。

「ずっと同じくらいしか纏ってなかった」

ガレスが眉を上げる。

「それで増やしてみたってのか?」

「うん」

「簡単に言うな」

「でも」

僕は少し考える。

「できそうな気がした」

「それが一番怖えよ」

ガレス。

頭を掻く。

レオンハルトが僕を見る。

「実際」

一拍。

「効果は明らかでした」

「やっぱり?」

「はい」

レオンハルトが頷く。

「速度」

「……」

「攻撃力」

「……」

「防御力」

「……」

「反応速度」

「……」

「その全てが、それまでの星装を大きく上回っていました」

カイルも頷く。

「マジで全然違った」

「そんなに?」

「そんなに」

一拍。

「途中から俺、普通に押されてたからな」

「でも最後まで対応してたじゃん」

「必死だったんだよ」

カイルが笑う。

ベラが口を開く。

「星装そのものが変わったわけではない」

僕。

ベラを見る。

「違うの?」

「うむ」

ベラが僕の胸元を指す。

「変わったのは」

一拍。

「お主じゃ」

「僕?」

「これまでより多くの星を」

一拍。

「同時に纏い」

「……」

「同時に制御できるようになった」

僕は。

黙る。

「星が増えたわけではない」

ベラが続ける。

「元より、お主は大量の星を扱っておった」

《明星》。

《星装付与》。

《星域》。

確かに。

「じゃが」

一拍。

「大量の星を己の肉体へ纏い続けるとなれば話は違う」

「……」

「剣へ集めるより」

「……」

「外へ広げるより」

「……」

「遥かに繊細な制御が必要となる」

レオンハルトも頷く。

「身体の各部位を強化しながら、それぞれ異なる動きをさせる必要がありますからね」

「そっか」

僕は。

もう一度。

手を見る。

「なら」

一拍。

「もっと増やせるかな」

「やめい」

即答。

「まだ何もしてないよ!」

「お主は放っておくとやる」

「……」

否定。

できない。

「まず」

ベラが言う。

「先ほどの量を完全に制御せよ」

「うん」

「《流転》まで含めてじゃ」

「分かった」

「それができてから次を考えよ」

「はい」

ベラ。

頷く。

そして。

「もう一つ」

僕を見る。

「《無拍》じゃ」

「うん」

「シリウスから教わったものとは」

一拍。

「随分変わっておったな」

ガレス。

僕を見る。

「やっぱりあれ、シリウスの技だったのか?」

「元はね」

僕は頷く。

シリウス。

五百年前の剣聖。

僕に。

剣を教えてくれた人。

「シリウスの《無拍》には」

一拍。

「《心眼》が必要だった」

相手を見る。

ただ。

目で追うわけじゃない。

呼吸。

重心。

魔力。

筋肉。

視線。

剣。

全て。

捉える。

そして。

相手が動くより。

一拍。

早く。

斬る。

「でも」

僕は言う。

「僕には」

一拍。

「シリウスみたいな《心眼》は使えない」

ベラが頷く。

「当然じゃ」

「だから」

「……」

「別の方法を考えた」

カイルが反応する。

「さっきの星?」

「うん」

僕は。

指先。

上げる。

小さな。

黄金の星。

一つ。

浮かぶ。

「僕一人じゃ」

一拍。

「シリウスみたいに全部を見ることはできない」

もう一つ。

星。

「だったら」

さらに。

星。

「星に」

一拍。

「見てもらえばいいと思った」

「……」

ガレス。

黙る。

レオンハルト。

目を細める。

ベラ。

少し。

笑った。

「なるほどの」

僕は続ける。

「相手の周りに星を置く」

星。

四つ。

五つ。

「正面」

一つ。

「横」

一つ。

「後ろ」

一つ。

「上」

一つ。

「色んな場所から」

一拍。

「同時に相手を見る」

カイルが自分の身体を見る。

「じゃあ俺」

一拍。

「さっきこいつらに見られてたの?」

「うん」

「なんか嫌だな」

「星だよ?」

「分かってるけど」

僕は笑う。

「星が感じた情報を」

一拍。

「全部僕が受け取る」

「……」

「それを一つにまとめれば」

僕は。

目を閉じる。

周囲。

星。

それぞれ。

違う場所。

違う角度。

そこから。

伝わる。

「僕なりの」

一拍。

「《心眼》になる」

沈黙。

最初に口を開いたのは。

ベラ。

「……面白い」

「本当?」

「うむ」

ベラが星を見る。

「シリウスの《心眼》を」

一拍。

「そのまま真似るのではなく」

「……」

「己の星装で再現したか」

少し。

懐かしそうに。

笑う。

「シリウスが見たら」

一拍。

「喜ぶじゃろうな」

「……」

僕も。

少し笑った。

「だといいな」

「じゃが」

ベラが僕を見る。

「情報量には気をつけよ」

「うん」

「星を増やせば」

一拍。

「その分だけ、お主へ流れ込む情報も増える」

「分かってる」

「本当か?」

「……たぶん」

「分かっておらぬではないか!」

また。

怒られた。

でも。

まだ。

ある。

「……あの」

僕が手を上げる。

ベラ。

嫌そうな顔。

「何じゃ」

「もう一つ」

「……」

「技がある」

「まだあるのか?」

「うん」

「いつ作った」

「旅してる途中とか」

「いつ修行しておった?」

「夜とか」

「寝ろ!」

「ちゃんと寝てたよ!」

「ソル」

ガレスが笑う。

「お前、意外と隠れて色々やってんだな」

「だって」

一拍。

「思いついたら試したくなるし」

カイル。

興味津々。

「何?」

「移動」

「移動?」

「うん」

僕は。

訓練場を見る。

「ちょっと離れて」

「危ないのか?」

ガレスが聞く。

「失敗したら」

「危ねえじゃねえか」

「だから離れて」

「先に言え!」

みんな。

少し下がる。

僕は。

訓練場中央へ。

歩く。

星。

展開。

一つ。

二つ。

三つ。

四つ。

五つ。

それぞれ。

離れた場所。

高さも。

位置も。

違う。

カイル。

星を見る。

「《無拍》と同じ?」

「使ってる星はね」

僕は。

一つ目の星を見る。

息。

吐く。

「じゃあ」

一拍。

「いくよ」

星装。

黄金。

身体。

纏う。

そして。

一つ目。

星。

意識。

次の瞬間。

僕の身体が。

弾けた。

「――!」

カイル。

目。

見開く。

一つ目の星。

到達。

その瞬間。

身体が。

弾かれる。

二つ目。

カンッ!!

黄金の軌跡。

直角に近い角度で。

折れる。

「何だ!?」

ガレス。

声。

三つ目。

到達。

反射。

四つ目。

反射。

五つ目。

反射。

僕自身が。

星から。

星へ。

弾かれていく。

黄金の光。

訓練場。

跳ねる。

そして。

最後。

地面。

着地。

ザザッ!!

「……」

止まる。

「……よし」

できた。

顔を上げる。

みんな。

黙っている。

「……どう?」

カイルが。

一番最初。

走ってきた。

「何それ!」

「近い近い」

「どうやった!?」

「説明するから!」

「瞬間移動?」

「違う」

僕は首を振る。

「ちゃんと移動してる」

ベラ。

ゆっくり。

歩いてくる。

「星を」

一拍。

「起点にしたのか」

「うん」

僕は。

一つの星を指す。

「星に触れた瞬間」

一拍。

「次の星へ」

手。

弾く。

「反射する」

ガレス。

眉をひそめる。

「待て」

「何?」

「あの速度で」

一拍。

「どうやって次の場所を確認してんだ?」

僕は。

笑う。

「星」

「……」

ガレス。

星を見る。

ベラ。

すぐ。

理解。

「《心眼》か」

「うん」

カイル。

僕を見る。

「移動にも使ってんの?」

「そう」

僕は頷く。

「速すぎて」

一拍。

「僕の目だけじゃ次の場所を確認できない」

「……」

「だから」

周囲の星。

見る。

「先に」

一拍。

「星に見てもらう」

次の星の周囲。

敵。

味方。

障害物。

地面。

その次。

さらに。

その次。

「星から入ってくる情報を」

一拍。

「《心眼》で処理して」

「……」

「次にどこへ行くか決める」

レオンハルト。

驚いたように。

僕を見る。

「つまり」

一拍。

「反射してから行き先を決めているのではない」

「はい」

「次の星へ到達する前に」

一拍。

「さらにその先を見ている」

「そうです」

レオンハルト。

小さく息を吐く。

「恐ろしい技ですね」

「じゃろうな」

ベラが言う。

「じゃが」

僕を見る。

「危険じゃ」

「うん」

「《無拍》以上にな」

「分かってる」

「本当に?」

「これは本当に分かってる」

カイル。

首を傾げる。

「何が危ないんだ?」

ベラが答える。

「一つでも」

一拍。

「情報処理を誤れば」

「……」

「あの速度のまま」

近くの石壁。

指差す。

「激突じゃ」

「……」

カイル。

石壁を見る。

僕を見る。

「死ぬじゃん」

「だから」

一拍。

「まだあんまり使いたくない」

「よく作ったな、そんな技」

「最初はもっと遅かったんだよ」

「名前は?」

カイル。

聞く。

僕は。

少し。

間。

「《星渡》」

「せいと?」

「うん」

星。

一つ。

浮かべる。

「星から」

一拍。

「星へ」

「……」

「渡るから」

カイル。

少し黙る。

「かっこいい」

「でしょ?」

「でも」

「?」

「俺それ嫌い」

「なんで!?」

「だって」

カイルが星を見る。

「これ完成したら」

一拍。

「俺の槍の間合い」

「……」

「めちゃくちゃにされるじゃん」

「あ」

「じゃあ練習禁止」

「嫌だよ!」

「禁止!」

「絶対完成させる!」

「やめろ!」

僕と。

カイル。

言い合う。

「……」

ガレス。

笑う。

レオンハルトも。

少し。

笑っている。

ベラは。

星を見る。

「星を眼とし」

一拍。

「星を道とする」

「……」

「面白い」

その言葉。

少し。

嬉しかった。

その時。

「カイル」

グレン。

声。

「ん?」

カイル。

振り返る。

グレンは。

ずっと。

僕たちを見ていた。

「決めた」

「何を?」

「お前」

一拍。

「しばらく本部へ戻るな」

「……は?」

カイル。

固まる。

僕も。

「え?」

「親父」

一拍。

「それどういう意味?」

グレン。

僕ではなく。

ベラを見る。

「ベラトリクス様」

「何じゃ」

「お願いがあります」

グレン。

頭を下げる。

「息子を」

一拍。

「あなた方へ同行させていただきたい」

「……」

カイル。

目。

見開く。

「俺?」

「そうだ」

「なんで?」

グレン。

息子を見る。

「お前には才能がある」

「……」

「戦闘能力だけなら」

一拍。

「同じ歳の頃の私を」

「……」

「既に超えている」

カイル。

黙る。

初めて。

父親から。

聞いたのかもしれない。

「だが」

グレンが続ける。

「足りない」

「何が」

「経験だ」

「……」

「お前は」

一拍。

「アステリアしか知らない」

「……」

「冒険者として依頼を受け」

「……」

「魔物と戦い」

「……」

「人を守る」

「……」

「それだけなら」

グレン。

カイルを見る。

「既にA級として十分だ」

「……」

「だが」

一拍。

「S級を目指すのなら」

空気。

変わる。

「強いだけでは」

一拍。

「足りない」

カイル。

父親を見る。

「国を見ろ」

一拍。

「人を見ろ」

「……」

「魔族を見ろ」

「……」

「そして」

グレン。

言う。

「世界を見てこい」

カイル。

黙る。

グレンが。

僕を見る。

「ソル君」

「はい」

「君は」

一拍。

「短い期間で」

「……」

「多くの場所を見てきたと聞いている」

ヴァルガルド。

セレフィア。

アルカディア。

魔族領。

色んな場所。

色んな人。

「そして」

一拍。

「多くの者から」

「……」

「力を学んだ」

グレン。

再び。

カイルを見る。

「お前も行け」

「……」

「ソルと競え」

「……」

「戦え」

「……」

「学べ」

そして。

一拍。

「本当に危険な時には」

グレンの声。

少しだけ。

父親のものになる。

「隣に立て」

「……」

カイル。

僕を見る。

僕も。

カイルを見る。

しばらく。

何も言わなかった。

そして。

「分かった」

カイル。

笑う。

「行ってくる」

グレン。

小さく。

頷いた。

ベラが。

腕を組む。

「妾は」

一拍。

「構わぬぞ」

「本当?」

カイルが聞く。

「じゃが」

ベラ。

笑う。

「妾について来るなら」

「……」

「甘くはないぞ」

「望むところ」

「ほう」

「俺」

一拍。

「強くなりたいんで」

ベラ。

口元。

上がる。

「よかろう」

その後。

僕たちは。

冒険者ギルドへ向かった。

理由。

一つ。

グレンが。

言った。

「同行するのであれば」

一拍。

「ちょうどいい」

僕。

首を傾げる。

「何がですか?」

「君たち」

一拍。

「パーティーを組め」

「……」

僕。

カイル。

見る。

「パーティー?」

「そうだ」

グレンが言う。

「ソル君も冒険者だろう」

「はい」

「カイルもだ」

「うん」

「各国を回るのであれば」

一拍。

「ギルドへ正式に登録しておいた方が都合がいい」

なるほど。

ギルド。

受付。

僕と。

カイル。

並ぶ。

受付嬢。

書類。

出す。

「新規パーティー登録ですね」

「はい」

「構成人数は」

僕。

カイルを見る。

「二人」

「二名ですね」

ペン。

動く。

「では」

一拍。

「パーティー名をお願いします」

「……」

僕。

止まる。

カイル。

止まる。

顔。

見合わせる。

「……考えてた?」

「いや」

「僕も」

受付嬢。

少し笑う。

「後日でも構いませんよ」

「じゃあ」

一拍。

「後で」

「分かりました」

書類。

記入。

僕の名前。

ソル。

その下。

カイル。

カイル・ヴァルハイト。

二つの名前。

並ぶ。

「これで」

受付嬢が言う。

「正式にパーティーとして登録されました」

「……」

僕は。

書類を見る。

なんだか。

不思議。

今まで。

色んな人と。

一緒に戦った。

ベラ。

アン。

ガレス。

レオンハルト。

五百年前の英雄たち。

でも。

同じ世代。

同じ冒険者として。

一緒に旅をする。

仲間。

初めて。

「よろしくな」

カイル。

手。

出す。

僕も。

握る。

「うん」

一拍。

「よろしく」

ギルド。

外。

出る。

少し先。

ベラ。

待っている。

「遅いぞ!」

「今終わったところ!」

「何をしておった!」

「登録!」

カイルが笑う。

「ベラ様」

「何じゃ」

「次どこ行くんですか?」

「まだ決めておらぬ」

「え?」

「そのうち決まる」

「適当だな」

「何じゃと?」

「カイル」

僕が小声。

「それ言わない方がいい」

「なんで?」

「怒るから」

「聞こえておるぞ!!」

「ほら」

「ソルもじゃ!!」

僕と。

カイル。

笑う。

そして。

ベラの後を。

追いかける。

二人で。

走る。

今日。

僕は。

新しい星装の可能性を知った。

シリウスから受け継いだ《無拍》を。

僕なりの形へ変えた。

そして。

新しい移動技。

《星渡》。

まだ。

どれも。

完成していない。

でも。

それ以上に。

大きなものを。

手に入れた。

一人だった。

冒険者としての道。

その隣に。

初めて。

名前が並んだ。

カイル・ヴァルハイト。

いつか。

史上六人目のS級を目指す。

同じ時代を生きる。

僕の仲間。

ここから。

僕たちは。

一緒に。

世界を回る。

戦って。

学んで。

強くなる。

この時。

僕たちはまだ。

知らなかった。

この小さなパーティーに。

これから。

一人。

また一人と。

仲間が増えていくことを。

そして。

いつの日か。

その名前が。

世界中に知られることになることを。

今はまだ。

ソルとカイル。

たった二人から。

始まった。

 



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