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日常で世界を変える(新谷編)  作者: mei


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8月27日 復帰

 私は、前方で旗をもつ篠木を見つめていた。なるほどな。こうやって、クラスの代表者が旗を持つのか。私たちのクラスに目を向けると、そこにはサッカー部キャプテンの沢田とBIG3の高田真波がいた。この二人のどちらかが持つのかな?私は、今日学校に行かないという選択肢もあったが、ここで行かなかったら逃げど自分にそう言い聞かせて昼のこの暑い時間にわざわざ登校したのだった。久しぶりに来たとはいえ、みんな体育祭の練習に真面目に取り組んでいた。どうやら、今日から本格的に体育祭の練習が始まったみたいだ。まぁ、2学期が始まって3日目だから、こんなものだろうとは思っていた。今日は、入場行進の練習がメインだった。


 真紀「暑いね」

 私 「そうだねぇ」

 真紀「体調は、大丈夫なの?」

 私 「うん、全然平気だよ」


 一応、真紀たちには何があったのかホントのことは言っていない。まぁ、言ってもよかったけど心配されるのだけは嫌だ。すると、入場行進の列に並ぶ声がかかり、真紀は私より一足先に集団の中に入って行った。すると、私が一人になったのを見計らったかのように楓がやってきた。


 楓 「何があったの?」

 私 「別に何もないよ。調子悪かっただけだよ」

 楓 「だったら、もっとしんどそうに普通するでしょ?」


 やば、見透かされてる。


 私 「別に、体調良いわけじゃないから」

 楓 「まぁ、どっちでもいいけど。それよりも、那奈の情報知らないの?」

 私 「那奈ねぇ、、、、、、」

 楓 「知ってるの?」

 私 「知ってたら、さっさと楓に言うに決まってるでしょ」

 楓 「だよね」


 もしかしたら、私がいない間に会っていたとでも思ったのだろうか?よく、そんな妄想できるな。それだけ、那奈のことが気になるということか。今度は、私たちの名前も呼ばれて歩き出す。3年4組のところには、既に旗手役の沢田と高田たちが話をしていた。


 沢田「そうみたいだな」

 私 「頑張ってよ」

 沢田「みんな、"聖淮戦"に負けてから強くなったんだよ」

 私 「そうなんだ」


 どうやら、二人はサッカーの話をしているみたいだ。私たちのクラスは、いつもサッカー部の溜まり場になっている。中沢、辰巳のもとに、唐沢や相田たちの他のクラスの奴らがやってくるのだ。


 楓 「とりあえず、那奈の情報わかったら、教えてよ」

 私 「うん。それは、わかってるよ」


 楓の話を聞きながら、私は再び篠木の方を見つめたのだった。

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