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吾輩は猫を拾ってまいった。《更新不定期》  作者: 月末了瑞
おまけ:リアイベをおっさんと楽しもう!

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19/26

①❶月①日:あいすてぃーは難しかったのである。『2』

 そう悟った吾輩は、気を取り直して紅茶を嗜み始めたのだが……冷めると渋みが強くなって、あまり美味しくないのである。


 はあ。そんな憂いを込めた息を吐き出していると、ミャオ〜! 金之助が嘲笑するように鳴くではないか! もしや、わざと吾輩の邪魔をしたのであるか!? そう怒りかけたが、いかぬ、いかぬ。


 金之助を怒ったところで、紅茶が温まるわけでもなかろうに。


 仕方ない。今一度、紅茶を淹れ直すとするか。そう思ったが、紅茶を淹れ直すたび、金之助が邪魔をしてくるのである。


 これは参った、まこと参った降参なのである。


 そう参った宣言をしていると、ふとおばはんの孫娘が、以前“だぶるくーりんぐ方式”なるものを教えてくれた気がする。


 仕方ない。“あいすてぃー”の時期はとうに過ぎているが、背に腹はかえられぬ。


 吾輩は、暖かな紅茶を諦め、あいすてぃーを淹れることにした。


 何故かあいすてぃーにすると、金之助は全く興味を示すことなく、日向ぼっこを続けるのだ。


 何故だろうか? そう思っても、吾輩は猫の気持ちなど分からぬが故、飽きてしまったのだろうと考えることにした。


 しかし、初めてあいすてぃーなるものを淹れてみたは良いものの、何か失敗してしまったらしい。


 茶の色が濁り、牛乳を入れたような色味になってしまった。これは参った、参ったなのである。


 また、おばはんの孫娘が金之助に会いに来た時にでも聞いてみるとするか。そんな感じで、折角の紅茶の日は、“とらぶる”や失敗続きで終わってしまったのである。

このあと、20:00から本編である『猫の名前を決めたのである!』を投稿するのである!

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