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西園寺家の余白詩三十四 『魔の森の異端 四』

森の主の力さえ

通じなかった

『それ』が

居座っている場所は


森の植物

動物

魔物

それ以外のものにも

影響を及ぼす場所だった


何が起きるのか


森のあちらこちらが

ざわついた


以前

そこには


荒れ狂う嵐のような力があった


その力は

気まぐれに

近くにあるものを変えていった


望んでなどいないのに


だが

森の主の力が届かなくなり

地形も大きく変わったというのに


そこは


あまりにも

おだやかな場所になっていた


─────────────

※毎日深夜に、おやすみ前の1編として更新します。

※本編『とある大正新婚夫婦の異世界転移サバイバル!日記』の短詩集ですが、

 こちら単体でもお楽しみいただけます。

※本編↓

http://ncode.syosetu.com/n4260md/

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