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西園寺家の余白詩二十四 『屋敷が自我を持つとき 一』
自分が、そういうものだと
「分かった」のはいつだろう
そもそも最初は、
分からないということすら、分からなかった
柱があった、梁があった、壁があった
畳があった、襖があった、障子があった……
だが、それらが自分であるとは分からなかった
けれど、
千草が障子をあける
旦那様が畳に座る
千草が柱に触る
旦那様が襖を開ける
それらを屋敷はすべて感じ
それが自分の一部だと知っていった
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※毎日深夜に、おやすみ前の1編として更新します。
※本編『とある大正新婚夫婦の異世界転移サバイバル!日記』の短詩集ですが、
こちら単体でもお楽しみいただけます。
※本編↓
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