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西園寺家の余白詩十ニ 『影絵の約束』

障子に照らす月明かりで

祥吾が手で狐や犬、ウサギなどの影絵を作る


手をを叩いて喜ぶ千草


あちらの世界に戻っても

ここで生きていっても

こんな時間がつづくといいな


ぽつりと呟いた祥吾の言葉に

千草の手が止まる


障子の上で影の指が結ばれ

解けない約束になった



─────────────

※毎週月曜日深夜に、おやすみ前の1編として更新します。

※本編『とある大正新婚夫婦の異世界転移サバイバル!日記』の短詩集ですが、

 こちら単体でもお楽しみいただけます。

※本編↓

http://ncode.syosetu.com/n4260md/

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