医務室
魔法実技のパフォーマンスの最中に魔法を暴発させて腕に怪我をそしめ、急に集中力を落とした事で体力が一気に持っていかれた為
その場にルリは倒れると誰よりも早くリアがルリを抱えて実技場から出て行けば医務室へと向かうが運悪く誰もいなかったので
リアは近くのベットにルリを寝かせると、
ルリは微かに目を開けて
「……ここは…」
「……医務室だ」
ルリが何気なく呟くとリアが医務室である事を教えるとルリはリアの声に起き上がろうとするが腕が痛くて顔を歪めるとリアにベットに再び寝かせられる
「腕を怪我をして体力も持っていかれたんだ…大人しく寝ていろ」
「う……ぅん」
ルリは先程まで冷たい態度をリアにとられていたので、少し居心地を悪くして身じろぎをして身体を横にしてリアの表情を見ないようにするとリアが立ち上がって医務室にある救急箱を取り出して
「応急処置だけでもするぞ……」
と言って、怪我をしているルリの腕を優しく取り怪我に消毒をする
つけている消毒草がしみるのかルリは痛そうに顔を歪めるとリアが「我慢しろ」と言いながら消毒草をつけ終えて綺麗な木綿の布を取り出して引き下けばルリの腕に巻きつけて
「とりあえず、医務の教師が来るまでそれをしてろ……俺は、魔法の実験をする為そろそろ行く」
リアが救急箱をしまい、医務室から出て行こうとするとルリがリアの背中に向けて
「……ここまで、運んでくれてありがとう」
その言葉にリアは足を止めて、背中を向けたままルリに今日のパフォーマンスの事について話す
「今日のパフォーマンスを披露したの……
よく出来ていた。俺も…負けないから」
「えっ?」
「言いたかったのはそれだけだ…じゃあな」
リアがそそくさと医務室から出て行くと、数分後授業が終わったリーラがご飯を持って様子を見にきてくれて
ルリはリーラからご飯を受け取り美味しそうに食べながら談笑をする
「にしても、本当ルリさん一体何が起きたんですかね?」
「うーん、実はね…パフォーマンスしてる最中に急に足に痺れが走っちゃってきっとそれが原因かなって思うんだ」
ルリの言葉にリーラが「痺れ」というキーワードに何かをさっして、ルリの靴を失礼と断りを入れてから見ると種を見つけてルリに話す
「この種は[ビジリゾウの種]です。この学園でも手に入れる事が出来る観賞用の花の種ですね
ついでに言うとこの種の花はこんな感じです」
リーラは医務室にあった本にビジリゾウの花を見せると色鮮やかな赤色で茎や葉に棘が含まれていると書かれてあった後に種の説明が記載されていて
「この種は通称[痺れ種]と呼ばれる魔法アイテムの1つであり、持った相手が指をならせば少しだけの痺れを身体に走らせる事が出来るって書いてある」
「つまり、誰かルリさんの靴にこの種を入れてパフォーマンスがうまくいったときに邪魔するようにしたんですかね
たっく、卑怯なやり口ですよ!!」
リーラが種を持って外へ投げようとするが、
ルリが止めてその種をもらえなかいかとリーラに話せばリーラは自分のものじゃないのでと一言言ってルリに渡すとルリはお礼を言って
「図鑑でみたらすごく綺麗なお花だなって思って私も育ててみたくなっちゃたんだ」
「ルリさんらしいですね…確かビジリゾウは薬効もあるんですよ。
種が痺れなら成長すれば緩和されて痺れ止めの効果があるんですよ」
ルリが「そうなんだ」と言えば早速後で植木鉢に入れて育てようと思っていると丁度医務室に教師が現れて2人ともあいさつをする
「いやぁ、遅くなってごめんね〜
会議が思っていたよりも長くなってしまってね」
「大丈夫です。応急処置はされて今ご飯も食べれるくらい体力も回復したので」
謝る教師にルリは腕を見せて笑うと教師はスッと真面目な顔になってルリの腕をみて、
布を優しくとると殆ど傷が残っていなくて
教師がルリにとう処理したのか伺う
「あ、これは、ここまで運んでくれた生徒が救急箱を取り出して処理してくれたんです。
何か間違った方法でもあったんですか?」
「いやいや。寧ろその生徒さんに感謝しなさいな。的確の処理のおかげでここまで回復したのだからそのご飯ゆっくり食べたら部屋に戻って休みなさい
あ、呉々も今日は魔法の練習や勉強などはしないように
せっかく治ったのに悪化させると元も子もないからな」
笑顔で教師が言うとルリも「はい」と返事をして靴を履いてリーラと一緒に医務室を出て行けば教師が救急箱を取り出して中身を見ると考えるように呟く
「にしても……本来魔力による傷は2〜3日程しないと治癒しないのだが
完全に治している……まるで、薬がそれである事がわかっていたかのように
一体だれが……こんな事五大賢者以外なし得ない知識なのに……さっきの子といい今年は面白い生徒に恵まれたな…親友よ」
と1人教師はフッと笑い立ち上がればコーヒーを飲む
そして、医務室を出たルリはリーラにリアの事を聴くとリーラが機嫌悪全開にして
「あぁ、いきなりルリさんを連れ出したと思っていましたが直ぐに戻ってきてレーナと一緒に魔力操作の練習してましたよ
きっと、ルリさんのあの魔力で作った龍に触発されて自分もマズイって思ったんじゃないんですか?
ふっ、だとしたらいい気味です」
『全くでしゅ!』
リーラの言葉にリリーが同意して声だけ出すとルリが困った表情をして
リーラとリリーに自分が思ってる事を話す
「2人はリアがレーナさんを選んだみたいになってるけど、そもそもリアが好きなのはレーナさんじゃなくて……セシリだよ?」
「あー、た、し、か、に!!
レーナさんも美人で頭脳明晰ですがセシリフィア姫なら納得出来ますね!
綺麗で頭脳明晰で更に魔力まで長けていて……そんな姫とリアさん確かに絵になりますね」
ルリの言葉にリーラは納得しているとリリーは元々何があってもリアが嫌いな為機嫌が悪いまま
「認めたくないでしゅけど……ルリしゃまとの方が絵になるでしゅよ…それに、ルリしゃまの方が姫より優しいし、ルリしゃまの方があんなレーナって言う卑劣女よりも優秀でしゅ」
「ありがとう、リリー。そう言ってくれるだけで私は嬉しいよ
でも、リリーが思ってるほど私人間ができてるとは思えないんだ。」
どこか後ろ向きなルリの発言にリーラが手を取りまじめに言い放つ
「そんな事ありません!!
リリーさんの言う通りルリさんは姫より優しいしレーナよりも凄いです
ただ、私が腹が立つのはリアさんの態度です
あんな露骨にレーナと仲良くしているのを見せびらかしてルリさんの気持ちとか考えてあげて欲しいですよ」
「あれ?その言い方だと、私…リアの事好きみたいに聞こえるような」
ルリはリーラにリアの事好きかを言ったか考えているとリーラがルリをみて大きく息を吐けば見ているだけで分かりますと言われて
ルリは顔を触ってそんなに露骨に出していたであろうかと思っているとリリーに
『確かにルリしゃま露骨には出てませんけど、契約している僕には分かるでしゅよ
あの女と仲よさそうにしているとルリしゃま胸がチクチク刺さって痛そうでしゅ
そんな事をあのギザ野郎ワザとやってんじゃないかと思えてきて更に嫌いになったでしゅ』
リリーの言葉にリーラもそれは同意しているのか首を何回も縦に振っていると
ルリは困りながらも顔を赤くして笑い
ルリも考える
「確かにあんなに露骨にレーナさんと仲良くしているのを見るとチクチクするけど
やっぱりなんか考えがあるからなんだと思う
本当にリアがレーナさんに心を奪われているのなら私を医務室まで運ばない筈だから」
「そ、それは…そうですが……
あー、私もやっぱりダメです!!
何故だか分かりませんが、ルリさんを悲しませる連中は例えリアさんでも許せないです
考えがあろうがなかろうが…悲しませているのは事実なんですから」
と言ってリーラは一足先に部屋に入って寝る事を伝えて挨拶するとルリも挨拶をしてお互いに部屋に戻るのだった
次回をお楽しみに!!




