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ミラクルカラー物語  作者: 水無月魅美
13/30

授業について

金髪で美青年の魔法使いだが、女(可愛い、美人限定)に目がないチャラ男 リエウェカ。

赤紫の髪で美少女 世界の始まりの場所と呼ばれる種族『天人族』の長の娘 エナ。

この2人と新たな出会いをするルリ達。

そして、授業内容について説明するために校長が現れて皆注目する


「えっと、校長先生。どうして、授業受けなくても大丈夫なんですか?

学校というのは勉強する所で定期的にうける試験などがあるってセシリから聞いたんですけど…」


「おぉ、言葉たらずじゃったやな。勿論他のクラスの者達は学科というものがありテストや試験が定期的に受けてもらうのじゃ。

だが、このクラスに配属された者は自由に授業を受ける事が出来るのじゃ。

なので、学科とかを受けたいものがおるのなら私が教壇に立って教えよう。

君達…セシリフィアとリエウェカはわざわざ授業を受けなくてもある程度の教えは済ませているから必要無かろう」


校長が説明してセシリフィアとリエウェカを見るとセシリフィアが穏やかに笑いながら校長に話す


「確かに、城には勉学を教えてくれる方々はいらっしゃってそこでこの世界の歴史や文化、そして種族については学んだと思います」


「それに、加えてセシリフィアは自らが進んで知りたい事を探求するために、そこいらの者よりもよっぽど教養が身につけられている事じゃろうな」


そこまでセシリフィアについて語るとルリはじゃぁ、どうして学校に入学しようという質問が頭に浮かんでくるのだが、そこは校長が説明してくれる


「きっと、ルリ以外の者はこの学園にて究極魔法を取得したくて入学しようと思ったのではないのかの?」


究極魔法という言葉をきいて、ルリが先ほどエナもそんな事話していたなぁ〜っと頭の中で思っているとセシリフィアが校長に質問をする


「この学園は世界を作った五大賢者がそれぞれの属性の究極魔法を残していったと聞きました。

そして、特別教室の生徒はその究極魔法を取得する権利が与えられると…その事について説明してもらえませんか?」


セシリフィアの質問に校長は頷いて教壇に立てば皆に座るように促す。因みにリエウェカは校長が魔法で浮かせて座らせていた。

皆が座ったのを確認すると、黒板に文字を杖を使って書き始め説明をする


「先ず、セシリフィアの言っていた質問じゃがその通りじゃ。

この学園には賢者が残していった究極魔法の書物が残されている。

その究極魔法を取得できるのもこの特別教室の生徒のみ」


「どうして、一般の生徒は取得許可してもらえないの?」


「ふむ、この究極魔法は究極と言われるだけあって取得が非常に困難であり命を落とす可能性も秘めているのじゃ。

そんな危険な魔法を一般の生徒に取得しようものなら大量の死人が出てきてしまう

じゃから、特別教室というものが設立されたのじゃ」


校長の話を聞いてルリは怖くなると、隣に座っていたエナが手を上げて校長に思っていたことを話す


「その話を聞くと、この特別教室って結構最近出来たように聞こえる」


「そうじゃのぉ。ある一般の生徒が何らかの方法で究極魔法の取得を試みた事あり実行した時に、術は失敗をして術者と周りにいた生徒が大量に亡くなった年があり、その事が問題視されて学園の存続が危うくなった年があっての。

それでどうにかと打たれたのがこの特別教室って訳じゃ。

まぁ、この話は私が校長になる数百年前の話じゃがの」


校長が明るく笑いながら話していると、再び黒板に文字を杖で書いていく


「話を戻すが、究極魔法は各属性の最高峰となる魔法。取得許可も今後の君次第になってくるのじゃ」


というと校長はルリ達に無色透明な掌サイズの水晶を置いて取得許可について説明する


「今渡したこの水晶玉の色水が4つ揃った者に究極魔法取得許可が下りる。

皆、リエウェカは後で良いが水晶玉にてをかざしてみてくれるかの?」


校長に言われて皆(リエウェカ以外)手をかざすとそれぞれ一色の水が水晶玉の中から現れる

セシリフィアは青色、ルリは緑色、リアは赤色、エナは紫色だった。

その中に入った色水をルリがマジマジと見ていると校長はルリ達に色水の集め方を教える


「その水晶は君達がその色水以外の魔法を取得すると増えていく。例えばセシリフィアは青色なので、青魔法以外の魔法の取得に専念するのじゃ。

ここは、魔法学園じゃからのありとあらゆる魔法使いがいるそこで学んで己の力にすると良い」


校長が説明を終えれば、ルリが手を上げて校長に


「あの、校長。私は教養もなにもこの世界の歴史も知らないので先ずそこから学んで行きたいんですけどその場合は校長に言えばいいんですか?」


「そうしたいのは山々じゃが、私も忙しいのでな…ルリは今日から他のクラスの生徒達と勉強に励んでいくといい

その過程で魔法を取得も試みるとよい。

他の者たちも色水を集めるためにしたい事、やりたい事がある場合は私以外の先生に許可を得てから取るように」


校長の言葉に皆頷いていけば、校長は早速ルリの前に大量の本やノートを出現させると


「一応これが他のクラスの生徒達が使う教科書やノートになる。君は特別教室の生徒だが魔力の使い方や教養を学んだ事ないところを見るとEクラスで最初学んでいくと良いじゃろうな」


「あれ?Eクラスって確かこの学園の1番下だったような」


ルリが首を傾げて私はそんなにバカなのだろうかと思い話しをしていると、校長がやんわりと


「確かに1番下じゃが、ちゃんと学ぶことが出来れば上へと登る事が可能じゃよ。

他の生徒は、定期的に学科試験、魔法試験を行いステップアップしていく。

そこから学べるものはたくさんあるはずじゃからあまり考えなさんな」


「うーん、それもそうですね。分かりました。私、Eクラスで魔法の事学んで直ぐにAクラスまで登ってきます」


「その域じゃ、ルリ。とりあえず特別教室の君達は行動に制限などないので、好きなように学園を出歩くとよい。

ただし、学園の外に出たい場合は私が学園の教師に許可を得てから出るように

それでは、説明は以上となる。

他のクラスの生徒も今日は君達と同じように説明だけで本格的な授業は明日からになるので明日に備えて今日は体を休めておくと良い」


校長が話し終えると指を鳴らして、その場から消える

校長の姿がいなくなればルリはリアとセシリフィアは今後どうするのかと話を始める


「私はそうですね……青魔法以外の魔法に興味があるので各属性の教師に声をかけて教えを請おうかと…リアはどうしますか?」


「……俺はルリと一緒にEクラスを受けようかと思ってる。

いきなり、自由に行動しろと言われても何していいのか分からないからな」


ルリはリアが一緒に受けてくれると言われて若干驚いていると、リリーが出てきて横暴な態度をして


「そんな事言って本当はルリしゃまと一緒にいたいだけなんじゃないんでしゅか?」


「ちょっと、リリー」


ルリはリリーの態度の悪い言い方を咎めるがリリーはそれに対して


「だって、コイツはそれなりに魔法も使えて教養もそこそこあるでしゅ

そんなお前が今更Eクラスって所に行っても退屈なだけでしゅ。

それなら、お姫様と一緒に各属性の教師に魔法を会得していったほうがお前のやりたい事への近道になるとおもうでしゅけど?」


リリーの言い方は悪いがルリも確かにその通りだと思ったので、ルリがリアに本当はEクラスに行きたい理由があるのではないかとリアを見つめるとリアではなくセシリフィアがクスクスと笑いながら


「ルリ、実はリアは勉強をした事ないんですよ」


「おい、セシリ……」


「ふふふ、今更隠すことないですよ。

リアの使っている魔法や覚えていることは昔私が教えたものなのですから」


セシリフィアの言葉にルリは驚きリアを見ればバツが悪そうな表情を浮かべて「そういう事だから、察しろ」と呟くと、リリーがリアを小馬鹿にするように見下ろし


「ぷぷぷー!!

なーんだ、お前も馬鹿だったんでしゅねー。

いつも偉そうにだんまりを決め込んでいたのは姫さまに教えてもらった事がなかったところがあったからなんでしゅねー

そう考えるとお前なんか怖く……ピギャッ!?」


そんなリリーを力強く掴めば、魔力を込めた指をリリーに当てればリリーの口が塞がり低い声で迫る


「確かに姫に教わった事しかないが……そんな俺でもお前の口を閉じる事くらいの魔法を使える魔力がある事を忘れないでもらおうか」


「んーーっ!!んんん〜〜っ!!!」


迫りながら言われてリリーは泣きながらルリの側に行き抱きついてルリの名前を口がふさがれながら叫んでいればルリが


「今のはリリーが悪いよ?リアが勉強した事なかったからってリアがセシリから学んだ事を行動してくれたから今があるんだから

リリー謝りなさい」


そう言われればリリーはシュンと項垂れてリアを見ればペコリと謝る仕草をする

リアもため息をつけば魔法を解く


「悪かったでしゅ……馬鹿にして」


「言葉に気をつけろよ……」


「……はぃでしゅ」


リリーは涙目で反省すると首飾りに戻ってリアは深くため息をつく


「私からもゴメンね、リリーがリアの事馬鹿にして」


「お前は悪くないだろ……まぁ、そのなんだ。明日からもよろしくな」


リアが顔を背けてルリに話せばルリも笑顔でそれに答える

エナが3人のやり取りを見ていればセシリフィアが気づいて声をかける


「エナさんはどうするんですか?」


「……私は、セシリフィア姫と同じかな……長に歴史の事や種族の事とか教えてもらったから…でも、紫色が私の属性って事に疑問があるの……」


エナが言うには、エナが得意とするのは赤魔法であり、青魔法は使った事がなくさらに紫魔法などと言う属性は聞いたことがないと首を傾げながら話しているといつの間にか縄が解かれていたリエウェカがサッと現れて


「紫色って事は両方とも使える素質があるって事だよ、天使ちゃん」


「チャラ男……いつの間に…」


リエウェカの言葉にエナが構える動作を取ると慌てて「もう、やらないから縄の魔法はやめてくれ」と言った後にリエウェカがエナの魔法属性について説明をする


「僕の水晶玉だってほら、オレンジ色だよ。

オレンジ色の属性なんて聞いたことないでしょ?つまり、僕と天使ちゃんは2つの属性の魔法が同じ位にあるって訳さ。

多分、ちゃんと使えるようになれば色も分かれるんじゃないかな?」


リエウェカの言葉を聞いていた4人はまともな発言をした彼に驚いていてリアが思わず


「お前、ただのチャラ男じゃなかったんだな」


「ちょっと、チャラ男だけだったら僕今ここにいないと思うんだけど…」


リエウェカが困った表情をした後に、リエウェカがせっかく同じ教室なので定期的に集まって各自の報告をしていこうと提案すると、リアが怪訝な表情をして


「お前、そういう事言ってルリやセシリに手を出そうとするのなら諦めるんだな」


「へっ?なんで?」


リエウェカはそれが目当てだったのかリアの言葉に反論しないで不思議がっているとセシリフィアがリアの腕に手を回して


「私とリアとルゥはこう言う関係なので、貴方が入る余地はないということですよ。

でも、定期的に集まって報告しあうのはいいことだと思います」


「な、なにー!?リア君、それは酷くないか!!妖精ちゃんだけでなく姫まで懐に入れるとは……羨ましい!!!」


セシリフィア姫の言葉にリエウェカが嘆き羨んでいるとエナがリエウェカを見つめ手を前に出せば


「……煩い」


と言って頭上から本日3回目の落石魔法を出してリエウェカは撃沈して倒れ、エナはルリ達を見つめれば


「天人族は嘘が分かるの……でも、そうね。このチャラ男対策にはいいかもしれないから、黙っておいてあげる」


「ありがとう、エナちゃん。これからもよろしくね!!」


エナがルリ達の考えている事が理解したが、合わせておいてあげると言った彼女にルリが笑顔で手を握って言えばエナの顔が赤くなって顔を背ける


「……お礼を言われる程の事じゃない…じゃぁ、またね。定期的に集まって報告するの楽しみにしてる。」


エナは背けて顔を赤くしたまま教室を出て行ってしまうとルリがセシリフィア姫とリアをみて


「私達もお部屋戻ろう!!…所で部屋ってどこにあるんだろ?」


ルリの言葉にセシリフィア姫が特別教室の生徒はこの学び舎に部屋があって一人一人に部屋が設備されていると説明すればルリはセシリフィア姫の手を握って「ありがとう」と言えば教室を出て部屋へと向かいリアとセシリフィア姫もそれに続くように教室を出て行くのであった。




そして、皆が居なくなった教室でリエウェカが起き上がれば水晶玉を取り出して手を翳す

水晶玉の色がオレンジ色から黒に変わり意味深な呟きをして1人怪しげに笑うのだった


「……必ず僕の物にするからね」

さて、次回はどうなる事やら

2日後をお楽しみ!!!

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