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ミラクルカラー物語  作者: 水無月魅美
11/30

特別教室

ルリは学園の校長ジハメと一緒に魔法で移動をして校長室へとやってくる。

ルリは戸惑った様子で、校長の言葉を待っていると校長はクルッと回ってルリを見つめれば近寄り手を伸ばす


「中々面白い魔法具を所持しておるのだな、君は」


「あ、あの……」


校長の言葉にルリはどう答えようかと考えを巡らせていると、ルリのつけている首飾りを指をさしてはニッコリと微笑み口を開く


「その魔法具で、試験用の水晶玉を割ったんじゃろ?観衆や試験官の者でも見破れる者はごく僅か……怪しい目で見られるのも無理はない」


校長は言葉にルリは顔を俯けて、水晶玉を割った事を謝り首飾りを外してリリーに出てくるように言えば、リリーも困ったような表情を浮かべて校長に謝る


「ごめんなさいでしゅー!!ルリしゃまは悪くないんでしゅ…悪いのは僕なんでしゅ……他の志願者がルリしゃまの事酷く言うから…僕……僕…」


リリーが自分が悪いと泣きながら白状すると、ルリがリリーを肩に乗せて頭を撫でれば優しく話す


「リリーは悪くないよ。リリーは私の事を思ってやってくれた事なんだもん。リリーがした事私嬉しいよ」


「ルリしゃま〜〜……グスッッ

校長しゃま、この通りでしゅ!!確かに水晶玉を割ったのは僕の力のせいでしゅけど、僕の力がなくたってルリしゃまは特別教室に行くに値する魔力を所持してるでしゅ!!

だから、ルリしゃまを学園に入学させて欲しいでしゅ!!!」


リリーはルリの肩から降りれば、膝を折って頭を地面につけて嘆願をする

ルリはリリーの行動に驚いてリリーの頭を上げさせようとリリーに近寄り膝をつけると校長がゆっくりと近寄りルリと同じように膝を折って地面につけて目を合わせる


「自分の意思を持つ魔具だったとは……これは、私でも出せるかどうか…それだけで君が魔力を所持してる事は確定できるのだが、特別教室に行けるかはまた話が違ってくるの」


「特殊な力を持っているだけでは、行けないって事ですか?」


校長がヒゲを撫ぜながらルリに話すとルリは校長に特別教室に行ける条件を聞く


「まぁ、そうじゃの……特別教室に行くには代々から水晶から[T]の文字を表せることが絶対条件でな、君が特殊な力や特別な力を所持していようと水晶が反応してないということはそういうことなのじゃよ」


「そんな……」


校長の言葉を聞いてルリは2人と同じ教室になれずに落ち込んで顔を俯けていると

ルリと校長の前に水晶玉を持ったリアとセシリフィアが現れる


「リア、セシリ……」


「話はさっきそこで聞いた。なら、もう一度ルリだけの力で水晶玉に見てもらったらどうだろうか、校長先生」


リアの言葉にセシリフィアも同じように前に出てルリに水晶玉に手をかざすように提案すると校長は立ち上がって


「君達は特別教室行きに決まった生徒か…君達はこの子の知り合いじゃったのか」


「はい、ですが知り合いだからというだけでもう一度と提案しているわけではありません。先程は、ルリの魔具が観衆達の言葉を聞いて暴走そして水晶玉を割った事で不能に……ですが、観衆もいなければ集中できここでも魔力を注入して測定する事ができます。」


セシリフィアの意見に校長は「ふむ…」と考える仕草をした後リアが持ってきた水晶玉を見て手をかざす

水晶玉は青白く光って[T]の文字を浮かべさせる


「なるほど、何か手を加えたというわけじゃないみたいじゃの…」


「まぁ…ここの学園の校長だから[T]の文字が浮かんでくるのは当然だよな」


「さらに言えば私が特別教室の担当者でもあるからの…私の手に触れる者は嘘をつくことが出来ない魔法をかけていてその水晶玉が偽物或いは工作されていればすぐに分かるのじゃ」


リアの言葉に校長は自分の事を軽く紹介すれば、水晶玉を持ってルリの前に置いて


「では、もう一度だけ好機を与えよう。ルリと申したか……水晶玉の前に立って手をかざしてみなさい」


校長の言葉を聞いて、ルリはリリーとセシリフィアそしてリアを見る

3人はルリを見て静かに首を縦に振ると、ルリも首を縦に振ると目を閉じて意識を集中させて水晶玉に手をかざす

水晶玉は先程と同じように緑色に光って輝き放てばこちらも同じように緑色のオーロラを作り出す

思わずリリーを見るが、リリーはその出ているオーロラに魅入っていてリリーが力を加えていないものだと分かれば再び水晶玉に目線を戻す

緑色のオーロラが緑から白の光に変われば水晶玉の中に戻って[T]の文字が現れる


「……[T]の文字が浮かんでる」


ルリは目の前に浮かぶ文字を見つめていれば、校長はルリの前に微笑みかけて


「ルリ、おめでとう。君はこれから特別教室に行き勉学を学ぶと良いじゃろう」


その言葉を聞いたルリは最初呆けた顔を見せるがそれが段々と笑顔になって喜び3人に振り返ってお礼を言う


「セシリ、リリー、リアありがとう!!3人のおかげだよ!」


お礼を言われたセシリフィアはルリの手を取れば微笑み


「お礼の言葉は必要ありません。ルリなら絶対に私達と同じ特別教室に行けると思ってましたから。でも、良かった…おめでとうルリ」


「うん…」


セシリフィアが話した後リリーがルリの肩に乗って誇らしそう胸を張って

「ルリしゃまなら当然だと思ってました」っと言うと、リアがリリーの頭を掴んで


「元はと言えば…お前が力を出しすぎたのが原因だろ……反省しろ。しなければ……分かっているよな?」


指に力を入れて密着魔法の放とうと準備をするとリリーが暴れてリアの手を逃れてルリの後ろに隠れれば叫ぶ


「だから、ちゃんとルリしゃまにも校長しゃまにも謝ったでしゅ!!」


「そうだよ、リア。それにリアやセシリが言った後に志願者の人に色々言われて集中出来なかったのもあるし……リリーだけを責めないで私も悪かったの」


隠れるリリーを撫でながら、ルリはリリーを見つめ目尻を下げて項垂れて言えばリアがため息をつけばルリの頭に手を置いて


「お前は何も悪くない……だから、そんな顔をするな。それにその魔具がルリのためにしたとなれば仕方がない事だ。反省もしているようだから今回は密着魔法は勘弁しておいてやる」


「リア……うん、ありがとう」


3人のやり取りを見て、校長は楽しそうに笑った後、杖を取り出して地面をコツンと叩けばルリ達をある場所へと移動させる


「ここは?」


「ここが、これから君達が魔法を学んで、運動を勤しむ学び舎。そして、特別教室じゃ

案内は君達に任せよう。

私は先に教室に行き待っている。

ゆっくりときたまえ」



校長はそう告げると再び杖を地面について魔法陣を表せば3人を残して消えていく



「凄い移動魔法を魔法陣なしで……」


リアが校長の何度も詠唱なしで魔法陣なしでの魔法発動を見て驚く。


「私達もいずれはこうなるように目指しましょう」


セシリフィアがルリとリアに言えばリアもルリも頷く

そして、ルリが目の前に広がるのは緑が生い茂った中庭、真ん中には噴水があり水もサラサラと青く輝いていたのを見れば


「本当に教室なの?……教室って聞いたからてっきり少し広めの部屋に椅子と机が人数分並んでいるのを想像してたんだけど…」


「ルリ、ここは学園の中庭です。教室は中庭の先にあるあの建物の中にありますから付いてきてください」


ルリが中庭を見ながら思った事を話す。セシリフィアはクスクスと笑い手を取ってここまでは学園の中庭だと説明して建物の中へと移動をして案内をする

建物の中は、広く色んな区切りに分かれている部屋がいくつも存在してセシリフィアが歩きながら部屋の説明とこの学園のシステムを軽く説明をする



「私たちは特別教室の生徒ですが、他の生徒はA・B・C・D・Eとクラスがあって魔力の多さ、質で配属されるクラスが違います。

Aは魔力の多さ・質とも多い

Bは魔力は多いが質が少ない

Cは魔力が少ないが質がある

Dは魔力、質が共に同じくらい

Eは魔力も質も少ないが才能がある

ザッとですが、こんな感じで分けられているみたいですよ」


「セシリは、1度来ただけあって迷いなく進んでいるみたいだけどそのクラス分けもその時聞いたものなの?」


ルリの質問にセシリフィアは「それもあるが…」と答えた後、リアとセシリフィアが特別教室に配属が決まった後、直接特別教室の移動したらしくその時机の上に置いてあった紙に書いてあったものを見てルリに説明している事を話す

リアも同様で、セシリフィアと紙を読みながらルリを待っている時に水晶玉を割れ校長室に連れてかれた者がいると情報が入ったので2人は校長室に向かったと話す


「水晶玉を割るってそんな凄いことなの?」


「この学園の試験で使われている水晶玉は簡単に割れないように防具魔法でかなりコーティングされていているの。それを割るのは結構凄い事になのよ」


セシリフィアはそのように話しながらも教室に向かって歩を進めていくと1つの扉が3人の前に立ち止まる


「セシリここは?」


「ここから先が特別教室の生徒が使う学び舎になるの。設備が充実されていてそれぞれ部屋が用意されているのよ」


「俺たちもさっきまでいたが、かなり驚いたな…」


特別教室の言葉を聞いてルリは見上げていれば、セシリフィアとリアが先に入っていき、ルリもそれに続こうと扉のドアに手をかければ目を閉じて息を整えればその教室の学び舎へと入っていくのだった

学園に入るだけでも凄いのに、その特別教室の中はどうなっているのか!!


最近忙しいので2日に投稿していくので

2日後をお楽しみに!!

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