021話 モダム…やらかしまくり…
ロリっ…ライムちゃんに起こされて目覚めた…
しまった…昨晩の内に自転車に乗って逃げるつもりで召喚したのどが精神力ご枯渇して気絶したんだ…
「御早う御座います ライム様…」
心の中での動揺を顔に出さずに挨拶をする
「御早うよりも これは何なのじゃ?」
気になってしょうがないんだろうな
自転車を逆さまに立てて回りを見ているライムちゃん…
サドルとハンドルがうまいバランスで自転車を立ててるね
さて…どう誤魔化そう…そうだ…
「それは…私の商売道具なんで他言無用でお願いします」
恐らくマドリッド家も商会だらうから商売道具と言えば諦めてくれるだろう…
そんな思いは違う意味で壊された…
「商売道具?そなたは冒険者では無いのか?」
訝しげに聞いてくるライムちゃん
「え?何故冒険者だと思われたのでさか?」
「この金塊はドラゴンを倒して手にしたのでは無いのか?」
しまったーその手があったか… いや…ここは全力で乗っかろう
「冒険者の傍ら商売を営んでいるのです」
疑惑の眼差しで俺の方を見るライムちゃん…
「…そうなのか…」
「ええ…それより この金塊で借金を払って下さい 差し上げます」
「な…なんと…いやそれでは…ブツブツ」
最後の方は小声で聞き取りにくい…
「ドラゴンを倒したあぶく銭だから遠慮しないで下さい」
「それは受け取れぬ…」
顔を曇らせながら言うライム…
「此れだけ有れば借金を返せただけじゃなく商売を続けられるのでは?」
「そうなのじゃが…施しの形でこんな途方もない大金を受け取れぬ 対価の代わりに妾を貰っては呉れぬのか?」
最後の方は涙声だ 卑怯だ…
「貴女には俺よりもいい人が現れると思いますよ」
大人の男路線でいこう…
「妾が年上だから駄目なのじょろうか?」
「えっ…」
「えっ?」
この世界は十五が成人であり男は十五になると家を出て修行の旅に出る 冒険者 商売人 石工 樵等多種多様ではあるが一人前となったら帰郷する 若しくは家庭を持つ
少なくとも旅をしているのは大体が十五以上だ
そんな俺よりも年上って十五以上なのか?
顔を真っ赤にしたライムちゃ…さん
「妾は十八じゃ」
えーー…




