4話「軽すぎる命。」
「死ねって…会って30分もしない間で…死ねって…」
人の命はどれだけ軽い代物だよ。
てか厳密に言えば会ってないし…
出会い系のメールより曖昧な生物と接触してるよ。多分出会い系の方がまだ良いこっちは人かどうかすら分かんないからな…
そんな俺を知っているはずなのに無視して続ける神様。
「人の命は軽くて儚くそして異物である。」
そう言えばこいつ、俺の考えた事もわかるのか…
しかも、俺はこいつの考えてる事はわからないし…
こいつが考えてる事なんて想像もできやしない。
まるで一方通行だ。
「死ねと言うより、命を俺に預けてくれねぇか?」
「預ける?」
「まぁ協力かな。地球が危ない。」
どこの地球防衛隊だよ!
「さっきも言った様に、お前は、オリジナルキャラだ。俺の想定外であり、俺の希望でもある。」
「お前がやればいいだろ…まぁどうせ…」
そこまで言うと神は話をわって続けた。
「お前、やっぱり頭が良い。話がわかってるみたいだな。」
…こいつが物理干渉しにくいって言ってたわけだしな…
しかしホントにこいつを信じてもいいのか…
そもそも、俺がなぜ記憶がないのかもわからないし…
なぜ俺がその神様が作った漫画を持っているのかもわからん…
自分のことなのに…
自分のことすら…
まぁ今日は寝ようかな…
一夜明けて朝
しかし朝から見えない奴との会話は疲れる。
むしろ会話ではなく思うだけで事が伝わるから楽と言えば楽だな。
そう言えば、俺は記憶をなくす前の俺は、親友を亡くして、どう思うか?
悲しみが無いのが悲しいな…
拾い忘れていたペンをペン入れに入れ学校に行くことにした。
続く




