↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺と神様。  作者: かつ
第1章「誰も知らない漫画」
PR
24/35

24話「サイモンは言った」

「どうする?か…」


問いかけた、わけではないのに神様がつぶやく。


「訊いたんじゃなくて、考えてるんだよ!」


「知ってるよ。と言うより、それもわかるから。」


っま、そうなるわな、わかってたけど…この事もわかってるのかな…


「じゃ、なんでわざとらしく俺に聞こえるように言ったんだよ?」


「特に意味はないよ。ただな…諦めないのか?」


「諦める?」


正直、質問の意図が読めなかった。


「お前にも、わからん事もあるんだな。まぁ気にするな。」


意図が読めなかった事に対しての言葉かな…


こいつと話してたら、何について話してるか、わからなくなるな…


俺が話している事について話しているのか、考えている事について話しているか、さっぱりだ。


まぁいいなら良い。


ここらか出るには…この手錠だが…


正直、簡単に取れる。


覚えのないピッキングの知識がある。


本当に何者だったんだ?


まぁしかたない事なのだが、俺は記憶喪失だ。


それ以外、それ以上の情報がない。


自分が何者だったのか、なんて、知らない。


しかし、肩幅が大きい執事達だったから、手馴れてると思っていたら、あまりそうでもなく、案外戸惑っていたんだ…


まぁ本職とはかけ離れてるし当たり前と言えば当たり前なんだが…


両手の自由が自分の手に戻り、自分のおかれている状況を整理した。


このまま、ドアの鍵を開け(ピッキング)廊下に出れば、確実にまた捕まり今度はピッキングの知識どうこうじゃ話にならないレベルまで跳ね上がるだろう。


なので正面突破(ドアからの突破)はできない。


と言うより、無理。


と言うより、無謀。


部屋を見回すと、暖炉があるが季節の問題か、ただ使ってなかっただけなのかわからならいが、綺麗にしてあり、灰一つなかった。


と言うか、よく見ると、暖炉ではなく、飾りだった。


と言うのも、暖炉があれば煙突の様な物があるのだが、これには煙突が途中で途切れている。


なぜわかったかと言うと、逆サンタクロースと言うより、サンタの帰宅する様を真似しただけだ。


また部屋を散策しはじめて上を見上げて


ダイハードみたく都合よく通気口があれば…



あった。



思い出した事があった。


と言うより、


わかった事があった。


俺はダイハードが好きだった。










続く


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。