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俺と神様。  作者: かつ
第1章「誰も知らない漫画」
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22/35

22話「つかの間。」

「どうする?」


「アイフルー」


「古い!」


野市がボケて俺が突っ込む、この構図が出来上がってきた…


しかし…どうする…


先生と和解してあの地下の何もない部屋に座り込んでいた。


「もう一回だけハックしてみるしかない。」


先生は言って、


俺らは反対しなかった。


誰も反対はできなかった。


誰か反論すれば良かった。


こう言うのをバタフライ効果って言うんだろうな…


後悔しながら人は生きるって言うし…後悔自体を生きると言う人もいる。


分岐点。


この時点にタイムリープできて、もう一回この分岐点に戻れたなら…


俺らがこうして3日ほども拘束、監禁される事はなかった…


以下回想。


ハッキングをしてから俺らは、うなだれていた。


やはり有力な情報はなく…


どうすればいいか、またもや止まって停滞していた。


するといきなり、


「申し訳ございませんが…」


後ろから声がした。


そこには十人位の執事が立っており数人は警棒を持っている。


「申し訳ございませんが…お嬢様もお客様も一緒に来てもらいます。」


その中の一人が言う。


「なんで!?」


先生はそう言って敵意をむき出しにする。


「旦那様の命令です…」


旦那様って事は先生の父親って事かな…?


「申し訳ございませんが…しばらくの間、両手の自由を奪いさせてもらいます。」


俺らは抵抗する素振りも見せず両手を差し出す。


野市が少しだけ抵抗したが、赤子の手をひねる様に抑えられた。


俺らも見てるだけで、加勢する空気すらなかった。


「裏切りもの!」


野市の一言に、


「ノータリン!」


明生の罵声。


この人数じゃ神風程度の奇跡がないと勝てる気がしない。


執事達は、


するがままに、


俺らは、


されるがままに、


両手を手錠され、連れて行かれた。


ついたのは、すぐ隣の部屋で、入るとそこは、先生の部屋より、少し広い書斎の様なところに、少し太った初老の男が立っていた。


「パパ…」


先生がパパ…って言ったって事は、この人が旦那様…かな?つまりこの所業の元凶。


明生が驚いた顔をする。


なぜ明生が驚くのか、わからなかった…


そして明生が口を開く、


「こ…校長…」




え…






続く…


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