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俺と神様。  作者: かつ
第1章「誰も知らない漫画」
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2話「君って?」

亮一が死んだ


漫画の通りトラックにひかれてだ。


教室に行ったらクラスの女子が真宵を囲う様にして慰めていて、


その真ん中に居る真宵が俺が教室に入ったのを見るや否や近寄りしがみついて事情を話してくれた。


真宵が言うには、


今日学校に来る途中、信号待ちをしていた亮一に居眠り運転の大型トラックが歩道に突っ込んで、そのまま亮一にぶつかったらしい。


そこで気が付き黒板で日付を確認する。


今日は5月16日…


俺が打ち込んだ日だ。


俺は間違えていた。


亮一は病院に運ばれた時には手遅れで何もできなかったらしい…


真宵の声は泣き疲れていて顔の目の周りが腫れていて、昨日初めて見たときとは大違いだった。


悲しくなかったっと言えば嘘になるが普通、親友が死んだら涙の一つや二つ流しても良いだろう…


しかしながら俺は記憶喪失。


昨日知り合った様な親友が死んだ悲しみより、漫画の通りに「友人」が死んでしまった驚きの方が完璧に勝っていた。


その日は真宵は早退して、次に会ったのは亮一の葬式の時であった。


その時真宵が、


「たろうちゃんは、強いね、泣かないんだ」っと言ってくれたが、


「泣いたら亮一が戻るのかよ?」と強がっている感じを見せた。


葬式の時亮一の親であろうか、俺のところに来て挨拶して悲しそうな顔をしていた。


棺桶に入っている亮一を見て真宵が泣き崩れてしまった。


俺も亮一を見てみたが真宵の泣き声で周囲の目も気になるので真宵を連れて外に出ることにした。


会場を出る時写真の中の満面の笑みを浮かべる亮一が少し見えた。


真宵は


「先に帰っておく。」


と言って帰ってしまい、


俺も帰ることにした。


する事があるからである。


帰った俺はすぐに漫画に手を伸ばし自分の名前を打ち込み今日の日付を入れた。


しかし、やはり、結果はでなかった。


なぜ俺は載ってない。


記憶喪失と関係があるんじゃないのか?


そう思った俺はパソコンを開いて検索エンジンを使い「記憶喪失 予知 漫画」で検索をかけて見た。


すると漫画のタイトルが出たりしていたがその中に「記憶喪失した後未来のことが書いてある漫画が…」っとあった。


それによるとある神社に行けば真相がわかると言う。


頼るのは最早、藁でもなく、猫の手でもなく、神の手なのか?っと考えながら、そこの神社の住所をメモした。


近所とまではいかないが電車で三つくらいの駅だった。


そこはここら辺じゃ1番ではないのかなっと思わざるえない大きさで、階段が三百段くらいはあるだろうか?それくらい大きかった。


その何段もある階段を登り上につくと完璧に禿散かした…いや、むしろ禿整った90位のじいさんがいた。


その男は見るからに、神主だった。


しかし声をかけ様にも何かとしゃべっている。


するといきなりこちらを向いて、


「お前さんも記憶喪失かなんかかい?」っと都合よく話しかけて来た。


まるで、ダラクエだ。


「お前もってことは他にも居るんですか?」


っと言ったら、


神主らしき人は「何っつった?」っと片耳に手をあてムカつく顔で言ってきた。


一瞬、髪が無い人間に言うあの言葉が出てきそうになったが、なんとか理性が勝利をおさめた、ため普通に大きな声で同じことと、今度はそれにこう付け足した。


「記憶喪失がなくなる方法とかあるんですかね?!!!」


すると神主らしき人は、


「ワシはここの人間じゃないから知らんわ!神にでも祈って帰れ!」っと言われた。


最早怒りが込み上げてすらこなかった。


お前は神に髪でもねだっとけっと思いながら、


神社の奥に入って行った。


長い木に挟まれた道を進むと賽銭箱があり五円をいれ金を鳴らして祈った。


「この与四郎の記憶を戻してくださいお願いします」と、


すると、


「よかろう!」


!?


何処からか声がするかと思えばまた、


「君の望みはそれだけか?わしはなんでも叶えてやろう。」


っこの声聞いたぞ…


しかもさっき…


後ろを向くと…


さっきのじじぃだった。


「もう、我慢できん、おいじじぃ!てめえ、小声で言ったのにホントは耳良いだろ?」


するとじじぃは「…パードゥン!?」


っこいつ…


絶対聞こえてやがる…


しかし怒りお抑え、無言で家に帰った。


自分の部屋に戻り、ベットに入って今日あったことを思い出していると…


声がした気がした。


次はじじぃとは全然違う子供の声の様な、大人の様な…男か女かすらわからない何とも言えない声がした。


そしてはっきりまた…


「与四郎っとか言ったな。」


顎を押さえるので精いっぱいだった。









続く…


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