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第3話 †訓練と出発†

数日後、お肉が切れたアマラさんたっての要望でイノシシ狩りに出かけた。

言付けどおり武器・・なのかな?手斧と若い村人3人付けてもらった。

パーティーメンバーも簡単なステータスは見られるようだ。

まぁ漏れなく全員レベル1なんだけどね。

おっと!イノシシが現れたようだ。

茂みがガサガサ揺れたと思ったら勢いよく突進してくるイノシシが2頭。2頭!?

村人を見ると3人とも腰が抜けている。

ちぃ・・・オレが2頭ともやるしか

幸いなことに2頭ともオレに向かってきている。

こういうときは回し蹴りだっ

軸足の左足を進行方向から90度の位置において腰を捻り右足を繰り出す!

右側のイノシシが吹っ飛び、巻き込まれて左側のイノシシも吹っ飛んだ。

右のイノシシが死んでいるのを確認し、オレは左のイノシシに向かった。

「頭に向かって下段蹴り!」

人体で最硬度を誇る肘と足裏

その下段蹴りを喰らったイノシシの頭は無残に砕けた。

「おーい!終わったぞ」

3人の村人はビクつきながらこちらに歩み寄ってくる。

そういや武器使ってねーや

レベルはあがったかなーとステータスと唱えたら村人のステータスも見ることができた。

さっき見たときは全員レベル1だったのがレベル3になっている。

うんうん、次からは狩りに参加できるかもしれないな

オレのレベルはっと、、レベル6か。まあまあだな。

SPOはまとめて後でチャレンジするか

イノシシ2頭を引きづって村に帰ったオレ達を村のみんなが歓迎して出迎えてくれた。


そして2月が経ちイノシシ狩りも軌道に乗ってきた。

若い村人をローテーションで使ってまんべんなくレベルを上げた。

そして全員がレベル10に到達する頃にはオレ抜きでもイノシシを狩れるようになった。

村人たちも定期的に肉を食べているからか身体ががっしりしてきている。

オレのレベルは35になった。

SPOも平均90ポイントという高得点を叩き出してステ振りをした結果、


名前:アーシェ・ルーファス  種族:ヒューマン  性別:男

レベル30  階位:ステージ6  職業:村人  称号:転移者

攻撃力:410 魔法攻撃力:156 防御力:257 魔法防御力:143

装備品:手斧(+13) クマ皮の服(+5)

〔ステータス〕残りポイント0

HP:99999999999/99999999999  MP:99999999999/99999999999

腕力:445  体力:325  知力:280  信力:260  魔力:430  敏捷:690  幸運:253

〔固有スキル〕

魔力操作:★★★★★  状態異常無効:★★★★★  豪運:★★★★★

SPO:★★★★★

火魔法:★★★★★  土魔法:★★★★★  風魔法:★★★★★  水魔法:★★★★★

光魔法:★★★★★  闇魔法:★★★★★  聖魔法:★★★★★  無魔法:★★★★★

〔職業スキル〕

経験値UP(小) 皮はぎ:B 皮なめし:C 


レベル10ごとに職業スキルが手に入るようだ。

とはいっても経験値UP(小)しか良さそうなモノはないが

最近は森の奥まで行くためかクマの魔物とも遭遇する。

しかし、攻撃力410のオレは一撃、普通の村人でもタイマンで倒せるようになっている。

それとこの世界のことも教えてもらった。

ここは村、名前のない村、村長兼族長がアマラで村人が約300人いるそうだ。

んでこの村を支配しているのがキタリス子爵で、そのキタリス子爵はゾルデアーナ侯爵の寄子で、国としてはホビット王国!更に数か国と連合を組んでてそれがミドランティア帝国って言うんだって!

ミドランティア帝国は色んな種族の国家が集まってできた国で、皇帝はホビット族なんだそうな

あと皇帝とホビット国王は血縁関係ではないらしい。

おっと!アマラに呼ばれているんだった。

早く行かないとまた怒られるっ

オレは急いで家に帰った。


「おっそい!!」

アマラの不機嫌そうな声

「わるいわるい、村の男衆と話し込んじゃってw」

悪びれずに言い訳をする。

「村の衆と仲良くなったのは良いことだがあたしの言うことも聞いてくれんと・・・」

「はーーいwすいませんでした!」

世話になってからずいぶん時間がたったので、アマラとのやりとりはこんな風に軽い感じになっている。

「今日はアーシェ君に話があるのだ。」

「うかがましょう」

神妙な面持ちを装う。

「実はな、君に村人数人を連れて向かってもらいたいところがあるのだ。」

「どこ?」

「ホビット王国の首都、ホビタリオンじゃ!!」

(あ、安直な名前の首都だなぁw)

ホビット王国はミドランティア帝国を構成する国の1つで文字通りホビットが治めるホビットのための国

ミドランティア帝国には他にもドワーフの国ドラガルド王国、ノームの国ハルヴェイン王国、エルフの国エルフリア魔導国がある。

「かしこまりっ!」

「・・・案外あっさり引き受けたな?」

「そりゃー命の恩人、アマラ様のおっしゃることなら何でも二つ返事ですよ?w」

半分は嘘ではない。実際アマラがいなければ野垂れ死んでいる。

「まあ、いい。うちらの村も王に税を納めねばならない。そこで村の衆と一緒に我が村の特産であるケダモノの皮を持って行ってもらいたい。」

毎日狩りに出かけているのでクマやイノシシの魔物の皮なら捨てるほどある。

「あんなものに価値があるのか・・?」

「王都では割と貴重品になる。通常のクマやイノシシならともかく、モンスターの毛皮は特に丈夫で長持ちするしの。それを狩れる者もそう多くはいない。」

「なるほどねー」

「出発は明日の朝じゃ!」

「は、はい?準備とかどうするの?」

いくら何でも急すぎない?

「アーシェ君の荷物はもうアタシが荷造りしてある。あとは出発するだけじゃ」

人が悪そうな笑顔をするアマラ

「外堀が完全に埋まってる訳ねwはーい、わかりましたー。明日の朝出発しまーっす!」

オレは開き直ってそう言って今日はもう寝ることにした。

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