表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
錬金術師見習いです。  作者: ダグラス
16/63

セシリアの解説

 ショウちゃんはとてもいい弟子よ、まじめで勤勉、言葉使いも丁寧、錬金術師より医術師を目指すべきね。

 化学や数学スキルだけでなく、他にも隠れたスキルがあると思うの。王都へ行って詳しく調べてもらいたいわ。冒険者ギルドの測定は、簡易測定だから出てこないスキルが多いのよ。


 異世界人の知識を、研究に役立てろと、アグレイは言ったけど無理ね。

 ショウちゃんは、高い水準の知識を当たり前のように記憶している。当たり前だから自分から話さないのよ。常識を説明する作業は、めんどうなものよ。

 でも、エミリが当たり前の事を、説明する度に苛立つ姿は、面白かったわ。


 ショウちゃんの知識は、日常生活から少しづつ聞き出すとして、恐ろしいのは、ショウちゃんの体に記憶を移した技術の高さね。

 あれほどの技術を持つ者は、私が知っている錬金術師の中にはいないわ。


 ホムンクルスを作る技術は、私が王都にいた時と、さほど進歩はないわね、大きく作るには、器を大きくすれば可能だから、ガラス職人の努力が素晴らしいわ。

 頭部と陰部にしか、体毛が生えない謎は、いまだに解明されていない様子、生殖器の機能は改善されていたわ、あれなら人生のやり直しも可能ね。


 研究者と軍部が、協力している可能性が高いと考察すると、国王や大臣の主導ね。長期療養中の権力者が怪しいわ。

 主導者が誰にしても、今後、冒険者としての行動を把握して、耐久性や能力値上昇率を調べ、実用化するはずよ。


 でも、変ね。人間、特に老人の主導にしては、随分のんびり屋さんね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ