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読心者の迷走

悟は心のなかで悲鳴をあげながらも

夜凪に向かって頷くと

嘘ではないことを伝える

その間ノアは悟の手が触れる感触に

ソワソワと羽を動かしていた

その様子を直で読み取ってる悟は

ノアの様子に恥ずかしさを覚えながら

(どうしよ・・・・・

可愛く思えてきた)と心のなかで呟いてしまう

その事実に悟は悔しさで涙目になりながら

(あれ?蒼に向けていたのは

友情だったかなぁ)とふと今までを振り返る


そんな様子を遠目から見ていた夜凪は

パンパンと手を叩き

「そろそろ質問をさせてくれ?」と声をかけた

夜凪の声掛けに「・・・・」と

無言で見つめるノアに

「あんたの目的は妖怪の羽衣を誘拐すること

それであってるか?」と確認すると

体をソワソワさせるノアは

「一部そうや」と答える

その答えに夜凪は「それ以外は?」と

質問しながら悟の様子をうかがうと

悟が耳を赤らめていることに

夜凪は驚きで目を見開き

(コレ大丈夫か?)と心の中で呟いていると

「それ以外に聞かされてない」と

いったノアの答えが返ってくるが

悟の合図は返ってこなかった

そんな様子に「紬」と呼びかけると

「ノアを運ぶぞ一旦撤退だ」と伝え

ノアに触れたままの悟の腕を引っ張った

そんな夜凪の行動に悟は「ちょ

触れないで」と不快そうに声をあげる

そんな悟に夜凪は

「人に触れた時はいつもこうか?」と心配する

なぜなら

悟は夜凪に向かって

隠しきれない笑みを向けながら

睨んでいたからだった


そんな夜凪の心配に

「だって私への心配を読むのは

これで二人目なんだもん」と文句を言うように答えた





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