蛇の瞳と古い因縁
朝の顔合わせが終わった頃
蒼の方へ向かったアクターは
「何を知っている?」と声をかけた
そんなアクターの疑問に蒼は
「私は用があっただけだが?」と話をそらす
その様子を見たアクターは「はぁ」と
ため息をつくと
「どうせなんかのせっかいだろ?」と
断言するように尋ねる
アクターの中で蒼が動くことが確定している
そんな様子に蒼は
(確かにせっかいか)と
心のなかで呟くと
「お前達が関わってる軍人の責任者に
思い当たる知り合いが一人いてな」と
言って情報を伝える
その説明を聞いたアクターは
「話し合うのか?」と疑問を投げると
「脅し合うかもな」と言って歩き出した
その様子を見て
「どうなったか
教えてください」と声をかけると
蒼は「もちろん」と言葉を返して
どこかへ向かっていった
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アクターから離れた先で目を閉じた蒼は
(昔会った時から匂いはマーキング済みだ)と言って
匂いを嗅ぎ取るように鼻から息を吸い目を開けると
軍人の居場所を知った蒼は
(ゲリラ戦でもやるのか?)と呟きながら
住宅街へ向かい迷いもなく一つの家へ
たどり着くといつもつけていた眼鏡を外した
そこから覗く眼球には
蛇のような垂直瞳孔が浮かんでいた
赤外線を感知する視界を見つめて
「よし」と言った蒼は
ゆっくり家のドアを開け
慣れた足取りでリビングへ向かうと
そこにいた軍人へ銃口を向けると「よぉ
変態」と言って声をかけた




