会話の中の違和感
姉妹用のご飯を仕方なく作り初めたアクターは
(クソ カップラで済まセル予定だったノニ)と
悪態をつきながら
卵と米を混ぜ野菜と
一緒にフライパンで炒め初めた
体を触っていいか
そんな三葉の質問に二葉は
【いいよ】とあっさり答える
その様子に三葉は焦りながら
【一人称で認識したくないんだけど・・・】と
期待の眼差しを向けると
三葉の意外な一面に楽しくなった二葉は
【髪の洗い方から教えようか?】と弄り初めた
二葉が乗り気な姿に三葉は
【アクターの時はなんで怒ったの?】と
睨みつけると二葉は鳥肌を立てて
【遊ばなきゃいいのよ】と答える
姉の意地悪に三葉は
【女装はしたことあるんだけど・・・】と
困ったように呟いて
【体が変わるのは違うと思うんだ】と自論を持ち出し交渉する
あまりにもぶっ飛んだ考えに二葉は引いた目で
【分かったわよ
風呂は私に交代ね】と逃げるように返した
風呂から上がった三葉は
着ていた服の裏に手を伸ばすと
大きなポケットからワンピースの夏用パジャマを
取り出し着替え始めた
そんな三葉の様子に二葉は引いた目で
【あなた暇人なの?】と聞く
三葉は自信があるように【裁縫も得意でね】と答えて
歯磨き粉から歯ブラシも取り出すと
【こんな使い方は初めてだけど】と俯いて呟く
学校でお札を持ち歩くために親指のサックに
1万円札を隠してた事が功を奏したのか
尾行中に日用品を諸々買っていたのだが
日々の小遣いを消費したことに「はぁ」と
ため息をついて後悔していた
三葉の気持ちを読めれた二葉は
バカを見る目で見守っていた
後悔に明け暮れる三葉の鼻に
炒飯の匂いが漂ってきて−な気分を吹き飛ばす
二葉は(料理できたんだ)と驚いた様子だった




