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隠し事のない交渉

その頃

羽衣の家に訪問した三葉の

話をシたいという言葉に羽衣は

「もう一人いるよね」と尋ねる

三葉は羽衣の疑問に

(おいおいおい

何処まで分かるんだこの妖怪は)と

驚きつつ「透花」と言って指示を出すと

透花は背景から浮き上がるように現れる

その様子を見ていた三葉は

切り札が消えたことを実感しつつ

「羽衣ちゃん

君は今いろんな

人から狙われてるけど

狙われる人生をすごしたい?」と

率直に質問した

その疑問に羽衣は

「虫から聞いたよ

妖怪の死を

偽装する人なんでしょ?」と

有名人を見るように

そっとつぶやいて

「虫が私を庇ってくれるけど

死んでいく虫を見たくない

もちろん狙われたくないよ」と答える

まるで虫が家族のような答えに

三葉は「フフ」と笑うと

「あなたが言う通り

妖怪の死を偽装する人だけど

それには整形メイクと声を変える技術を

習得しないといけない

それに君の母親 父親と

話をしないとこちらも動けない

君がそれでいいと言うなら

協力させてくれない?」と言って

条件を伝える

いきなりすべてを暴露した三葉に

二葉は【どうしてすべて伝えたの?】と

睨みを効かせて質問した

そんな二葉に三葉は

【達観しすぎていたのと

隠し事をしたら

後々めんどくさいから】と答えた

その様子に

【これからかなり忙しくなるわね】と呟きつつ

時計を確認した二葉は急かすように

【そろそろ遅刻するわよ】と伝えて

移動を促した



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