ホテルの夜に散る者たち
悟の声に「もしもし深見」と
挨拶を返すと不機嫌そうに
「さとって呼んでよぉ・・・・・
さとちゃんでもいいんだよ」と小馬鹿にしながら
文句を言う彼女を無視した蒼は
「交渉相手の白爪三葉
彼女を調べるために
同行してくれないかな?」と
本題を口にした
その瞬間
悟から笑みがこぼれる
久しぶりに蒼から
『お願い』されたことに喜びながら
「報酬はデートで」と
嬉しそうに引き受けた
その言葉を聞いた瞬間に
電話を切った蒼は
「こりゃ当分疲れるな」と呟きながら
移動の準備を始めた
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アクターの車が
目的地に近づいたころ
綾人は思い出したように
「隠世会のホテルに泊まる?
どうせ急な移動でしょ?」と提案すると
アクターは少し迷った後「あぁそうしよう」と答え
「お前もそこに泊まるのか?」と質問する
アクターの質問に綾人は「そうだけど」と答える
綾人と会話を終えたアクターはホテルに
向かって車を走らせた
数十分ほどでホテルについたアクター達は
部屋を個別で取るとバラけるように
取った部屋番号へ向かっていく中
三葉は自分の部屋へ移動をしながら
二葉に【それにしても今回の偽装相手
殺傷能力高すぎない?】と質問すると
【大丈夫よ
敵意を持たれても殺される前に透花が仕留める
そんな作戦でしょう?
そんな事言えば透花も
紬も変わらないわよ
それに】と途中まで答えて口を閉じた
二葉は【私の力も十分殺傷能力があるからね】と口にした




