拾うもの、探るもの
三葉の質問に透花は
「・・・・」と三葉を数秒眺め
「狙ってる人間が居るのに
隠さない理由はないよ」と
端的に答えた
そんな透花の返答に三葉は
「制御できるんだぁ」と呟いた
制御の一言に手応えを感じた三葉は
笑みを向けると
「親と会話をするの?」と
質問した
その時
透花の顔色が変わった
透明なグラスに薄い恐怖が浮き上がる
その様子に三葉は親近感を覚えながら
「周りが信用できないんだ
認識を阻害する能力で何を見たかは
知らないけど
なぜ狙ってる人間が居るのを
知ってるの?」と逃げ場をなくすように
じわりじわりと距離を詰める
そんな三葉の様子に透花の脳が
関わるなと危険信号を鳴らす
深い恐怖の沼に後退りながら
認識を阻害し逃げようとしたが
「ボクのことを知りたくなぁい?」と三葉の
一言で足を止める
三葉はさらに何かを感じ取ったようで
柔らかく「おいで
ボク達の秘密を見せてあげる」と言って
三葉は目的地を学校から家に変更した
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同時期
夜凪が向かっていたのはホテルだった
妖怪狩りの闇バイトは儲かりやすく
組織として動く隠世会は
建物を何個か所有していた
そのうちの一つ紬が拘束されてる場所に
夜凪は立っていた
「こんな大きな物
何個も所有してんのかぁ」と
言いながらドアを開けると
1〜3階まで
我が物顔で探索し始めた
建物は大きいのに
灯がついてるのは5部屋だけ
その様子に(ビィンンゴ)と心で
呟くと部屋番号を暗記すると
足早にさり建物の見取り図を
作り始めた
他の高台から
窓の中を覗ける場所を
叩き出すと
特定に動き始めた
このお話を飛ばして投稿してしまっていたことに、今更気づきました……。
三ヶ月も気づかずに、おかしな繋がりのままお見せしてしまい本当にすみません。
お話の順番は正しい位置(前話と次話の間)に戻してあります。
こんな状態でもここまで読み進めてくださった皆様、本当にありがとうございました。




