見える者と隠れる者
紬が誘拐されたことを知った三葉は
ニヤッと笑みを浮かべ
「隠世会って夜凪
所属したでしょ?」と確認を取る
夜凪はアクターの顔をチラチラ見ながら
「今日所属したが・・・・・
何をさせたいんだ」と質問した
三葉はおもしろそうに
「もちろん紬の救出だよ
組織の立場を利用してね」と口にした
アクターは夜凪が隠世会に所属したことに
呆れながらも「明日の捜索は
私が町中を三葉は学校を探す
夜凪は紬の救出でいいな?」と確認を取ると
全員が頷いた
今後の方針が決まった時
夜凪は「俺はもう寝る」と言って部屋に向かう
夜凪が三葉の隣を通り過ぎたときの不気味な笑み
三葉は見逃さなかった
夜凪の笑みに寒気を覚えた三葉は
「私は学校の準備あるから」と言って足早に
去っていった
自分の部屋につくと
学校の支度を数分で終わらせた三葉は
紬の無事を祈り睡魔に身を委ねた
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いつもより早くに起きた三葉は
朝霧家に向かい出待ちを始めた
登校時間になるとドアが開くが
玄関の奥には人一人見えない
まるで幽霊がいるかのような現象を
一人待ち続けていた三葉は
ニヤッと笑い「ビンゴ」と口にして
「朝霧 透花ちゃん」と声をかけた
三葉が声をかけると
三葉はなにかに引っ張られるように
路地裏へ向かった
三葉を無理やり路地裏へ連れこんだ透花は
建物の背景から浮き出るように姿を見せると
問い詰めるように「あなた見えるの?」と聞いてきた
透花の様子に三葉は楽しそうに笑うと
「あなたは何故
自分の姿を隠すの?」と質問で返した




