任務前のひととき
三葉は資料に映る妖怪の顔を見ると
「潰したい組織って何?」と質問する
アクターは「妖怪を殺すのを職業とし
人を誘拐しては小遣いにする組織だ
ヤクザもどきだな」と答えると
三葉は顔を歪めながらも
「手段は?」と質問する
アクターは「殺す」と即答した
アクターの答えに三葉は驚きながら
「聞いた感じ
殺すしかなさそうだしね」と納得させた
三葉が資料を見ると
「妖怪のこの子
行方不明って書いてあるけど」と
次の質問をする
アクターは困ったように
「まだ妖怪とは確定してないガ
おそらく意識を乱す妖怪だ」と答えると
「夜には移動だ
紬にも伝えとけ」と言って消えてしまう
アクターを見送った三葉は部屋に向かう
ドアを開けると
当たり前のように居る紬が
頬を赤らめて「血液頂戴」と
ねだってきた
三葉は首を突き出すと
「少しだけだからね」と言って
しゃがみ込んだ
紬は夢中になって血を吸い始めた
その様子を眺める三葉は
「そろそろ貧血に
なりそうなんだけど紬ちゃんこれ何日目?
夜凪とかアクターとか居るでしょ」と
圧を出して叱るが
反省の色を見せない紬は
「この味癖になるんだもん
人と妖怪のミックス感と
2人分の密度が❤」と理由のわからないことを言い出す
そんな紬の言動に寒気を覚えた三葉は
「今日中に引っ越しだって
準備しておきなよ」と伝えて
逃げるように去っていった
そんな三葉の様子に「嫌われちゃったかな」と呟く紬だった




