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生かすか殺すか

ガチャリとドアが鳴る


ドアが開く音に反応した

三葉は探るように玄関を覗くと

朔の親の姿を見て

【良かったよぉ

朔が一人だと気がつけて

これで役は終わりだね】と呟くと

二葉は疲れた声で【今日で

大まかな襲撃者の人数は掴んだわ】と報告した

その報告に驚いた三葉は【いつの間に?】と

質問すると【家に入る前よ】と答えた


二葉が疲れてる様子に

三葉は【何かあった?】と聞くと

【メイクは少しトラウマなの】と答えた

三葉は思い当たる事があったのか

【シーラナイ】と呟いた

少しの間

朔の親と話し合った後

二人は朔に見送られて帰宅した


ガチャリと

ドアを開けた三葉は

「ただいま」と挨拶をした

帰宅してすぐに机に突っ伏す

アクターを発見した三葉は

「どうだった?」と質問すると

夜凪が「あいつは疲れてるから

一人にさせとけ」と注意しながら

「そういやお前って

声変えれるんだろ?」と

気になったことを聞き始めた

夜凪の質問が面白かったのか

ニヤニヤしながら「そうだよぉ」と

男の声で答えたが

夜凪はあまり驚かなかった

その様子に(なれてるなぁ)と思った三葉は

「慣れてるね

両声類の知り合いでもいる?」と

質問すると夜凪は

「そんなところだ」と答える

三葉は残念そうに「そうか」と呟くと

「なんであなたはこちら側についたの?」と

思ったことを聞いた

夜凪は「っは」と鼻で笑いながら

「人を殺すか人を生かすか

お前はどっちを選ぶ?」と

質問で返すと

「ただただ生きるために人を殺す

味方と冗談を掛け合いながら

生かすルートを模索する

お前はどっちが楽しい?」と

自論を展開した

その答えに「桜花してるね」とだけ返すと

「ボクはもう寝るよ」と言って自室にこもった

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