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崩れ始めた声と心と事実

いい驚きぶりに

三葉は笑いながら「騙すのはマジックだけ

じゃないんだよ?」とからかうと

素に戻ったアクターは

「使えそうだナ」と呟く

三葉は「何に悪用するの?」と楽しそうに聞く


アクターは独り言のように

「偽装後の身分ダ

メイクや声の技術がアレば数十年は

誤魔化せル」とブツブツ呟くと

三葉は困ったように「うーん

でも女声男声の習得は数年はかかるよ?」と

アクターに伝えるがアクターは

呆れたように「そんな

ハイスペックは求めてなイ」と

言葉を返すと「顔をいじって

証明写真を変えればなんとかなる」と

考えを明かして説明していたが

三葉はすべて聞き流し学校へ向かっていた


通学路 友達に話しかけられた三葉は

「どうした?」と男声で相槌をうつと

友達は心配するように「怪我はない?」と

聞いてきた

その様子に三葉は「どういうこと?」と

聞くと「三葉の姉妖怪だったんでしょ」と

心配する

その様子に「え」と男声が崩れる


その様子に友達は「どうしたの?

やっぱりなんかされちゃった?」と心配を加速させる


そんな友達に笑顔を崩さず

「ちょっと一人にさせて?」と

だけ言うと別ルートで学校に向かった


友達から離れると

座り込み「うっ」と声を漏らして

空を見上げる

ピロリンと着信音が響く

校則で持ち込み禁止のスマホからは

アクターのメールが届いていた

確認すると「これからは

親子関係でお前を預かる

理由は

•偽装中近くにいるため

•転校の理由作り・・・・・・」と

長文が書いてある

それを読んだ三葉は(親子ねぇ)と心の中で呟くと

本気で心配してる二葉は

【本当に大丈夫?】と心配すると

三葉は「今日までなら」とつらそうな声で答え

水筒の水を口にすると

「まず喉が持たない」と呟いた


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