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泣いて 化けて 笑う朝

朝早くに起きた三葉は

アクターの家を勢いよく

飛び出して(男装に

マジックアイテムの整理で1時間は

かかるのに)と焦りながら走り出た


家についた三葉が玄関を開けると

こびりついた土の匂いに「ウ」と鼻を抑えて

自室へ向かう

家の中へ入るほど強くなる

血生臭い匂いで姉の死がよみがえり

「オェ」と口を抑える

途中しゃがみ込んでしまうが

それでも歩き涙を流しながら

自室へたどり着くと自作のバックに

必需品を詰め込むと鏡を覗き込む

涙を流す自分を見て

(今はメイクできそうにないや)と感じ

逃げるように去っていった


泣き崩れそうな三葉へ

二葉は【大丈夫だから】と声を掛けて慰め

【無理は程々にね】と心配するが

家を出たあたりで立ち直り

「大丈夫だよ」と笑顔で返す

まるで演技のように



アクターの家についた三葉は

洗面台へ向かって鏡を見る

涙が流れてないことを確認し

「メイク♪ メイク♪」と男声で

歌を歌いながら男装をし始める


アクターの耳にまで三葉の声が届き

男性の声に驚き少し怯えながら

家にいる誰かを確認しに行った


メイクを終えた三葉へ

「だれだ!」と叫ぶアクター

アクターの驚く様を見た三葉の

疲れが一瞬で吹っ飛んだ

いつもの遊び心が動き出し

「俺だよ俺」と

男声で話しかける三葉に

「俺俺詐欺は電話でヤれ」と

威勢の良いツッコミを返すアクター


アクターのツッコミに今度は

「三葉ちゃんだよ」と女声で答える

三葉の男声と女声に頭を抱え

「Who are you?」と

英語で聞いてしまうアクターだった

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