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【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
異国での店舗経営

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教会の呼び出し

「それは、なかなか面白そうね」

 夕食の際に、シミリートが≪泥沼≫にはまってみた話が、仲間たちに好評であった。

 もちろんその後でシミリートには≪洗浄≫も行っているので、そのあとは残っていないのだが、カミラも色々な利用シーンをイメージしているようである。


「他にも範囲攻撃っていうのもすごいわね。魔物や人間でも多数を相手にするときに、魔法を1発だけで、というのは」

「魔力もたくさん使いそうだから、簡単に練習もできないし、本番でも使い所を考えないとね」


 ユリアンネが新たに強力な攻撃魔法を習得するということは、“選ばれた盟友”の仲間たちにすれば、自分たちの安全性もさらに向上することである。



「あ、そういえば。ユリ、明日は教会に行ってくれる?来て欲しいって伝言があったわ」

「ゾフィ、分かったわ。でも理由は聞いている?」

「どうも薬かポーションの関係で相談があるみたいよ」


「?」

「避難民も増えて、回復魔法か薬か何かが不足しているのかもね」

「ま、行ってみるわ。ありがとう」


 以前に、他の教会でも薬の納品を求められたことはあった。

 治療を求めて教会に訪れる人が多い世の中なので、人手不足になっているのかもしれない。


「もちろん、俺もついていくよ」

「シミ……まぁ、ありがとうね」


「魔物の狩りにでも行けば良いのに。治療の役になんて立たないのだから」

「良いだろう?特に大事でもなくあっさり終われば、横の孤児院で子供たちに戦闘を指導するのでも良いのだし」

「ま、頑張ってね」

 カミラが何を励ましたのか、本人に伝わっているのだろうか。


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