第69話:冬のこたつ。見えない素足の体温と布団の下の秘密
いよいよ本格的な冬の足音が聞こえてきた休日。俺の部屋には、生徒会長の氷室凛音がテスト勉強を教えに来ていた。
「ふぅ……こたつの中は暖かくて、なんだか落ち着くわね」
向かい合わせに座り、ノートを広げる凛音。暖房器具はこたつだけで、部屋の空気はひんやりと冷たい。
カリカリとシャーペンを動かす音が響く中、不意に、こたつ布団の下で俺の足首に柔らかな何かが触れた。
「っ……!?」
驚いて顔を上げると、凛音はノートから視線を外さず、涼しい顔をしている。だが、こたつの中では、彼女のストッキングを脱いだ素足が、俺のズボンの裾を押し上げ、ふくらはぎの素肌に直接絡みついてきていた。
「か、会長……足が……」
「しーっ。……天道くん。ここから先は、二人だけの秘密よ?」
悪戯っぽく微笑んだ凛音は、机の上に身を乗り出すようにして顔を近づけてきた。
その瞬間、こたつという分厚い布団で視界が完全に遮られた暗がりでの接触に気を取られていた俺の胸板に、身を乗り出した彼女のセーター越しの柔らかな膨らみが、押し潰されるようにムギュッと密着した。
「んんっ……!」
下半身ではこたつの熱と絡みつく素足の生々しい感触。上半身では、冷えた部屋の空気の中で押し付けられる圧倒的な柔らかさと、服越しに伝わる彼女の体温。
誰にも見えないこたつ布団の下の秘密と、逃げ場のない密着の挟み撃ちに遭い、俺の理性はこたつの熱気とともに完全に溶け出していくのだった。
【次回予告】
会長とのこたつでの密着から数日後。
本格的な冬の寒さが到来したある朝、いつもなら起こしに来るはずの幼馴染の結衣が姿を見せない。
心配になって隣の家を訪ねると、結衣は熱を出して寝込んでしまっていた!
「ん……湊……?」
遮光カーテンが引かれた薄暗い部屋。熱でうなされる結衣が着ていたのは、汗で肌にぴったりと張り付いた薄手の前開きパジャマ。
乱れた襟元から覗く素肌と、苦しげな呼吸のたびに大きく上下する柔らかな起伏。
汗を拭おうと近づいた湊の腕を、普段は元気な結衣が、熱に浮かされた潤んだ瞳で見つめながら強く引き寄せる!
「……行かないで。今日は……ずっと、私だけを見てて……」
バランスを崩し、ベッドの上へと引きずり込まれる湊。
胸にのしかかる、薄い布地越しでもはっきりと伝わる高熱の体温と、とろけるような重み。
シャンプーと汗の混じった甘い匂い、普段絶対に言わないような甘えた本音。逃げ場のないベッドの上での無防備な密着が、湊の理性を容赦なく溶かしていく!
次回、第70話『冬の看病。熱を帯びた幼なじみとパジャマの奥の素顔』
明日も理性の崩壊をお楽しみに!




