第56話:体育祭の用具室。チア後輩の無防備な脇と降ってくる果実
新学期が始まり、学園は目前に迫った体育祭の準備で活気づいていた。
放課後、俺は体育委員の雑務として、古い体育館の裏にある薄暗い用具室へと足を運んでいた。
「せんぱーい! 私も手伝いますよー!」
背後からパタパタと足音を立ててついてきたのは、応援団のチアリーディングに参加している後輩、七瀬くるみだった。
彼女はまだ練習着のままで、身体にぴったりとフィットしたノースリーブのシャツと、短いスパッツという非常に身軽(かつ目のやり場に困る)格好をしている。
「お前は練習に戻らなくていいのかよ。ここは埃っぽいから外で待ってろ」
「えー? せっかく手伝ってあげようと思ったのに。あ、ポンポンが入ってる段ボール、あの棚の上ですね! 私が取ります!」
言うが早いか、くるみは用具室の奥にあるスチール棚の前に立ち、ヒョイッと背伸びをした。
「んんっ……! もうちょっとで、届くのに……っ」
その瞬間、俺の視線は彼女の上半身に完全に釘付けになってしまった。
思い切り腕を上に伸ばしたことで、ノースリーブの脇口が大きく開き、普段は決して見ることのできない『無防備な脇』が露わになっていたのだ。チアの激しい練習の直後なのか、白く滑らかな肌にはうっすらと汗が光り、健康的で瑞々しい色気を放っている。
さらに、身体を反らせたことで薄手のシャツがピンと張り、彼女の引き締まった腹筋から肋骨にかけてのしなやかなラインがくっきりと浮き彫りになっていた。
直接的な接触はない。しかし、この「見えそうで見えない健康的なエロス」と、汗の入り混じった甘い制汗剤の香りが、俺の理性を静かに、しかし確実に揺さぶり始める。
「おい、くるみ、無理すんな。俺が取るから……」
「大丈夫です! もう指が引っかかり……あっ」
俺が止めに入ろうとした瞬間、背伸びの限界を超えたくるみの足がズルッと滑った。同時に棚の上の段ボールがバランスを崩し、彼女の頭上へと落ちてくる。
「危ないっ!」
俺は咄嗟に前に飛び出し、くるみの身体をかばうように抱き寄せた。
ドンッ! という鈍い音とともに、俺たちは埃っぽい用具室の床へと折り重なるようにして倒れ込んだ。
「うおっ……!」
背中を床に打ちつけた痛みに顔をしかめた俺だったが、次の瞬間、それ以上の『強烈な衝撃』が俺の胸を襲った。
「んっ……!」
脇と肋骨という視覚的な焦らしで限界まで高められていた俺の胸板に、くるみの『最大の爆弾』が、彼女の体重と落下の勢いを伴ってドスッと凄まじい質量で投下されたのだ。
薄い練習着の布地を隔てただけの、圧倒的な柔らかさ。小悪魔後輩の規格外の果実が、俺の胸の上でむにゅり、むにゅりと形を変え、逃げ場のない密着状態を作り出す。
「い、痛たた……あ、先輩! かばってくれたんですね!」
「お、おう……怪我はないか? だったら、早く退いて……っ」
俺の胸に完全に乗り上げているくるみは、退くどころか、自分の胸の感触が俺にダイレクトに伝わっていることを完全に理解した上で、悪戯っぽく微笑んだ。
「あはっ、先輩の下敷き、すっごく柔らかくて気持ちいいです……♡」
わざと俺の胸に体重を預け、至近距離で甘い吐息を吹きかけてくるくるみ。
用具室の古いマットの匂いと、健康的な汗の香り。
計算し尽くされた視覚的焦らしからの、容赦ない果実の物理攻撃の前に、俺の理性はチアのポンポンよりも派手に弾け飛んでいくのだった。
【次回予告】
体育祭の準備も大詰め。
放課後、クラスの出し物で使う大量の段ボールを運ぶため、湊は幼馴染の結衣と一緒に旧校舎の階段を上っていた。
前を歩く結衣は、なぜか普段よりも丈の短いスカートを穿いていて……。
「湊、重くない? もうちょっとだから頑張ってね!」
上の段から振り返る結衣。しかし、秋の涼しい風が窓から吹き込んだ瞬間、ふわりと舞い上がったスカートの奥に、湊は見てはいけない『淡いピンク色の秘密』と、それに食い込む柔らかい曲線をハッキリと目撃してしまう!
「っ……! ゆ、結衣、前向いてろ!」
「え? わっ……きゃあっ!?」
パンティの視覚的破壊力に気を取られた一瞬の隙に、階段を踏み外す結衣!
落ちてくる幼馴染を受け止めた湊の顔面に、規格外の双丘がクッションとなって激突する!
次回、第57話『旧校舎の階段。スカートの奥の秘密と顔面に降る果実』
明日も理性の崩壊をお楽しみに!




