第51話:夏の海辺とゲリラ豪雨。筋トレ女子大生と極小スポーツブラの密室
夏休みを目前に控えた週末。俺はなぜか、ジムのトレーナーである獅子堂響さんに連れ出され、海辺のコースをランニングしていた。
「ほらほら新人くん、ペース落ちてるよ! 基礎体力をつけるには海風を感じながら走るのが一番なんだから!」
スポーティな短パンに極小のスポーツブラという、目のやり場に困る格好の響さんは、太陽のような笑顔で並走してくる。
だが、そんな健康的な特訓は、突如として空を覆った黒雲によって中断された。
ポツッ、ポツポツ……ザーーーッ!
「うわっ、ゲリラ豪雨!? 新人くん、あそこの小屋に避難しよ!」
俺たちは慌ててコース脇にあった古い用具小屋へと飛び込んだ。
「ふぅー、間一髪……ってわけでもないか。びしょ濡れになっちゃったね」
バタンと扉を閉めた小屋の中は、外の嵐の音を遮るように薄暗く、そして息が詰まるほど狭かった。清掃用具やマリンスポーツの備品が積まれており、俺と響さんが立つだけでギリギリのスペースしかない。
「新人くん、風邪引くからとりあえずシャツ絞りなよ。私もちょっと拭こっと」
響さんは狭い空間で躊躇いもなく身体を揺らし、手で濡れた髪や腕の水分を払い始めた。
その瞬間、俺の視線は完全に釘付けになってしまった。
雨に濡れた極小のスポーツブラは、彼女の肌にぴったりと張り付き、ただでさえ規格外の双丘をこれでもかと強調している。水分のせいで薄い布地が肌に吸い付き、鍛え抜かれたしなやかな腹筋とのコントラストが、暴力的なまでの色気を放っていたのだ。
「っ……響さん、狭いからあんまり動か……」
「んー? あ、ごめん。ちょっと足元が……わっ!」
足元に転がっていた浮き輪につまずいた響さんが、体勢を崩して俺の方へ倒れ込んできた。
ドンッ!
「うおっ!?」
逃げ場のない小屋の中で、俺は彼女を正面から受け止める形になる。
次の瞬間、濡れて冷たくなったスポーツブラ越しに、とろけるような極上の果実が俺の胸板にムギュウゥッと凄まじい勢いで押し付けられた。
「あはは、ごめんごめん! ぶつかっちゃった。……あれ? 新人くん、すっごく心臓ドキドキしてない?」
響さんは俺から離れようとせず、俺の胸にぴったりと密着したまま上目遣いで覗き込んでくる。
健康的なアスリートの身体からは想像もつかない、圧倒的な柔らかさ。彼女が呼吸をするたびに、濡れた布地が擦れ、俺の胸に生々しい摩擦と熱い体温をダイレクトに伝えてくる。
雨の匂いと、響さんの汗と爽やかな制汗剤の香りが、狭い密室に充満していく。
「ひ、響さん……当たってるから……っ」
「え? どこが? あー……もしかして、私の胸?」
わざとなのか天然なのか、響さんは俺の胸にさらに体重を預け、至近距離で悪戯っぽく微笑んだ。
外で吹き荒れるゲリラ豪雨の音すらかき消すほど、俺の心臓は警鐘を鳴らし続けている。
海辺の用具小屋という逃げ場のない密室で、筋トレ女子大生の健康的なお色気と極上の柔らかさに完全に退路を断たれ、俺の理性は夏の嵐とともに完全に吹き飛ばされようとしていた。
【次回予告】
ゲリラ豪雨の密室から生還し、いよいよ夏休み本番!
ヒロインたち全員と海へ遊びに行くことになった湊だったが、なぜか生徒会長・氷室凛音の専属日焼け止め係に任命されてしまう!
「天道くん、背中……それから、もう少し前の方もお願いできるかしら?」
パラソルの陰で繰り広げられる、生徒会長の嗜虐的なサンオイル指導!
周囲の目を盗んで、滑る素肌と逃げられない砂浜の罠が湊を襲う!
次回、第52話『真夏のビーチ。生徒会長の嗜虐的な日焼け止め指導』
明日も理性の崩壊をお楽しみに!




