表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/34

第3話:生徒会長の隠された素顔

第3話:生徒会長の隠された素顔

昼休み。俺は生徒会室に呼び出されていた。

用件は山積みになった書類整理の手伝いなのだが、相手が相手だけに、室内にはピンと張り詰めた緊張感が漂っている。

学園の高嶺の花であり、誰もが恐れる冷徹な生徒会長、氷室凛音ひむろ りんね

彼女と二人きりの密室空間というだけで、胃が痛くなりそうだ。

「天道くん。そこの棚の一番上にある青いファイルを取ってくれるかしら」

「あ、はい」

俺が立ち上がろうとした時、凛音の方がわずかに早く動いた。

「ごめんなさい。私の方からの方が近いわね」

そう言って、彼女が背伸びをして高い棚へ手を伸ばした瞬間。俺の視線は完全に釘付けになった。

凛音のタイトなスカートの裾が限界まで引き上がり、そこから雪のように白く滑らかな太ももが露わになっていたのだ。

しかも、ただの素肌ではない。

見えそうで見えない奥の絶対領域で、黒いレースのガーターベルトが、白い肌に艶かしく食い込んでいるのがはっきりと見えた。

(せ、生徒会長が、ガーターベルト……!?)

厳格で真面目な彼女からは想像もつかない大人びた下着に、俺の心拍数は一気に跳ね上がる。

「どうかしたの? 私の顔に何かついているかしら」

「い、いえっ! 何でもないです!」

ファイルを取って振り返った凛音から、俺は慌てて目を逸らした。

しかし、彼女は自席には戻らず、コツ、カツ、とヒールの音を響かせて俺のそばまで歩いてきた。

「……嘘ね」

ふわり、と上品なローズの香りが鼻腔をくすぐる。

凛音は俺の机に両手をつき、下から俺を覗き込むように、グッと身を乗り出してきた。

その体勢のせいで、ブラウスの胸元が大きくたわんでいる。

ボタンの隙間から、重力に逆らう形の良い双丘の深い谷間と、ガーターベルトとお揃いであろう黒いレースのブラジャーが影を作っているのが丸見えだった。

「あなたがどこを見ていたか、私が気付かないとでも思った?」

凛音のひんやりとした冷たい指先が、俺の首筋をすうっと撫で下ろす。

ビクッと肩を揺らす俺を見て、普段の冷徹な顔からは想像もつかない、酷く妖艶で挑発的な微笑みが彼女の唇に浮かんだ。

「素直で可愛い反応ね。……そんなに気になるなら、もっと隅々まで見ていいのよ?」

耳元で囁かれる甘く危険な吐息に、俺の理性はついに音を立てて軋み始めたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ