第22話:お風呂上がりの義妹と、バスタオル一枚の無防備すぎる夜
夜。両親の再婚により、俺に新しく『妹』ができてから数ヶ月が経った。
天道かのん(てんどう かのん)。外では清楚で大人しい美少女として通っている彼女だが、家の中、とりわけ俺と二人きりの空間になると、その本性を完全に露わにする。
今日は両親が揃って出張で家を空けており、家の中には俺とかのんの二人きりだった。
「ふぃー……さっぱりしたぁ」
俺が歯を磨こうと洗面所のドアを開けた瞬間、浴室のドアが開き、もうもうとした湯気とともに、かのんが姿を現した。
「お、おい! かのん!」
俺は慌てて視線を逸らそうとしたが、時すでに遅し。その破壊力抜群の姿をしっかりと視界に捉えてしまっていた。
火照って桜色に染まった素肌。濡れた髪から滴る水滴。そして何より問題なのは、彼女が身にまとっているのが、胸元で辛うじて結ばれたバスタオルたった一枚だということだ。
しかも、かのんは自身の小柄な体型からは想像もつかないほど、発育の良い立派な双丘を持っている。バスタオルの結び目はその暴力的な質量に押し出されるようにして前方に突き出し、今にも布の摩擦が限界を迎えてほどけてしまいそうだった。
「あ、お兄ちゃん。これからお風呂?」
普通の年頃の妹なら、裸同然の姿を兄に見られれば悲鳴を上げて隠れるところだろう。しかし、俺に完全にベタ惚れで、家の中では野生を失っているかのんは、全く恥じらう素振りを見せない。
それどころか、満面の笑みを浮かべて、濡れた身体のまま俺の方へとトテトテと近づいてきたのだ。
「ちょっ、お前、せめてパジャマ着てから出てこいっていつも……っ!」
「んふふー、だってぇ……お風呂上がりで暑かったんだもん。それに、お兄ちゃんなら見られても減るもんじゃないし」
言うが早いか、かのんは俺の胸元にドンッと遠慮なく飛び込んできた。
「うおっ!?」
「えへへ、お兄ちゃんの服、冷たくて気持ちいい……」
俺のTシャツに、お風呂上がりの熱気と水滴がじわじわと染み込んでいく。
そして、薄いバスタオル一枚越しにダイレクトに伝わってくる、尋常ではない柔らかさと圧倒的な弾力。
彼女が俺の胸に甘えるように頬をすり寄せるたびに、タオルの中の果実がむにゅり、むにゅりと形を変え、俺の胸板に生々しい摩擦を生み出すのだ。ボディソープの甘い香りと、女の子特有の温かい体臭が混ざり合い、風呂上がりの熱気とともに俺の理性を激しく揺さぶってくる。
「こら、かのん! 離れろ、服が濡れるだろ!」
「やだぁ。……あ、あれ? なんだか急にフラフラしてきたかも……のぼせちゃったのかなぁ……?」
わざとらしくふらつく演技をしたかのんは、俺の首に両腕を回し、さらに全身の体重を預けてきた。
その瞬間、ただでさえ危うかったバスタオルの結び目が、ズルリと数センチ下にずり落ちた。
「あっ……」
隠されていた魅惑的な深い谷間が大きく露わになり、柔らかな膨らみの上半分が、布の拘束から完全に解放されてしまう。あわや重大な放送事故に発展する寸前の、限界ギリギリのラインだ。
「お、おい! タオル落ちるぞ! 早く直せ!」
「えー? 手に力入らないよぉ。ねえお兄ちゃん、結び直して?」
上目遣いで俺を見上げてくるかのんの瞳は、お風呂の熱気のせいだけではない、妖しく危険な熱を帯びて潤んでいた。
首に回された彼女の腕のせいで、胸元の極上の柔らかさがさらに強く俺に押し付けられる。
「それとも……このままタオル、落ちちゃった方が、お兄ちゃんは嬉しい……?」
耳元で囁かれる、甘く濡れた小悪魔の誘惑。
義理の妹という禁断の背徳感と、バスタオル一枚という究極の無防備状態。逃げ場のない洗面所で、俺の下半身は完全に制御不能のレッドゾーンへと突入しようとしていた。




